愛宕山へ行ってまいりました。
ご存じ、火伏の神様が祭ってある神社があり「愛宕さん」と親しまれています。
愛宕講というのがありまして、毎年代表者をくじで決めて、当たった人は代参としてお参りすることになっています。
伊勢講の代参は皆さん喜んでお参りしますが、愛宕さんは・・・たいてい敬遠されて、家族内で擦り付け合いをする家もあるとか。
5・6年前に代参に当たったお家の人と、登りました。私は代参でもないのに。
今回も代参でもないけど行ってきました。
表参道から登ります。
ず~と石段が続く道は、ちょっと山を歩くようになった今でもやっぱりしんどい。結構追い抜かれます。マイペースで行きます。
最初の休憩小屋
展望もお花もない、会話に花も咲かない(いつものことながら・・・)
休憩所の横の変木。
ちょっと展望が開けましたが、あいにく今日はまたpmが。
道が大きく崩れて補修してありました。
わ~。ここが落語「愛宕山」に出てくるかわらけ投げの場所です。
大店の旦那さんが、芸者、舞妓、幇間を引き連れて、愛宕山へ野がけに出かけ、旦那さんがかわらけの代わりに小判を投げます。拾った者にやると言われ幇間の一八が崖の下へ拾いに降りて、また上がってくるという。噺のクライマックスの場所だというのです。
前に来た時にはまだ落語を聞いていなかったので気が付きませんでした。
志ん朝さん演じる旦那さんの「狼に食われてしまえ~~」というセリフがよみがえりますねぇ。
柚子の里に降りる分岐。
この石段を登りきると神社です。最後のこの階段がつらい。
到着。
お参りをして、≪火の要慎≫と書いたお札を買います。
いつもならやれやれと休憩をして、これで来た道を帰るところですが、今回は三角点に行き、周回することにしました。コースの途中にある、月輪寺というお寺にあるシャクナゲが素晴らしいそうです。
三角点は、神社の左側をぐるっと巻くように歩き、最後のきつい勾配を登るとありました。大変わかりにくいです。
素晴らしい展望のはず、です
スミレは結構咲いていました。
下山道で。子宝もみじ。木の下のほうにコブがあって、ちょうど赤ん坊を抱いているように見える。
こんなつつじのトンネルの道を行きます。
シャクナゲの大木が見えました。月輪寺に到着。
ちょっと盛りは過ぎていました。1週間前ぐらいが見ごろだったそうです。
明智光秀が植えたとされるシャクナゲで、光秀は三回このお寺を訪れていますが、引いたおみくじは三回とも凶、だったとか。
他に、法然上人と親鸞上人ゆかりの時雨桜という山桜の木があり、ちょうど葉桜の今頃、葉の先からしずくが滴り落ちるのだそうで、お二人の別離を惜しんだ涙、と言われているそうです。
手前のが時雨桜、よく見ると滴が見えました。
ぼ~と桜を見上げていると、横に来て丁寧に説明をしてくださったのでした。お寺の方かしら・・・
境内の前が土砂崩れでひどいことになっていて、ボランティアの方が何人も、お手伝いをされていましたが、こんな山の中資材ひとつ運ぶのも一苦労、大変なことです。
これ以降の道は、月輪寺の参道になっているらしく、きれいに整備され明るい開けた道です。
降りたところを川沿いに行くと、空也の滝があるらしいのですが、今回はパス、林道を帰ります。この林道が長かった、30分、いや40分くらい歩いたかも。まあ下りだったからよかったですが。
展望はpmに邪魔されましたが、落語の道を歩き、お参りも済ませ、帰路は初めての道できれいなシャクナゲも見られました。
春の野がけ気分、味わってきました。
平成26年5月3日(土)晴れ
愛宕山(京都)
清滝登山口(7:30)~愛宕山(924m)~愛宕山三角点(890)~月輪寺(つきのわでら)~清滝登山口(13:30)
ご存じ、火伏の神様が祭ってある神社があり「愛宕さん」と親しまれています。
愛宕講というのがありまして、毎年代表者をくじで決めて、当たった人は代参としてお参りすることになっています。
伊勢講の代参は皆さん喜んでお参りしますが、愛宕さんは・・・たいてい敬遠されて、家族内で擦り付け合いをする家もあるとか。
5・6年前に代参に当たったお家の人と、登りました。私は代参でもないのに。
今回も代参でもないけど行ってきました。
表参道から登ります。
ず~と石段が続く道は、ちょっと山を歩くようになった今でもやっぱりしんどい。結構追い抜かれます。マイペースで行きます。
最初の休憩小屋
展望もお花もない、会話に花も咲かない(いつものことながら・・・)
休憩所の横の変木。
ちょっと展望が開けましたが、あいにく今日はまたpmが。
道が大きく崩れて補修してありました。
わ~。ここが落語「愛宕山」に出てくるかわらけ投げの場所です。
大店の旦那さんが、芸者、舞妓、幇間を引き連れて、愛宕山へ野がけに出かけ、旦那さんがかわらけの代わりに小判を投げます。拾った者にやると言われ幇間の一八が崖の下へ拾いに降りて、また上がってくるという。噺のクライマックスの場所だというのです。
前に来た時にはまだ落語を聞いていなかったので気が付きませんでした。
志ん朝さん演じる旦那さんの「狼に食われてしまえ~~」というセリフがよみがえりますねぇ。
柚子の里に降りる分岐。
この石段を登りきると神社です。最後のこの階段がつらい。
到着。
お参りをして、≪火の要慎≫と書いたお札を買います。
いつもならやれやれと休憩をして、これで来た道を帰るところですが、今回は三角点に行き、周回することにしました。コースの途中にある、月輪寺というお寺にあるシャクナゲが素晴らしいそうです。
三角点は、神社の左側をぐるっと巻くように歩き、最後のきつい勾配を登るとありました。大変わかりにくいです。
素晴らしい展望のはず、です
スミレは結構咲いていました。
下山道で。子宝もみじ。木の下のほうにコブがあって、ちょうど赤ん坊を抱いているように見える。
こんなつつじのトンネルの道を行きます。
シャクナゲの大木が見えました。月輪寺に到着。
ちょっと盛りは過ぎていました。1週間前ぐらいが見ごろだったそうです。
明智光秀が植えたとされるシャクナゲで、光秀は三回このお寺を訪れていますが、引いたおみくじは三回とも凶、だったとか。
他に、法然上人と親鸞上人ゆかりの時雨桜という山桜の木があり、ちょうど葉桜の今頃、葉の先からしずくが滴り落ちるのだそうで、お二人の別離を惜しんだ涙、と言われているそうです。
手前のが時雨桜、よく見ると滴が見えました。
ぼ~と桜を見上げていると、横に来て丁寧に説明をしてくださったのでした。お寺の方かしら・・・
境内の前が土砂崩れでひどいことになっていて、ボランティアの方が何人も、お手伝いをされていましたが、こんな山の中資材ひとつ運ぶのも一苦労、大変なことです。
これ以降の道は、月輪寺の参道になっているらしく、きれいに整備され明るい開けた道です。
降りたところを川沿いに行くと、空也の滝があるらしいのですが、今回はパス、林道を帰ります。この林道が長かった、30分、いや40分くらい歩いたかも。まあ下りだったからよかったですが。
展望はpmに邪魔されましたが、落語の道を歩き、お参りも済ませ、帰路は初めての道できれいなシャクナゲも見られました。
春の野がけ気分、味わってきました。
平成26年5月3日(土)晴れ
愛宕山(京都)
清滝登山口(7:30)~愛宕山(924m)~愛宕山三角点(890)~月輪寺(つきのわでら)~清滝登山口(13:30)