鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行9

2009年01月07日 | ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行
ナン・マドール遺跡。

玄武岩と珊瑚で作られたこの大きな海上都市跡は、ポンペイの聖地。

12世紀頃に建設され、シャーウテール王朝の中心地だといわれているけど、

いろんなことが謎に包まれたままの神秘的な場所なのです。

陸続きではないので、海から狭い水路を通って中に入ります。



まわりは水深が浅いので、満潮時しかボートが入れないそうです。














今はとても静かなこの場所も、
何百年も前にはたくさんの人々が行き交う活気ある場所だったのでしょうか。

この大きな木は、
この場所の歴史をずっと見守ってきたのかもしれません。







ホテルに帰ってくると、いつもなかよしの犬の夫婦がのんびり、まったり休息中。





一応ホテルで飼われてる犬みたいだけど、鎖につながれることもないし、
毎日2匹寄り添いながら自由に生きてはる。(ように見える)

実際はどうかわからないけど、2匹ともとても穏やかな表情をしており、
私の目にはなんのストレスもなくシアワセそのものに見える。

少々犬恐怖症気味の私にも甘えてくれてかわいかった★

2匹ともおとなしくて吠えたり噛んだりしないけど、左側のおとこのこはヤモリやトカゲには噛みつくらしい。。。






さいごの夕食はモチロン!マングローブ蟹の石焼!



これほんま美味しかった!これ食べるためだけにまたポンペイに行ってもいいくらいやわ!

この夜、ここのレストランで働く日本人男性の娘さん(パラオ人の奥さんとのハーフだそうで、とても綺麗な女性でした)が

ショータイムでダンスを披露してくれました。

フラダンスみたいな踊りなんやけど、腰の動きが独特で素敵でした。





つづく・・・


神戸花鳥園

2009年01月06日 | よその鳥さん
4日、母と姪っこモモちゃんと3人で神戸花鳥園に行ってきました。

まだお正月休みということもあってか、
すごい人が多かったので満喫とまではいかなかったけど・・・

行くたびに一緒に写真を撮ってる
アフリカワシミミズクの嵐ちゃんのふわふわの背中をナデナデした瞬間に
あーやっぱり来てよかった☆と思いました。






眠る姿もめっちゃかわいい。ふわふわもこもこ。





ビー玉っみたいな目玉はチーターみたい。

動きもなんか猫に近い気が・・・





並んで就寝。たまらんかわいさ。





白鳥さんはダンスしてました。





カメラ目線。







睡蓮も綺麗です。







おみやげには一部マニアの間で話題の
変身上手な南アフリカオオコノハズクのストラップ!




今度はもうちょっとすいてるときに行って、
もっとふれあいしたいな☆




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ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行8

2009年01月06日 | ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行
1/20

丸一日フリーの本日はナンマドール遺跡を訪ねるツアーに参加しました。

まずはじめに立ち寄ったのは小さな無人島。






波打ち際ではマングローブが成長中






綺麗なヤドカリさんもいました。





ここはとっても珊瑚が綺麗でした。





デバスズメダイとミスジリュウキュウスズメダイの幼魚





辺り一面の枝珊瑚





ダスキーアネモネフィッシュの幼魚。すごくかわいかったよ





島に上陸し、森の中を歩いてケプロイの滝に行きました。

雨がポツポツと降り始めましたが、さっき海で泳いですでに濡れているので、気にもせず歩いて行く。

滝までの道のりは、こんなに素敵な緑とお花に囲まれた川沿いの道!!



普段私が愛用しているアロマオイルの香りが、歩きながらにして楽しめるんです。

もうほんとに歩いてるだけで、ヒーリング効果抜群なのに、目的地が滝だなんて素敵すぎます!


かわいいお花がいっぱいです!














10分くらい歩くとケプロイの滝が現れました!




高さは15mくらいの玄武岩の岩肌に、激しい飛沫をあげて落ちる水。

降水量が多いポンペイだけあって、水量がとても多い。

水が流れ落ちる音ってすごく心地よくて、涼しげです。



せっかくなので、滝に打たれてみました。



想像以上の水圧、殴られたみたいな衝撃で、とても立っていられない!

飛沫で目が開けられない!

でも膝をついて滝に打たれてると、超強力な打たせ湯みたいで

気持ちよかったよ!




ランチタイムはまた別の無人島に上陸。



雨もあがって、天国のような風景が目の前に広がっていました。





こんなに綺麗な海を眺めながら、真っ白な砂浜で食べるお弁当は最高!

バナナの皮に包まれたお弁当。




味はオキナワのスパムおにぎりみたいな感じかな。





ヤシの実が芽を出してます




ヤシガニもいたよ





つづく・・・



ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行7

2009年01月06日 | ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行
1/19

ダイビング1本目-ポイント名: パルキル


今日でダイビングは終了。

朝から冗談みたいな雨が降っている。

ポイントに到着すると、船はグラグラ揺れてます。

海の中も結構濁ってて、流れもありました。

ハギの種類はあんまりよくわからんけど、このコはたぶんヒレナガハギ。





いつも仲良くペアで泳ぐマジリアイゴ





表情がなんともかわいいホシカザリハゼ







ダイビング2本目-ポイント名:マンタロード

船でポイント移動中もすごい雨で、ブツブツ打たれまくって痛かった・・・

本来なら1本目と2本目の間の水面休息時間に船上でお弁当を食べるのだけれども、

あまりにも雨がひどいので、とりあえず潜ってホテルに帰ってからお弁当を食べることに。

ポンペイ島でのさいごのダイビングは、やっぱりマンタで〆ようとマンタロードで潜りました。

船の上からすでに2枚のマンタがクルクルまわっているのが見えてます。

エントリーすると、お食事中のマンタが目の前に!迫力満点でした!








しばらくするとグルクンの群れがいっぱい集まってきて、マンタに飲み込まれやしないかと心配してしまった。




着底してからも私たちのダイビング船の下でクルクルまわり続けるマンタの様子を眺めてたんだけど、

すんごい潮で必死でつかまってないと流される・・・

浮上してからもわずか数メートル先の船の係留ロープまで、どんなにフィンキックしても全然進めずに必死こいてたら

ガイドのマリオさんが自らの足を差し出してくれました。
マリオさんのフィンにつかまり、ようやくエキジットできたのでした。

マリオさんどうもありがとう。








つづく・・・

ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行6

2009年01月06日 | ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行
ダイビング2本目-ポイント名: パルキル ランデブー


エントリーすると、真下にホワイトチップシャークがいました。





珊瑚がとても綺麗です










透明度は30mオーバーです。




水がないみたいに見える。






ガイドのマリオさんが何かを見つけたらしく、
指差しながらぐんぐん泳いで行く。

私も一生懸命ついて行くけど、その先になにがいるのかまったくわからん。

マリオさんが見つけたのは、水深35m付近にいたヘルフリッチのペアでした。








ペアでいるところははじめて見ました。

・・・にしてもこの小さなハゼをマリオさんは相当遠くから見つけてたみたい。

さすが水中視力5.0といわれてるだけある!





オレンジフィン・アネモネフィッシュは
ふわふわイソギンチャクのベッドで気持ちよさそう。







さいごには大きなネズミフグが現れました。



何度も何度も振り返りながら遠くへ泳いで行きました。



この表情。最高にカワイイ☆



思いっきり雨が降ったあとは、思いっきり晴れる!
というのがポンペイのお天気。

満ち溢れる水分と光のおかげで、

お花も緑もとっても活き活きしています。












つづく・・・




ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行5

2009年01月06日 | ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行
1/18

本日もまた雨でございます。
さすがは年間降水量世界2位といわれるポンペイ。よう降ります。

 ダイビング1本目-ポイント名: マンタロード

再びマンタに挑戦。

本日のメインガイドは水中視力5,0といううわさのマリオさん。今日も素肌にBC着用。元気だなぁ。

マンタ探しはマリオさんにお任せし、その間他のお魚さんたちの撮影練習に励む。

でもやっぱり魚さんたちはスイスイ泳いでいる上、自分も浮いてる状態で撮影ってムツカシイ!


トゲチョウチョウウオ





セグロチョウチョウウオ





ヒメダテハゼとテッポウエビの2ショット。




ハゼはエビが掘った巣穴でエビと一緒に住んでいます。

外敵が来ると、尻尾を振ってエビに危険を知らせます。

そうやって仲良く共生しながら生きてるんです。




ヤマブキハゼ






ヒレフリサンカクハゼ





マンタはなかなか現れないけど、
マリオさんはその間にもイソマグロやホワイトチップシャークなどを見つけて教えてくれました。


イソマグロ






しばらくするとついにマンタが登場!

私と同じ水深くらいのところを2回通りすぎていったけど、そのまま帰ってこなかった。








1本目が終わり船にあがってきたら、船長が海の中を指差している。

なんやろ?と思って見てみると、マンタが2枚グルグル宙返りしまくっている!

うわぁーすげぇー!と大急ぎで3点セットを身に着け、海に入る。マンタスイムです!

2枚のマンタが大きな口を開けて、私の目の前でグルグルグル!!



マンタの体の中までまる見えです!!





大興奮し、前なんか全然見ずにマンタばかり見ながら泳いでいたら船に激突した!!おデコを思いっきり打つ・・・

一瞬何が起こったかわからんかったが、すぐに激痛が・・・たんこぶ+軽く出血・・・!

が、しかし、目の前にマンタがいるのに痛いなんて言うてられへん。

そのまま船の下をくぐりぬけ、すぐにまたマンタと一緒に泳ぎはじめました。

マンタのほうはお食事に夢中のようで、私が船にぶつかろうが、一緒に泳ごうが、まったく気にする様子もありませんでした!












つづく・・・





ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行4

2009年01月06日 | ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行
ダイビング2本目-ポイント名: タワーク

ここにもオレンジフィン・アネモネフィッシュがいっぱい。








ホホスジタルミの幼魚から成魚になりかけのコ。



幼魚模様だけど体はもうかなり大きくなってました。

奥のほうに写っているのが成魚なんだけど、わかるかなぁ?

完全なオトナになると全然違う模様になるよ。

金色の目がポイント。




水深28m付近にクダゴンベが!!
はじめて見ました!ほんもののクダゴンベ!やったー!




といっても、はじめはウミウチワと一体化してる上に動き回るので、全然どこにおるかわからん!

でもだんだん目が慣れてくると、サササーッと移動されてもすぐに見つけられるようになった。

かわいいねー。長い口がかわいい。模様もかわいい。動きもかわいい。

簡単に会える魚じゃないので、
とにかくピントだけは合わせようと真剣になってシャッターを半押しするけど、その間にどっか行っちゃうんだよねー・・・


時間がたつことも忘れ、夢中で撮影。



ついでにここが水深28mだということもきれいに忘れてた・・・

あやうく減圧出しそうになって、あわてて退散。

バイバイ!クダゴンベ。

また会いたいな。




ガイドのマリオさんはなにか珍しい生物を見つけると、すごーくうれしそうに教えてくれます。
このウミウシもとびきりの笑顔で手招きして教えてくれました。





ドクウツボ




かわいく見えるオレンジフィン・アネモネフィッシュも、
近くで見るとギザギザの歯が結構イカつかったりします。







クロユリハゼはシックな色合いが大人げな雰囲気。



きれいです。




昨日の夕食時、他のお客さんが食べてるのを見たときから、明日の晩御飯はあのカニを食べる!と決めてました。
というわけで、本日の夕食もホテルのレストランにて、マングローブ蟹の石焼を食べました!!








ほとんど味つけもされてないみたいだけど、ほどよく塩味がきいてて何もつけないで食べてもめちゃくちゃウマイ!!

身がぎっしりつまっててたべごたえあります。食べにくいところは用意されたハンマーで思いっきり叩き割って食べます。

それにしてもでっかいハサミ!




ハサミ部分はまるで歯が生えてるみたい。こんなんで挟まれたら指がちょん切れるよね・・・


私の顔くらいある蟹の甲羅。



スープ、パン、サラダもついて2ポンドのマングローブ蟹の石焼がセットで20$。決して高くはないと思います。


デザートはサワーサップのシャーベット。






つづく・・・


ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行3

2009年01月06日 | ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行
1/17

ゆうべは一晩中雨と風。

茅葺き屋根の部屋では雨の音が非常に大きい。

ガラスのない窓の部屋では風の音が非常に大きい。

で、何回も夜中に目がさめてしまった。少々寝不足。
自然と一体化したホテルに滞在するというのは大変なことなのだ。

朝も雨だけど、今日もやっぱり鳥さんたちの鳴き声で目覚めたよ。

ダイビングボートが港を出てからも、雨、雨、雨。

この広~い空がすべて雲で覆い尽くされている・・・


ダイビング -1本目- ポイント名:パーラン

潜るときは日本人のガイドさんと、現地のガイドさんが一緒に潜ってくれる。

現地のガイド、マリオさんは素肌にBC着用。

いくら水温28度いうてもそれでは寒かろう・・・と思ってしまうが、

当の本人は寒さなんてまったく感じていないようで、

水中とは思えないほどはっきりと

無邪気なはなうたを歌っているのが聞こえてきてました。








幼いオレンジフィン・アネモネフィッシュ。
めっちゃかわいい。





水深18m付近にアオマスクが数匹いました!



日本の海にはいない上、深場に生息することが多く、

なかなか見れない魚だけど、ここでは簡単に見れちゃいました!

見たかったんです!アオマスク!うれしい!!

ほんまに顔が青い。

自分が想像していたより大きかったです。



崖の中腹の小さく開けた砂地には
ニチリンダテハゼがいました。



日輪模様の背鰭を立てたり、下げたり。

かわいいです。




そのあとも1mくらいあるでっかいカンムリブダイ、
グルクン、ツムブリ、その他いろんな回遊魚なんかもいっぱい!!


気がつくとグレイリーフシャーク(オグロメジロザメ)も大・中・小いっぱい。





写真はなかなかうまく撮れなかったけど・・・

鮫も大好きな私のテンションは↑↑↑かっこいいなー鮫!見とれちゃいました。





鮫がアタックをかけると小さな魚たちがバーッと散ってゆく。食物連鎖を目の当たり。




ブラックフィン・バラクーダもたくさんいました!






さいごはホソカマスと並んで泳いで帰ってきました。







つづく・・・

ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行2

2009年01月06日 | ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行
2本潜り終えてホテルの部屋へ帰る。
窓ガラスがなく、網だけが張られている窓からは、

生い茂る木々と海が一望!



素敵でしょ?

テレビも冷蔵庫もエアコンもなく、

雨が降ると屋根の茅が落ちてきたり、

虫さんたちともオトモダチ状態だけど、快適!

たまにはこういう生活が、普段町中で暮らす人間には必要なのだ!








お部屋の前には犬の夫婦がお昼寝中。




とても仲良しでいつも一緒に、

そのときいちばん快適に過ごせる場所へ移動してくつろいでるみたいです。

お部屋のまわりもいろんな木や葉っぱ、お花がいっぱい。


これが私の部屋






ちょっと離れちゃうと、緑に埋もれて部屋の場所がわからんようになるほど!








雨もあがり、太陽が元気に顔を出してくれたので、部屋のまわりをちょこっとお散歩。
太陽が降りそそぎ、空は青く、緑は活き活き、キレイな色したお花もいっぱい、そして暑い!シアワセ!

まわりのなにを見ても美しくて、今ここにいられることに、この上ないシアワセがこみあげてくる!






























まわりになにもない山の中にあるビレッジホテル。
必然的に食事もホテルのレストランで。

ここビレッジホテルのレストランは、味、値段、ロケーションなどを含め〝めちゃめちゃイケテル!〟という評判!

屋根はあるけれど、壁がほとんどなくて、外みたいなもんです。もちろん海もジャングルも見えます!

本日はガイドブックなどでもオススメだった、ポンペイの特産品でもある胡椒、ポンペイペッパーソースのステーキをいただきました。

ディナーにはもれなく、スープ、パンまたはライス、サラダ、ポテトもついて$18、95でした。

結構ボリュームもありましたが、私はさらに本日のおすすめデザート、ピーチのトルテ(?)もきれいにたいらげました!

おいしかった!!!















部屋の壁にはヤモリ?が、数匹へばりついてました。つぶらな瞳がなかなかカワイイ。





お部屋の中からもお月さまが見えてます。




つづく・・・






ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行1

2009年01月06日 | ミクロネシア・ポンペイ島ダイビング旅行
2006年1月15日から22日まで ミクロネシアのポンペイ島に行ってきました!

年間降水量世界2位といわれる雨に育まれた豊かな緑と、マングローブに囲まれたのどかな島でした。

ブラックマンタにも会ってきたよ!












1/15
ミクロネシア連邦ポンペイまでは、日本→グアム乗り継ぎが必要なんだけど、

グアム⇔ポンペイ間はコンチネンタル・ミクロネシア便しか飛んでない。

関空⇔グアム間はコンチ便がなく、関空から出国するより、

名古屋からコンチ便で乗り継ぐほうが随分安くつくらしく、今回は名古屋発だ。

朝5時すぎ、朝というよりは、あたりは真っ暗なまだ夜の気配のうちに家を出る。

最寄駅からは、まあるいお月さまがきれいに見えた。

午前9時半までに名古屋国際空港に到着するために、逆算し、

ここからは西村京太郎サスペンスばり分刻みの、計算しまくったスケジュールで移動。

私鉄2本、新幹線のぞみ、バスを乗り継ぎ、

なんとか無事、計算通りに名古屋国際空港セントレアに到着。






名古屋→グアム。

グアムで乗り継ぎ、

グアム→チューク→ポンペイ。

ポンペイに到着したのは日付の変わった16日の夜中。

眠くてボーッとしたまま、迎えの車に乗り込み、ホテルまで。

島は夜の闇に包み込まれ、真っ暗だったけど、海や橋があるのはぼんやり見えてた。

しばらく山を上っていったところに、今回宿泊するビレッジホテルがありました。

真夜中すぎなので、オフィスも真っ暗。

車で迎えにきてくれたスタッフが、そのまま部屋まで案内してくれる。

部屋はにこいちのコテージタイプ。

入ってびっくりしたのは、部屋の窓にガラスがなかったこと!

網戸しかないねん。

ベットはウォーターベット!!なんともいえぬ寝心地のよさ!

のどがカラカラだったので、ミネラルウォーターを探す(ポンペイでは水道水は飲めません)が、

部屋にはミネラルウォーターがなく、オフィスもすでに閉まってたし、
日本から持ってきたお茶のわずかな残りで明日の朝まで生きのびなければ・・・

めちゃくちゃ水分補給するタイプの人間なので、それこそ無人島に残されたみたいな気分。

ほんま水って大事よね。まぁ、ほんまに死にそうな程のど渇いたら水道水飲めるだけマシやな。

このビレッジホテルは、日常を忘れて自然とともにのんびり過ごす、というのがコンセプトみたいで、

部屋にはテレビも冷蔵庫もエアコンも電話もないのです。

約20時間の移動時間を費やし、ようやくたどり着いたポンペイ島。

とても疲れたし、めちゃくちゃ眠いけど、やっぱりうれしい。

明日からのダイビングも少しばかり不安と緊張があるけど、やっぱり楽しみ!



1/16

朝は鳥の鳴き声と木々が風にそよぐ音で目覚め。

目がさめたと同時に窓ガラスもカーテンもない窓から海が一望。スバラシイ!

だけど・・・雨が降っているぞ。

茅葺き屋根なので、雨が降ると茅がいっぱい落ちてくる。

ダイビングに出発するときには、まさにザーザー降りで、海に入る前からすでにビショビショ。

まぁ、どうせぬれるのですからよいことにしよう。


-1本目- マンタロード

しょっぱなからマンタが見れるポイント、マンタロードです!

いつものように左の耳がなかなか抜けません・・・必死になって耳抜きして歯を食いしばっていたんでしょうか?

海底につく頃に、レギュのマウスピースを噛みちぎってしまった・・・!!

えらいもんで、マウスピースというのは一部が欠けただけで、とてもくわえにくくなるものなのですね・・・

油断すると口からレギュがはずれそうになる・・・

焦る私。耳はなかなか抜けない、マウスピースはちぎれる、こんなときに限ってやたらマスクに水が入ってくるわ、で、

冷静に考えれば、オクトパスをくわえればいいのに、そこまで気がまわらず、

ずっとくわえにくいままの、ちぎれたマウスピースをくわえ海水をたくさん飲んでいた。あほです。

海水をゴクゴク飲みつつ、海底でマンタ待ちをしていると、来ました!マンタ!

2枚のマンタが行ったり来たり、クルクル宙返りしながらお食事です。

でもマンタがお食事に来るようなところなので、

プランクトンが多い〓透明度が悪い(透明度はせいぜい10mくらいだった)ワケで、写真が撮るに撮れない・・・

私はさっきからこのプランクトン豊富な海水をゴクゴク飲みまくっている、ということは、
マンタと同じものを食べてるということか。

よく見ると1枚はブラックマンタ!!すごいぞ。ポンペイ1本目にしてもう会えたのだ。はるばるポンペイまで来た甲斐あり。

さいごはわたしたちが中層を泳いでいると、ブラックマンタさまが横を通りすぎていきました!

ろくな写真が撮れなかったけれど、夢にまで見たブラックにホントに会えちゃった!またひとつ夢が叶ったよ!










本日私たちと一緒に潜ったおじさまは、会社を退職したあと、自分のヨットで世界中航海し、ダイビングを楽しんでおられるという。
なんて素敵な余生なのでしょうか。

その方のお話によると、2年前にここポンペイで潜ったときに、体長3mくらいのこどものジンベエザメに会ったんだって!

うらやましい!ミニサイズのジンベエは大きなジンベエに会うより難しく、かなり貴重な経験だと思う。私も見たい!

お昼ごはんはボートの上でお弁当。海の上でのお弁当はいつ食べてもおいしいね。




-2本目- パルキル

休憩中にガイドさんが、ちぎれたマウスピースを新しいものに付け替えてくれた。

でもその新たに装着されたマウスピースは、ボートに積み込んである救急箱の中に長期にわたり保管されていたものらしく、

くわえるともれなく正露丸の味と香りでいっぱいになる。

海水をのまずにすんで非常にありがたいが、潜ってるあいだじゅうずっと正露丸を噛んでいるようだった。

だけどここは透明度もよくて正露丸の苦痛をのぞけば、とても気持ちよかった。

すごいでっかい魚がいたので一瞬ナポレオンかと思ったけど、カンムリブダイだった。

大きな体に似合わず、シャイなようで全然近付けませんでした。

砂地にはホワイトチップ。オレンジフィン・アネモネフィッシュやハナビラクマノミ、
その他いろんな魚がいて、珊瑚もきれいでした。










ダイビングが終わったころには雨もあがり、青い空と青い海。
南国らしい風景を見ることができました。




つづく・・・