今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

図書ボランティア

2015年07月10日 | 「図書ボランティア」のひきだし
「よく降るねぇ、よくこんなに空に水があるもんだ」とは、10代目金原亭馬生演じる落語「笠碁」のなかで、碁の相手とけんかをして、暇をもてあましているご隠居の言葉ですが、そっくりまねをしてつぶやきたくなるような昨日の雨でした。
今朝はちょっと日差しがさしてきましたが、日差しが出たらでたであたりの湿気を包み込むようにむっと暑い・・・  困ったものです。

さて2学期ももう終わろうとしていますのに、図書ボランティアの記録が全くできていませんでした。
といっても今期は学校の行事と重なって中止になったり、出番は少ないのですが。

初っぱなは、あれは・・・5年生でした。



ブクログより


片付けや宿題やお手伝い、もううんざりだよ~
そうだ!ぼくのロボットを作って、身代わりになってもらおう。
というわけで、けんたはお小遣いをはたいてお手伝いロボを手に入れて、けんたになりきるため教育を始めました。
ロボットに教育するために、改めて自分ってなんだろう、人からはどう思われているんだろう、と考えれば考えるほど、むつかしい。
果たして、にせ者作戦はうまくいくのでしょうか・・・

今話題の人気作家さんだそうで、はりきって読みましたが、ストーリーがあるわけではなく、自分を分析する手段をつらつらと書いてあり、あまり盛り上がらなかったかな?
絵も細かくて、遠いところから見るには見づらかったかもしれません。
じっくり読むとおもしろいんですけれど。

この作家さんは、某ラジオ番組で高橋源一郎さんが「りんごかもしれない」という本を紹介されていまして、こっちの方が高学年向きかな?と思いセレクトしましたが、ちょっとむつかしかったかも。

絵本は絵本でも、さらっと読み終えるだけではすまない、大人も楽しめる本です。



平成27年6月9日(火) 5年1組 

ぼくのニセモノをつくるには / ヨシタケ・シンスケ






 
夏だ~~ 


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