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今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

秋たけなわ 天生湿原・籾糠山

2014年10月18日 | 「山」のひきだし
15日どこかへ行きませんか、とmayuさんに誘っていただきました。
どこかと言っても、遊園地やショッピングではありません、言うまでもなく山です。
この時期きれいな紅葉が見たいなぁ、というリクエストに答えていただき天生湿原・籾糠山へ行ってきました。
今年の春は、天候不良で中止になったし、あ~思えば2年越し念願の天生湿原です♪



白川郷I・Cを降りて360号線に入り、峠に向かう道から紅葉。期待が高まります。


協力金500円を払い歩き始めると、紅葉情報の看板が≪最高潮≫と。


最高潮!!


落ち葉をサクサク踏みしめて。


クマよけの一斗缶、鳴らしながら歩きます。

湿原地に来ました。もちろん今は何もありませんが対岸の紅葉も素晴らしいです。ちょっとガスがかかっています。



湿原と対岸の紅葉。


湿原の真ん中に建つ匠屋敷。



湿原を過ぎて、カラ谷分岐のカツラの巨木。

このあたりに来ると、カツラの葉っぱの甘い香りが一面漂っています。香りを吸い込んでお茶を飲んで、甘いお菓子を食べた気分?
ここから道は3通りに分かれます、まずは右のブナの原生林の道を行きます。


カツラの葉っぱ、裏側のほうが香りがきつい。葉っぱを嗅ぎながらス~ハ~。


巨木の中を歩く。


ミズバショウ群生地。最盛期の写真があります。圧倒的な数です。




籾糠分岐を過ぎると、青空になってきました。山の中も明るくなりテンションも最高潮。


頂上到着。狭いので混雑時の食事は下で、と繰り返し看板がありましたが確かに狭いです。
でも今日は大丈夫でしょう。2組の方がすでに食事されています。


本日のランチ。トッポッギ入り白湯スープ、サンドイッチ、スイートポテト、リンゴとナシのフルーツ。ごちそうさまでした。


頂上より。


絨毯のような紅葉。

次々に登って来られて、皆さん頂上でお昼にされます。順番に譲り合って。

帰りは真ん中のカラ谷登山道を帰ります。すぐに沢が出てきて沢沿いに歩いていくと、カツラ門。カツラの木でできた門なのですね。
昔はそのカツラの木の間を歩いていたそうですが、今は横に道ができていてそこは通れません。
カツラの木はたくさんの人に精気を吸い取られたのか、朽ちているようにも見えます。落ちている葉っぱも甘い香りがしません。
なので、本物のお菓子とコーヒーで休憩しました。


カツラ門。葉っぱが無い。

1・2度渡渉をして、カツラの巨木の分岐に帰ってきました。やっぱりここは香りが違う。ふんふん、すーはー言いながら歩きます。


ダケカンバ?


ツルリンドウ


湿原の西回りの木道。う~ん気持ちいいです。


秋たけなわ


♪まぁ~赤な秋に包まれている~♪

熊さんにも合わず、無事降りてきました。
秋の紅葉で、大満足でしたが、春には「このあたりはニリンソウがバァーと」「このあたりはサンカヨウロードになる」というmayuさんの説明に来年はぜひ雪解けとともに訪れたい、と思ったのでした。



平成26年9月15日(水)曇り時々晴れ

天生湿原・籾糠山(1744m)
登山口(9:20)~湿原~カラ谷分岐~籾糠分岐~籾糠山(11:40)~木平分岐~カラ谷登山道~登山口(15:30)





コメント (6)
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