3月12日に前の記事を書いて以来、もう10日以上、更新が途切れてしまいました。いろいろご心配をおかけして、申し訳ないです。なお、この間、何をしていたかについては、もう一つの「日記帳」ブログのほうを参照していただければ幸いです。
さて、大阪市立青少年会館の条例廃止・事業「解体」から、もうすぐ1年がたとうとしています。ちょうど去年の今頃、条例廃止・事業「解体」の前に、顔見知りの青少年会館職員やそこで活動中の人々などに会いたくて、また、どうしても最後に事業をやっていて、子どもたちが通っている状態の青少年会館全館を見たくて、地下鉄や市バスを乗り継いで、12館すべてをまわりました。
また、各館をまわりながら、顔見知りの職員や活動中の人々、子どもの姿などを見るたびに、「この人たちが4月から、どうなってしまうのだろう?」という思いを抱きました。それとともに、「条例廃止・事業『解体』後も、ここが市民利用施設として暫定管理になり、引き続き、今までの利用者が自主サークルなどの形で活動に取組むのであれば、その活動を支援する取り組みが必要ではないか?」ということを感じました。
あれから1年。私自身が本業との兼ね合いのなかでかなりくたびれた面もあって、みなさんに十分なことはできていなくて申し訳ないのですが、今もなお、去年の今頃に抱いた私の思いは、変わっていません。
また、あのときに私が抱いた思いをいっしょに受けとめ、これから条例廃止後の各地区の学習・文化活動、自主サークル活動などをどうすればいいかについて、私といっしょに考えてくださる方々が、この間、何人か見つかりました。こうした「なかま」のみなさんと、去年6月からある研究プロジェクトを開始して、青少年会館条例廃止・事業「解体」後の各地区の青少年活動の現状把握と、これからの取組みについて考える試みを開始しました。
もちろん、このプロジェクトのとりくみも、まだはじまったばっかりで、各地区の状況を把握する中で次々に出てくる課題の整理や、今後の議論の方向性の検討などに終われて、そこから何か新たな展望が作っていけるというようなところにまでは至っていません。
でも、こうした地道な議論の積み重ね、現状把握と課題の整理を繰り返す作業のなかで、きっといつか、「これからは各地区で、こういう学習・文化活動、自主サークル活動などを、こんな青少年施策や社会教育・生涯学習施策の枠組みのもとで、こんな形で展開していけばいいのだ」という展望が、私たちなりにつかめるのではないかとも思っています。
いつもモタモタ、ヨタヨタして、なかなか先に進まない面もありますが、今後とも、どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。
また、どういう方法になるかは別として、2008年度中にぜひもう一度、大阪市内の旧青少年会館全館をまわってみたいです。どこまで時間と労力が割けるかわかりませんが、2008年度に何か、大阪市内各地区で旧青少年会館を使った取り組みをするとき、私も関われそうなことであれば、ぜひ、関わってみたいです。そんなことを考えておられる自主サークル、学習会、NPOなどがあれば、教えてくださいね。
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