なぜ感じるのでしょう?
それは痛みを感じる神経(受容器)があるからです。
この受容器、環境の変化に敏感な神経組織です。
受容器は、皮膚、骨、靭帯、筋肉それぞれにあり
刺激の強さでなく、刺激の特異性
(例えば特定の強さや圧、温度など、ひょっとして心も? 刺激圧が強いから反応するとは限らない)
によって反応が起こります。
痛みは、環境や刺激の加わり方によって、感じる感覚も異なります。
この痛みの原因は体が悪いのではなく、環境の変化の痛みであることで刺激(痛み)
が伝わるのです。痛みが出る。 即ち、体が悪いわけでなく、なんらかの問題が体の痛みセンサーに
反応した結果 痛みが出るのです。根本的な痛みのケアは痛みをとるだけでは解決しないわけですね。
痛みが出るということは、刺激が受容器に伝わり、反応しているのです。
要するにセンサーです。 わかりやすく言えば、皆さんの家にある
火災報知器のようなものです。
家事になったら報知器をリセットしても火は消えません。 素早く火を消さなくてはいけません。
そして火災の原因の現場検証します。
当然燃えた場所を修復しなければいけません。
さらには、二度と火災が出ないように対策をとります。(火の用心)
このように、体の痛みの原因と問題、予防はよく似ています。
痛みは体が悪いのではなく、痛みを起こしたきっかけの原因が問題なのです。
薬で抑えるのは一理あるのですが、これは報知器を止めただけ
根本的な問題解決にならないわけです。
必ず痛みをとって 原因を追究し、修復期間と予防が大切となります。