身体のお仕事をしています。商売関係なく、本音で独り言

身体を整える仕事をしていますが、なんとなく自分の日記をかいています。
覚書をかきこんでます。

慢性的な痛み 心と体と痛み

2012-08-19 | 体の元気

 そもそも痛みにもいろんな痛みが有りますが、痛みを感じる時は最初の痛みは感覚的な痛みであっImageca8n2goh_2たかも知れませんが、その痛みを感じる時、精神的な情動も加わります。

つまりただ単に痛みを感じるわけでなく、痛みを感じた時「感覚的な痛み」+「精神的な感情」
この二つがセットとして感じるわけです。

痛みには二つの側面があり、これが「身体感覚」として伝わり脳に影響をあたえます。
例にとって説明します。
例1(良くなる痛み)
 腰が疲労した時、痛みが出たとします。その痛みをご自身で押します。(感覚的痛み)その時の痛みは、痛いけど「良くなりそう」と思いながら刺激を受けます。押している時、腰が更に
「痛い」と思うでしょう、しかし(情動は良くなりそう)「いた気持ちいい…」と思うことで気持ちも身体も穏やかにする効果がり、リラックス。(自律神経もリラックス)

例2(悪化する痛み)
 ある日デスクワークをしていて、腰が痛くなってきた時、「痛み」を感じたとします。(感覚的痛み発生)何度もその経験があったり、病院でヘルニアの疑いがあるといわれていたりすると、その痛みはだんだん不安となり、辛い痛みトなります。(情動は悪くなりそう) 「不安、心配」気持ちを「ゆうつ」にさせる効果があります。緊張(自律神経緊張、血流低下)

 極端な話ですが、この2つの例は「痛み+情動」によって身体変化が異なります。
感覚(痛い) + 感情(押すといたいけど、気持ちいい「疲労回復の痛み」)
感覚(痛い) + 感情(ヘルニアが悪化、以前のように立てないかも・・・「不安」「心配」)
つまり「痛み感覚」に経験された感情が加えられ、結果は「気持ちいいもの」から、「不安心配」なものまでに変化するわけです。

慢性的な痛みとなる要素では、現在感じている「痛み」の先に「歩けなくなるのでは・・・」など強い不安があると痛みはとてもつらいものとなります。
痛みは、付随する脳の認知の経験、学習が関与していることの事実で有るということを忘れてはいけません。
自分自身での痛みのケアは『指圧する』『温める』『伸ばす』『冷やす』などで自分でもある程度軽減する事ができるとは思います.。しかし、その要因となるもの(情動、ソフト面)を知ることで、強い不安感が生まれず、痛みを客観的に見る事ができます。

当オフィスでは、ますは身体的のハード面(機能の痛み)ケアを行い更にソフト面(個人的体験の不安要素)をケアすることで慢性的な痛みから抜け出ることをお手伝いしております。

 慢性疼痛は、原因として、身体的問題だけでなく、精神医学的、・心理社会的問題が複雑にからみ合って形成されており、個人の性格的傾向から発育・学習過程、家族背景とも関連しながら多彩な形で現れています。痛みとは脳の認知と反応で「個人的体験」と定義され、
精神が関係しない慢性痛はありえないのです。

痛みは心と体、生物・心理・社会的疼痛症候群であることが多いように思われます。

心身条件反射療法についてはコチラ 

コアレディスカイロプラクティックオフィス