快適な寝具
人間の体は彫刻のように真直ぐではありません。人の体は、文楽のお人形のように
ぐにゃ ぐにゃです。でも筋肉によってグニャグニャの体は、支えられています。
柔らかい寝具で寝ている貴方
もし体を支えるベッドが柔らかすぎれば、胸の場所と骨盤の場所が別々に沈み込みま
す。そのため、他の部分(足、腰、首)が持ち上がります。
体が「く」の字になって寝にくい状態となります。
硬い寝具で寝ている貴方
硬いベッドで寝ている貴方。ちょっと!センベイ布団を思い出してください・。
人間凸凹があり、凸部分に体重がかかりすぎて、寝にくい状態となります。
おまけに関節が緊張し、リラックスできない状態を作り出します。
適度な硬さと柔らかさ
一番いい寝具は体に接する部分(寝て一番先に布団に接する部分凸部)が柔らかく
その下が硬いことです。
2層がいいのです 日本では柔らかいお布団が上等だと信じられてきましたが、
それは体を曲げた寝にくい状態だったのです。
幸いにも日本では畳で寝ているので、二層構造が体をより良い状態に支えていたので
す。
柔らかすぎるベッドは体を「く」の字にさせ筋肉にストレスを与えます、関節にも負担を
かけます。同じく硬すぎる寝具は体の凸凹や関節を
緊張させ、棒のようになり、常に体は緊張します。
下の写真を見るとわかります。
上が柔らかすぎの布団 下が固すぎる布団
人は関節が多くあり、各関節が少し曲がった状態が一番リラックスした
状態です。 もし柔らかすぎるお布団の場合はその上にタオルケットを入れることで
沈み込みを防ぐことが出来ます。是非お試しください。
参考文献
物から人への発想