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昨日の昭和の結果です。
ゴルフ開始後、丁度1年ほど(去年の5/22)ですが、ようやく当面の目標である
「100切り」を達成しました。
100というスコアは1つの壁だけど、切れるときはあっさり切れるもの
なんて言われますが、そんな感じでしたね。
初めてミドルでバーディを獲れたのも大きな収穫です。
スコアに関してはそれほど語ることは無いのですが、今回思ったことを一つ。
「スルーザグリーンはオール6インチリプレース可」
ゴルフをやらない人には何のことかさっぱり分からない文章ですが、
まぁローカルルールの一つですね。
ゴルフはゴルフ場でやるわけですが、運悪く球が芝のめくれたところに入り込んでいたり
木の根っこ辺りに落ちてしまったり、行ってみたら打ちにくい場所にボールが
あったというケースが必ずあります。
技術的なミスと言えない単なる不運と取れるような状況に遭遇した場合、
公式な競技やコンペティションでない限りは「まぁ遊びなんだしさ」って
ニュアンスも込め、打ちやすいように6インチ以内でボールを置きなおしてもいいよ
というルールなんです。
ゴルファーの皆さん、知ってました?
ただ、これは主義に関わってくる問題でもあるので捉え方が人によって違います。
ゴルフの大前提は「球をあるがままに打つ」なので、打ちにくいからって
球を勝手に動かすのはゴルフの大前提に触れる重大なことなんです。
公式なルールでも人工的な建造物(マンホールの蓋やカートのレールなど)の
そばに球があって、打てない場合は動かしてもよいとあるので、遊びの場合は
それを拡大解釈して、ちょっとラフに深く入っているボールを一旦つまみ上げて
ふわっと置いたり、木の根元から出すためだけに1打打たなくてはならない状況で
木をよけるように置き直したり要は「ガチでやらないでさ、楽しくやろうよ、ね」
というのがこの「スルーザグリーンで・・」のルールなのです。
※ちなみにスルーザグリーンとはグリーン以外の場所のことです。
思うに、打ちにくいからと言って毎回ボールをつまみあげ、置きなおすのが
習慣になると、どんなに問題ない状況でもその人はボールを打つ際に
とりあえず一旦つまみ上げて置き直すのが当たり前になり、なんとも奇妙な
ゴルフをするようになります。
それでも誰に迷惑をかけるでもないし、本人の問題なので周りはそれ以上
追求はしないし、そもそもその人のやってることはルール的にオッケーなのです。
「ルール上問題ないからしないと損。だからやる。」も別に問題ないし、
「ルール上はオッケーだけどさ、ま、俺はしないよ」という人ももちろんいる。
この部分が非常になんというか、ゴルフは審判さえいない完全な個人競技なので、
ラウンドでのその取り組み方はその人個人によるところが大きいように思います。
ゴルフを一緒に回ればその人がどんな人かおおよそ分かってしまう
まさにそうだな・・と思った昨日のラウンドでした。
スコアよりもはるかに大事なゴルフの品格ってね、こわいよ。