今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

みをつくし料理帖

2013年10月17日 | 「本」のひきだし

ブクログより


みをつくしシリーズの文中に出てくる料理のレシピ本です。

毎回、毎回季節季節のおいしそうな料理が出てくるのです。
小説では、主人公の澪が作るのですが、作者の高田さんが試行錯誤して実際に作っておられたんですね。
材料はきゅうりや里芋や旬の魚など、どこででも手に入るものを、工夫して手を尽くして、毎回訪れる人をあっと驚かせるのです。

ネーミングにも凝っていて、「忍び瓜」とか「はてなの飯」だとかどんな料理だろうと想像を掻き立てられます。
本作では、写真も載っているのでなるほどなぁと納得のいく料理もあります。

レシピの合間、合間に作品の成り立ちや、作者の思い入れや、読者に対しての気持ちなど、高田さんの思いがつづられていて、シリーズのファンにとっては大変興味深いものです。

これはぜひ手元において、季節ごとにぱらぱらと眺めながら、作ってみたいです。
さしずめ今の時期、里芋の黒胡麻あんなど、おいしそ~



みをつくし料理帖 / 高田郁
★★★★☆







「フォックスフェイス」花材などに使います。畑になってるの初めて。



茄子科なんです。花は茄子っぽい。

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