院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「無秩序と戦争。」

2008年06月02日 06時45分24秒 | ノンジャンル
昨日はイオンで映画が1000円デーだったので「ランボー」を観てきました。


映画はかなりの部分がむごい虐殺シーンの連続。

ミャンマーの軍事政権が、とある部族を徹底的に殺戮している内紛状態が

長く続いているのだけど、考えてみるとそんなに惨たらしい状況も

実は「戦争」ではない。

「戦争」ではなくあくまでも「無秩序」な状態。

その部族は相手と戦うことすら出来ず、ただただゴミのように殺されるだけ。


戦争は両国に大義名分があり、守るべき誇りや利害があって、

それを何とか戦いではなく話し合いで解決しようと試みた結果、

折り合いがつかずにお互いが悲しくも武器を手に取る。

戦争は戦うことです。


無数の悲劇が生まれるのも確かだが、とにかくイヤダイヤダって耳を塞いで

思考を停止させるのが平和を望むってことか?


ランボーは言う「目的もなく生き続けるか?誰かのために死ぬか?」

自分を害するものと戦うことはそんなに忌み嫌われることだろうか?

羊になりさがってでも生き続けたがることは胸を張って誇れることだろうか?


答えはないよ。

ただ、考え続けることに意味がある。