できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

最近読んだ本をまとめて紹介(3021冊目~3037冊目)

2020-01-31 20:57:46 | 本と雑誌

気付けばもう1月31日(金)。2020年になって最初の1か月が終わりました。

この1か月くらいのあいだに読んだ本がたまってきたので、今回もタイトルや著者名程度ですが紹介していきますね。

ちなみに、私はこのブログで本の紹介を書くために、だいたい直近1か月分くらいの読んだ本を、洗濯物を入れるような小さなバスケットにいつも放り込んでおくようにしています。それがだいたい15~20冊くらいたまったら、1か月くらいたった感じになります。

ということで、ここのところは、ほぼ1か月に15~20冊くらい読んでいるということになりますね。

ただ、ほんとうはもうちょっとペースを上げて、いろんなジャンルの本を読みたいのですが…。

私の変な癖なんですけど、意外と家ではあまり本が読めなくて(=文章を書くのは家のほうがいいのですが)、たとえば「通勤電車に乗っているとき」や「新幹線で遠出するとき」あるいは「散歩に出て近所のカフェに居るとき」なんかに集中的に本を読むんですよね。

家で本を読み始めると、眠くなるのが先に立ってしまうんです。ふとんでごろ寝したり、ホットカーペットで寝転んで本を読んだりしていると、ついついウトウトしてしまって、ダメですね。

ということで、以下は最近読んだ本の紹介です。

3021冊目:内田樹・平川克己『沈黙する知性』夜間飛行、2019年

3022冊目:安克昌『心の傷を癒すということ 大災害と心のケア(新増補版)』作品社、2020年

3023冊目:河村直哉『精神科医・安克昌さんが遺したもの』作品社、2020年

3024冊目:今野晴貴『ブラック企業から身を守る!会社員のための「使える」労働法』イースト・プレス、2018年

3025冊目:片山杜秀『近代日本の右翼思想』講談社選書メチエ、2007年

3026冊目:片山杜秀『未完のファシズム 「持たざる国」日本の運命』新潮選書、2012年

3027冊目:山田肖子編『世界はきっと変えられる アフリカ人留学生が語るライフストーリー』明石書店、2019年

3028冊目:加用文男『子どもの「お馬鹿行動」研究序説』かもがわ出版、2016年

3029冊目:中村哲『アフガニスタンの診療所から』ちくま文庫、2005年

3030冊目:#アホ男子母死亡かるた書籍化プロジェクト@ahodanshi88編『#アホ男子母死亡かるた』アスペクト、2014年

3031冊目:一ノ瀬俊也『特攻隊員の現実』講談社現代新書、2020年

3032冊目:青木省三『ぼくらの中の「トラウマ」 いたみを癒すということ』ちくまプリマ―新書、2020年

3033冊目:市原真『どこからが病気なの?』ちくまプリマ―新書、2020年

3034冊目:徳丸吉彦『ものがたり日本音楽史』岩波ジュニア新書、2019年

3035冊目:西田陽一・杉之尾宜生『「失敗の本質」と戦略思想』ちくま新書、2019年

3036冊目:白戸圭一『アフリカを見るアフリカから見る』ちくま新書、2019年

3037冊目:宮川裕章『フランス現代史隠された記憶 戦争のタブーを追跡する』ちくま新書、2017年

 

 

 

 


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なんか年明けから体調が今一つ

2020-01-30 22:50:57 | 悩み

今日は1月30日(木)。気づけば1月も終わりですね。

しかしまぁ、年末年始の休みがあけて仕事を再開してから、ほんと、なんか思うように休みがとれず・・・。

その疲れがたまっているのか、なんか体調が今一つですねえ。

そのせいなのか、今週月曜日は文科省の安全教育推進室に行く日の朝、家のなかで階段を踏み外して左足首を捻挫してしまいました。その場ですぐに家にあった湿布を貼って、なんとか月曜日はのりきりましたが・・・。

やっぱり翌日の火曜日は左足首が腫れていたので、近所の整形外科へ。おかげさまで骨折とか靭帯損傷とかそういうことはなかったのですが、結局、火曜日は一日家で安静にして、足首を氷で冷やしてました。

きのうの水曜日はまだ痛みの残る左足をひきずりながら、大学で今学期の補講3コマをなんとかこなしました。でも、ふと何気なく唇の右側をふれると、ぶつぶつしたものがあるのがわかりました。なので鏡を見たら、「あちゃ~」って感じ。いわゆる「口唇ヘルペス」というのが出始めてました。

ただ昨日はかかりつけの皮膚科が午後休診の日。しかたがなく、今朝大学で2つ会議をしたあと、すぐに家に戻ってきて、夕方の診察に行ってきました。皮膚科の医者からは「また出ましたね~。かなり疲れてますね~」と言われ、いつもの飲み薬と塗り薬を調剤薬局で出すように処方箋を書いてもらいました。そして皮膚科からもどったあと、ついさっきまでぐ~ぐ~寝てました。

まあ、こんな感じで、入院しなければいけないとか、長期リタイアとかいうことはないものの、ちまちま医者に行かなければいけないような程度のからだの小さなトラブルが続いております。なんなんでしょうねぇ、これって・・・。

なんだか今の自分は「顔の濡れたアンパンマン」状態で、「これ以上がんばっても力がでない」から、「早く誰かに新しい顔を焼いてもらわなきゃ・・・」って気分になります。

とはいえ、私は人間なので、自分の顔のつくりなおしは自分でやるしかない。なので、今はとにかく、ぼちぼちと目の前の最低限やるべきことをこなしながら、できるだけ寝る時間をキープして、気力体力を回復させることに専念しようと思っています。

このような次第で、あまりブログやフェイスブック、ツイッター等々で積極的な情報発信ができていないところです。どうか事情をお察しください。

 


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昨日、文部科学省の安全教育推進室に行ってきました。

2020-01-28 19:45:24 | 受験・学校

昨日は朝から新幹線に乗って、文部科学省の安全教育推進室というところへ行ってきました。

ちなみに、ここの正式名称がほんと長くて・・・。なにしろ「文部科学省総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課」のなかの「安全教育推進室」ですからねぇ。

でもこれって、たとえばどこかの自治体教育委員会の事務局がつかっているみたいに、「人権教育・安全課」「共生教育・安全課」という名称にしたらスッキリするのにねぇ。あるいは「すこやか・あんしん教育課」みたいなキラキラネームにするとか。他にもいろんな名前の付け方があると思うのに…。

でもまあ、正式名称はさておき、この安全教育推進室が、学校内外の子どもの事故防止や安全確保策、あるいは防災教育などを担当する文科省の部署であることにはまちがいありません。

そこへ何をしに行ったかといいますと…。3年前の2016年3月に文科省の「学校事故対応に関する調査研究有識者会議」で検討して、各地の教育委員会・学校現場に発信した「学校事故対応に関する指針」の運用の現状や課題について意見交換をするためです。

まあ、ここで詳しいことはあまり書けませんが…。でも、文科省の担当部署なりにはあの「指針」をつくった以上、責任をもっていろいろと動かねば…と思っておられるようで、その点では安心しました。

その上での話ですが、昨日も文科省でそういう伝え方をしたのですが、ちょうど建物の4階部分にあたる文科省から、3階部分の都道府県教委、2階部分の市区町村教委、そして1階部分の学校現場で起きている諸課題を、どこまで的確に把握しているのか。また、4階の文科省からリリースした「学校事故対応に関する指針」が、1階の学校現場ではどのように理解され、運用されているのかを確認しているのか。そういう点で、文科省なりにいろいろと調べて確かめたり、その確認の結果をふまえて対応を考えたりしなければいけない課題があるように、少なくとも私としては思っています。

また、学校事故・事件の被害者家族や遺族は、4階の文科省から1階の学校現場で起きていることを「なんとかしてほしい」と思ってくり返し陳情や意見書・要望書提出などを行うわけですが(なお、文科省の担当官は一応、提出された要望書や意見書を読んでいるようですし、陳情も話自体は聞いています)。でも、その3階~2階~1階に対して、4階にいる文科省から何を、どのように働きかけていけばいいのか。特に「教育の地方分権」という枠組みのなかで、何ができるのか。そこがよくわからないようにも見受けられました。

ただ、この安全教育推進室のみなさんは、先ほども書きましたが、「指針」をつくった以上は「なにか、やらねば」という思いは強く持っています。その点は、まちがいありません。でも、具体的なノウハウが見つからない、何から手をつければいいかわからない、そういうもどかしさがあるように感じました。

となれば・・・。変わらなければいけないのは、私たちの側ですね。文科省や地方教育行政の当局が学校現場に対して、具体的に「何を、どのような手順で、どのように働きかければいいのか?」というノウハウといいますか、「実務」の部分で、どれだけ実効性のある提案を出せるかどうか。文科省や地方教育行政を「けしからん!」と言うだけではなくて、こちら側から提案のかたちで、「実務的」に改善のポイントやハウトゥをしめして、どういう風に問題のある部分の是正をはたしていくのか。そこが今後、私たちの側にも問われているように思いました。

ちなみに安全教育推進室のみなさんのあいだで、どうやら私の書いた『新しい学校事故・事件学』(子どもの風出版会、2017年)が読まれているようです。「ありがたい話だなあ」って思います。

あと、併せて、2月に出る予定の『「いじめ防止対策」と子どもの権利』(鈴木庸裕・桝屋二郎との共編著、かもがわ出版、2020年)のチラシを安全教育推進室に置いてきました。ここから初等中等教育局の児童生徒課(=こちらが生徒指導施策、いじめ対策や自死予防に関することに取り組む部署です)にチラシがまわって、予約注文してくれるといいのですが・・・。


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今日はスタートゥインクルプリキュアの最終回ですね(1月26日のプリキュア見ました)。

2020-01-26 09:34:42 | プリキュア話

おはようございます。先ほど、スタートゥインクルプリキュアの最終回を見ました。さっそくコメントを書いておきます。

まず、昨日見た前回1月19日放送分からも予想ができたのですが…。この最終回は、前回のラストでそれぞれの星に戻っていったプリキュアの「再会」と、来週からの新シリーズのプリキュアとの引継ぎ、そしておとなになったプリキュアたち(=プリキュアたちの「その後」)の3つを描くかたちでできあがっていました。また、そのそれぞれが違和感なく描かれていたように思います。

具体的に見ていきますと…。前半部分は、それぞれの星に戻ったプリキュアたちの「再会」と新旧プリキュアの引き継ぎのパートですね。

たとえば惑星レインボーにもどったユニ(=キュアコスモ)は、かつての敵・アイワーンの力で、石になったレインボー星人をもとにもどす。惑星サマーンにもどったララ(=キュアミルキー)は、地球での経験を報告。サマーンでは他の惑星の調査員のランク分けがなくなり(ララはランクの低い調査員だった)、乗り物を使わず歩く「ララスタイル」や地球で覚えた「きらやば~」という言葉が流行する(ララの宇宙船AIのデータが惑星サマーンのマザーAIに転送され、それが他のサマーン星人のAI全体に共有されて、こうなったようです…)。

一方、地球にもどったプリキュアたちも、エレナ(=キュアソレイユ)は父親の国(たしかメキシコ、中南米系)への留学を決める。まどか(=キュアセレーネ)は留学をあきらめ、家から通える高校を決める。ひかる(=キュアスター)は相変わらず空を見上げてばかりいる。まぁ、先にこんな感じで、プリキュアたちのそれぞれの星での様子が描かれます。

そんなプリキュアたちが、再び地球で再会。宇宙船に乗ってララ、ユニ、妖精フワにお世話役のプルンスがやってきます。どうやら前回、それぞれの星に戻っていくときに、ノットレイダーのマスクが地球にまちがって届いていて、それをかぶって、歪んだイマジネーションをもつ人が出そうだということ。それでララがそのマスクを見付けるために調査をしに来た、という展開ですね。こうやって、不自然な再会にならないようにしています。

そこで、プリキュアたちが手分けしてマスクを探し始めるのですが…。森のなかでマスクをさがしているひかるとフワのところに、子犬を抱いた「きらやば~」な女の子が現れます。その女の子は、自分の抱いていた子犬を「ラテ」と呼んでいます。。

ただ…。その歪んだイマジネーションを生み出すマスクを、なんと宇宙人対策を仕事にしていたまどかの父が見つけ、UFO研究家のひかるの父に渡します。ひかるの父はまぁ、やらなくてもいいのに、そのマスクをかぶって歪んだイマジネーションを生みだし、ノットレイになってしまいます。

となると、再びフワの力をつかって、5人のプリキュアが変身。ノットレイを追い払おうとするわけですが…。そこに、新しいプリキュアが加勢。いっしょに追い払います。

その新しいプリキュアは、キュアグレース。さっき森のなかで見た「ラテ」という子犬を連れています。これで新旧のプリキュアの引き継ぎ終了ですね。フワがラテの首輪に飾りをつけたところが、その新旧引継ぎを象徴しています。

このあと、後半部分へ入ります。後半部分は、おとなになったプリキュアたちが描かれます。

まず、国産初の有人ロケットの打ち上げの日の話になります。そのロケットには、ずっと宇宙に行きたいと願っていたひかるが宇宙飛行士として乗っています。ひかるの家族は、家でその打ち上げの様子をテレビで見ています。そのロケット打ち上げプロジェクトの責任者は、まどかです。まどかの父は、総理大臣としてその打ち上げを見守っています。そのロケット打ち上げの実況中継で同時通訳をするのは、エレナ。そんなエレナをはげますために、エレナの家族全員が放送局にやってきます。

一方、惑星レインボーにはユニとララがいます。ユニはアイワーンの技術で、レインボーで農作物が育つようになったと喜んでいます。ララはそのことを惑星サマーンや星空連合に報告するとともに、かつてノットレイダーだった人たちの星も今、豊かな暮らしを送っていると話します。ガルオウガ、テンジョウ、カッパードたちノットレイダーは、「自分たちのことを認めてくれて感謝する」と言っています。ただ、ララの乗っているロケットはかなり古くなって、くり返し修理をしているようです。それでも、ララは地球に行ったときのロケットを使い続けるつもりだと。

ララとユニは「地球には遠すぎていけない。もう一度会いたいという約束をまだ果たせていない」といい、流れ星に「もう一度会いたい」と願います。

同じように、地球を飛び立ったロケットのなかでひかるも、同時通訳をしているエレナも、プロジェクトリーダーとして打ち上げをみまもるまどかも、3人とも「みんなに会いたい」と願います。

そんなときに「フワ~」という声が聞こえて、宇宙が白く光って…というところで、スタートゥインクルプリキュアの物語、終了です。

いや~。このシリーズも、いい終わり方していますね。

かつて敵だった人たち(=ノットレイダー)も、今では仲直りして幸せな生活を送っています。

石にされた惑星レインボーの人々も復活してますし、「石にした」過ちの償いとして、アイワーンが自分の技術をつかっています。

AIの活用が進み、能力主義が浸透した惑星サマーンも、「歩く」ことを中心に人の力を取り戻すことが「すすんでる」みたいな雰囲気がでてきたり、不要なランキング、格付けをなくしたりもしていますしね。

そして5人のプリキュアたちも、それぞれにプリキュアだった頃の記憶を大事にして、プリキュアをするなかで見つけた自分の夢をふくらませるかたちで、自分の進路を決めておとなになっていったようですね。

まぁ、おとなになってからもう一度出会えたかどうかは、なんとでも解釈できるような終わり方をしていますけど…。

でも、これもまた、いい終わり方だな~って思います。


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やっと1月19日放送分のプリキュアを見ることができました。

2020-01-25 19:01:32 | プリキュア話

やっとつい先ほど、1月19日放送分のプリキュアを見ることができました。これであした1月26日放送予定の今のシリーズ最終回を安心してみることができます。

さて、この1月19日放送分ですが、前々から思っていたとおり実質「最終回」ですね。ただ、1月26日にプリキュアたちの「その後」を描く余地を残して終わった、というところでしょうか。そこで具体的に、この1月19日分のあらすじをふりかえっておきましょう。

まずは、前回の続きから。妖精フワの力で一瞬、へびつかい座のプリンセスの放つ闇の力が消えたスターパレスから、1月19日分の話はスタートします。「宇宙はこれで救われた」と誰もが思ったそのとき、「器(=妖精フワのこと)を消したくないという思いがじゃまをして、思いを重ねきれなかった」と言って、へびつかい座のプリンセス(=これがプリキュアたちの敵・ダークネスト)が復活してきます。

そこでへびつかい座のプリンセスを追い払おうと、5人のプリキュアは再度変身しようとするのですが、闇の力を消すときにすべての力を使い果たし、今度は変身できません。へびつかい座のプリンセスは再び大いなる闇を生みだし、宇宙全体を飲みこんでしまいます。

当然、プリキュアたちも飲みこまれてしまうのですが…。でも、いつもプリキュアに変身するときに使うペンダントの力で、闇のなかをただよっています。ひかる=キュアスターは、フワたちを守れなかったと思って泣きます。そんなひかるに、ララ=キュアミルキーが声をかけます。やがて他の3人のプリキュアも集まってきます。

5人のプリキュアが集まったところに、流れ星とともにトゥインクルブックが届きます。そのなかには、妖精フワの絵が描かれています。それを見て、ひかるは「宇宙は消えない。まだある。私たちの心の宇宙」と言います。プリキュアたちは「あきらめるのは私たちらしくない」と言って、いつも変身するときにうたう歌を5人でうたい始めます。すると、ペンダントが光ってイマジネーションの力がもどり、再びプリキュアに変身することができました。

再度の変身後、プリキュアたちはへびつかい座のプリンセスのところへ。「お前たちの力は12星座のプリンセスからの借り物」と言われますが、プリキュアたちは「もとはプリンセスの力かもしれないが、今は自分たちのイマジネーションだ」と反論します。へびつかい座のプリンセスは「不完全なイマジネーションは宇宙を歪める。私のイマジネーションがすべて」とプリキュアたちを攻撃し始めます。しかしプリキュアたちは負けずに「みんなちがうイマジネーションを持っている。だから楽しい。時には苦しいこともあるけど、わかりあえたときに喜べる。そうやってちがうイマジネーションから未来を創造できる」と反論。

そして、キュアスターは「イマジネーションを消すよりも、たくさんあったほうがキラヤバ~」と言い、再びみんなの想いを重ねていきます。このときに、プリキュアたちの家族を含む地球の人びとだけでなく、かつてノットレイダーだった人びとも含めて、すべての宇宙の人びとの想いが重なります。そして、プリキュアたちの放つ技でへびつかい座のプリンセスは倒され、宇宙は再び闇から光を取り戻します。

宇宙に光が戻ったあと、「私たちの想像を越えてプリキュアたちは育った」といって、12星座のプリンセスたちは驚きます。光を取り戻す儀式が終わったときに、プリキュアたちは闇だけを消して、なんとへびつかい座のプリンセスは倒さなかったのです。しかしへびつかい座のプリンセスは「いまさらもとにはもどれぬ」と言い、プリキュアたちの言うキラヤバ~な世界ができなかったら、自分は再び現れると言い残して去っていきます。

なんか、こういう展開で…。やはり今のプリキュアは「多文化共生」や「異文化理解」がテーマだったということ。また、前回から改心して味方になったノットレイダーたちに象徴されるように、「この世の中に根っからの悪人はいない」とプリキュアたちの世界では考えられていること。そして、へびつかい座のプリンセスを完全に消してしまわなかったところで、「プリキュアたちの世界では、世の中の悪を自分たちの手に負えるサイズにはするけど、根絶やしにはしない」ということ。そういうプリキュアの世界観が現れているように思いました。

ラストですが、ひかる=キュアスターは、消えていった妖精フワの復活を願います。12星座のプリンセスは、プリキュアの力を使うとそれはできるかもしれないが、でも、そうすると二度とみんなプリキュアにはなれないと伝えます。「それでも、フワに会いたい」と願うひかるに、他のプリキュアたちも力を貸して、フワを復活させます。

復活したフワは、ひかるたちのことをちゃんと覚えていました。でも、プリキュアにもどれなくなるということは、ララ=キュアミルキーはサマーン星人に、ユニ=キュアコスモはレインボー星人にもどるということでもあります。ユニは「みんなと一緒に居られてキラヤバ」と、ララは「サマーンに帰って地球のことをみんなに伝える」と言い残します。そして、ひかるは「いつか自分の力で宇宙へ行く」と言い、まどか=キュアセレーネ、エレナ=キュアソレイユとともに地球へ戻ります。こうやって、5人のプリキュアはそれぞれ、自分の星へ戻っていったわけですね。ちょっと、悲しいお別れのかたちです。それが美しいアニメ映像とともに描かれていました。

ということで、あしたの最終回は、それぞれの星に戻った5人のプリキュアたちが「その後」どうなったのか。もう一度、どこかで出会い直すことは可能なのか。こんな主題が物語の流れをつくるでしょう。そして、この主題での物語の展開のなかに、2月からの新シリーズのプリキュアが絡んでくるかどうか…というところが見どころですね。


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やっと1月12日放送分のプリキュアを見ることができました。

2020-01-25 00:23:35 | プリキュア話

おかげさまで先ほど、やっと1月12日分のプリキュアを録画で見ることができました。さっそく短いですが、コメントをしておきます。

さて、いよいよ今のプリキュアも大詰めを迎えました。1月12日、19日、そして26日の3回の放送で、最終回です。まあ、2月2日からは新シリーズがはじまるわけですが…。

それでですね、1月12日分です。私が見た限り、この回は今のプリキュア全体の物語の「謎解き」が終わる回だということができます。

まず、冒頭は1月5日分からの続きです。星空連合の宇宙船のなかで、カッパードやテンジョウ、ガルオウガといったノットレイダーたちが傷の手当てを受けている場面からはじまります。その宇宙船には、プリキュアたちも乗っています。また、ノットレイダーの手下(テンジョウがいつも「コマちゃんたち」と呼んでいる)も、仮面を外して、ひとりひとりの顔を出しています。そんななかで、妖精のフワと12星座のプリンセスたちがどこへ行ったかがわからない…というところから、今回の物語が始まります。

一方、スターパレスをかつて追われたへびつかい座のプリンセス=ダークネストは、「闇が宇宙を飲みこみ、今の宇宙を消去させる」ために、その消去のためのエネルギーを貯める「器」としてフワを使おうとします。それを阻止するために、星空連合の宇宙船は、ダークネストのいる場所の座標をつかんで、そこに急行します。

その宇宙船のなかで、プリキュアたちとノットレイダーたちは徐々に「和解」へと向かいます。ひかる=キュアスターとララ=キュアミルキーは、カッパードにおにぎりを渡す。エレナ=キュアソレイユに、テンジョウは「コマちゃんたちを救ってくれてありがとう」と言う。ユニ=キュアコスモはアイワーンの宇宙船の不具合を修理する。ガルオウガに対してまどか=キュアセレーネは「前を向いて歩きたい」と伝える、という具合にです。

さて、いよいよダークネストのいる場所(=かつて12星座のプリンセスがいたスターパレス)に来たとき、カッパードやテンジョウ、ガルオウガがコマちゃんたちとともに、「未来を消させない」といって、プリキュアの進路を切り拓きます。プリキュアたちもトゥインクルイマジネーションの力で、ダークネストのところにたどりつきます。

しかしそこでダークネストは、驚くべきことをいいます。かつて13星座のプリンセスで宇宙をつくったときに、「想像力をもった人々がつくる世界を見たい」という12星座と、「ゆがんだイマジネーションが世界を滅ぼす」といったへびつかい座との間で意見が対立したこと。12星座のプリンセスはプリキュアの力でゆがんだイマジネーションを正していくのだというが、スターパレスを追われた自分(=へびつかい座)は闇をつくり、そこで力を蓄えたこと。

その上で、12星座のプリンセスは自分たちの持つ半分の力で人びとのイマジネーションの力をつくり、残る半分を妖精フワに与えた。その証拠が地球などの星々に残る12星座の記憶であると、ダークネスト(=へびつかい座)が語ります。

そしてへびつかい座のプリンセスは復活後ダークネストを名乗り、ゆがんだイマジネーションをすべて消し去るために、12星座とともにつくった宇宙を消去することを考えたと。でも、その宇宙全体を消去するためには、もう一度13星座とフワをあつめて、フワという器にイマジネーションの力を集め直す必要がある。こんなことをダークネストは語ります。また、へびつかい座は、自分にとってもフワは宇宙を消すエネルギーを貯める器だが、12星座のプリンセスにとってもフワはトゥインクルイマジネーションの力を蓄える器でしかないとも言います。

ここで、プリキュアたちは葛藤に直面します。宇宙全体を守るためには、フワにすべてのイマジネーションの力を結集していかなければならない。ただ、そのときにはフワはただの器になってしまう。でも、フワを守ろうとすれば、ダークネストが宇宙を消し去ることを止められない。12星座のプリンセスたちは、宇宙を守るためにフワに力を集めるように言う…。

そんななかで、フワは自ら「みんなを守る」「みんなの想い重ねる」「みんなありがとう」といって、ダークネスト(=へびつかい座)の前に立ち、宇宙を消去する力に立ち向かって消えていきます。こうして宇宙は守られたのですが、フワはどこかへ消えてしまった…というところで、この1月12日分の放送は終了です。

ということで、消えていったフワはどうなるのか? 宇宙が守られたあとのプリキュアたちは、12星座のプリンセスは、星空連合やノットレイダーたちはどうなるのか? もう二度とダークネスト(=へびつかい座)は復活しないのか? こういったことが、1月19日分のテーマになりますね。

それとともに、やはり今のプリキュアのテーマが多文化共生や異文化理解で、なおかつ「敵対していた人々とも和解して、共存する」ということを目指していたこと。また、プリキュアシリーズがいつも描いてきたように、「なんらかの事情で悪いことに手を染めてしまう人はいるが、でも、根っからの悪人はいない」ということ。だから、「その悪事に手を染める事情さえ解消されたら、人びとはよき心を取り戻す」ということ。そのことも今回、プリキュアたちとノットレイダーたちとの「和解」というものが描かれたことで確認できたように思いました。

ということで、次は1月19日分を見ることにします。


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なんでこんなに今月は忙しいのか??

2020-01-23 17:37:29 | 悩み

なんか年が明けて、6日から大学の授業が再開、私は7日から仕事復帰したんですけど…。

この2週間ちょっとの期間がほんと、いろいろ仕事ありすぎで、めちゃくちゃキツイですわ。

なにしろですね・・・。

・1月7日~10日は、いつもどおり大学で週4日授業。

・1月11日は西宮の十日戎のお祭りでなんとか休み。

・1月12日~13日は泊りがけで、鹿児島県の総合教育会議がつくった県立高校のいじめの重大事態再発防止策の検討会でのレクチャーと、鹿児島市内の公立中学校の自死の調査委員会のレクチャーをこなす。

・1月14日は午前中、西成の中学校へ。お昼に難波で串カツたべながら、東北の某県での教員間暴力事件で被害にあった休職中の教員の方に会う。夜は尼崎での教組の学習会。

・1月15日はバテバテの状態だったけど、近々出る予定の共著本の最終校正をなんとか仕上げる。

・1月16日は大学で朝から会議2つ。夜は1コマ授業。

・1月17日は立命館大学衣笠キャンパスで、子どもの権利条例についてのゲスト講師をする。

・1月18日~19日はセンター試験関連のお仕事。

・1月20日は朝から眼科の検査。検査用目薬が切れたところで大急ぎで準備をして、夜は西宮勤労会館で学習会。

・1月21日は、西成の中学校行きは先方の行事予定の関係でお休みでしたが、午後から2コマきっちり授業をする。

・1月22日は、午後から大学で2コマ授業。授業のあと大事な書類の準備をしていたら、気づけば夜9時。家に帰りついたら日付変わっていた。

・今日1月23日も午後から大学で会議2つ。おわったらたぶん夜7時か、7時半か。

・・・という具合に、「なんでこんなに年明けの予定が詰まってるねん?」という状態です。

でね~。この状態なんで、日々いろんなことをこなすのが精一杯。積み残しの学内業務、そして原稿執筆等々が全然進んでないんですわ・・・。

あ~も~。まとまった休みがほしいわ・・・。

まだ1月12日分と19日分のプリキュアも、録画したまま見ていないです・・・。

というような次第で、ブログの更新がなかなかできず、申し訳ないです。

あ、そうそう。来月、次のようなタイトルで共著本が出ます。アマゾンでは予約注文可能です。

鈴木庸裕・住友剛・桝屋二郎編著 『「いじめ防止対策」と子どもの権利 いのちをまもる学校づくりをあきらめない』(かもがわ出版、2020年)

 


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大阪市解体・特別区設置の住民投票を前に「学校統廃合」促進の条例改正案を出すことの意味

2020-01-09 23:33:34 | 受験・学校

大阪市立小、統廃合へ条例 適正配置急ぐ 全国初、市教委方針(毎日新聞2020年1月9日配信記事)

https://mainichi.jp/articles/20200109/ddf/007/100/010000c

あくまでもこの記事を読んでの直観的な印象になりますが。

私は、この記事のここの部分に注目します。

「しかし、指針に基づく統廃合では、自治会が小学校区単位で組織されている事情もあり、合意形成に時間がかかり少子化の速度に追いつかず、適正化は年1・5校程度。市議会内では、統一的なルール作りを求める声も上がっていた。」

学校統廃合に関する議論は、地元の人たちの声を聴いて、時間をかけて合意形成をはかりながらすすめていく必要があるはず。

しかし、その議論のスピードをいま、この時点であげなければいけないとしたら、その理由はなにか。

私が思うに、「大阪市解体・特別区設置構想(いわゆる大阪都構想)」の実施をにらんだ対応ではないか、ということ。

要するに、大阪市を解体して特別区4区に分割する際に、「できるだけ多くの小学校を統廃合してしまって、特別区が最初に抱え込む公立小学校の数を減らしてしまえ」という意図があるのではないかと思った次第です。

また、「大阪市解体・特別区設置構想」の是非を問う2度目の住民投票を前にして、地域社会、特に自治会単位での地域社会に混乱と分断を持ち込んでおこう、という意図もあるのかも。

そういう風に考えると、この対応、ものすごく意図的かつ悪質。

いま、大阪市内の一部の地域で、先行的に、時間をかけながら地道に学校統廃合の議論をすすめて、ある程度まで合意ができようとしてきたところにも、再び分断と混乱を持ち込むことになりかねないです。

なので、まずはいったん「こういう余計なことをするな!」と、日頃の立場のちがいを越えて、市議会及び市教委、そして市長には言う必要があると思います。特に、直近の総合教育会議での議論を傍聴して、その中身をふまえて、批判的に言うべきことは言う必要があるのではないかと思います。

その上で、まずはこの「余計なこと」を撤回させた上で、統廃合をすすめる必要のあるところは、時間をかけて合意形成をはかっていく。そういう対応を私としては望みたいです。


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今日(1月5日)のプリキュアの話です。

2020-01-05 09:54:17 | プリキュア話

先ほど今日のプリキュアを見ました。次回予告のあとに2月からの新シリーズのプリキュアの告知もはじまりました。いよいよ今日を含めて今月の4回で、今の「スタートゥインクルプリキュア」もおわりです。さっそく、今日のプリキュアへのコメントをしておきます。

まず、年末までのあいだに、5人のプリキュア全員が「トゥインクル・イマジネーションの力」に目覚めました。この力と妖精フワの存在があれば、宇宙に平和が戻る。そのように12星座のプリンセスたちに言われて、プリキュアたちはこの間がんばってきたわけです。なので、今回はまず、12星座のプリンセスたちのいるスターパレスに、5人のプリキュアがトゥインクル・イマジネーションの力を手に入れたことの報告からはじまります。

その報告を受けて、12星座のプリンセスたちは宇宙に平和を取り戻す儀式をはじめようとするのですが・・・。そこへ敵のボス、ダークネストが手下を従えて攻撃をしかけます。また、そこにはダンジョウ・カッパード・ガルオウガの3人の敵が、さらにパワーアップしたかたちで加わっています。プリキュアたちはさっそく変身して応戦するのですが、スターパレスの結界が壊されそうになります。どうもダンジョウたちは、歪んだイマジネーションをさらに増幅する鎧を着ているようで、今までとは何かちがうようです。

それでもプリキュアたちは、星空連合の艦隊の援護もあって、なんとか一度はダークネストたちの攻撃を防ぎます。しかし「見捨てられた我々のことなどだれも考えていない」「みんなで笑顔など無理」というダンジョウたちや、「イマジネーションの力に対抗するには、(歪んだ)イマジネーションの力」というダークネストたちが、再度、力を蓄えて攻撃をしかけます。

そんななか、キュアスターは「みんな、もうやめて!」と呼び掛けます。「みんなおかしい。宇宙には思いや考え方のちがう人がたくさんいる。でも、誰のものでもない、みんなの宇宙。ノットレイダーも私たちも、同じ宇宙に住む宇宙人だ」と。このキュアスターのセリフに、今年のプリキュアのテーマが異文化理解や多文化共生であったことが、あらためて示唆されていますね。

でも、ダークネストは「恐怖でイマジネーションをゆがめよ」「ゆがんだイマジネーションを吸収して力に変える」と言い続けます。そして、ダークネストは自らの正体を明かします。なんと、かつてスターパレスを去って行った13番目のプリンセス、へびつかい座のプリンセスが、ダークネストだったのです。

このへびつかい座のプリンセスは、かつて12星座のプリンセスとともに宇宙を作った。でも、今の宇宙は失敗作で、すべてを消し去りたい。そのために、ブラックホールの力のような大いなる闇を拡げたいと考えているようです。その話を聴いて、ダークネスト=へびつかい座のプリンセスの思いが、自分たちの思いとは何かちがうことをガルオウガたちが感じとります。

このへびつかい座のプリンセスがあらためてスターパレスを攻撃し、12星座のプリンセスやプリキュアたちを捕えようとします。そこへ、かつての敵だったアイワーンが助けに入って、キュアコスモをまずは救います。また、他のプリキュアもなんとか脱出し、反撃をしかけます。

しかし、へびつかい座のプリンセスは「もう力は残っていまい。器をもらおうか」と言って、スターパレスに最後の攻撃をしかけます。その結果、プリキュアたちはなんとか脱出したものの、スターパレスは壊され、妖精フワは奪われてしまいます。そして、フワを守りきれなかったことを悔やむプルンス(タコみたいな宇宙人)に対して、キュアスターは「フワは必ず助ける」と言う場面で、今回はおわりです。

なお、次回予告では、フワを取り戻しに行くプリキュアたちの脇を、かつての敵だったカッパードやテンジョウ、ガルオウガらが固めている場面が描かれていました。次回はなにか、仲直りの場面でもでてくるのでしょうか・・・。

ということで、今日のプリキュアの話、おわります。


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2020年の元旦を迎えました。今年もよろしくお願いします。

2020-01-01 22:59:32 | 私の「仲間」たちへ

2020年の元旦を迎えました。今年もよろしくお願いします。

年末に「年賀状を出さない」と決めたので、今年も新年のごあいさつはブログのみになります。

でも、ほんとうに12月31日から1月1日になって、いったい、なにがめでたいのか。「門松は冥土の旅の一里塚」と一休さんが言ったそうですが、気分的にはいまの私、そんな感じです。

正直なところ、この年末年始も抱えている仕事がいろいろありすぎて、家に居てもどうしてもそっちのことばかりを考えてしまいますね。「あの原稿はいつまでに片付けようか?」とか、「今学期の残りの授業準備はいつまでに終わらせようか?」とか。あるいは「あの講演(研修)の準備はいつ頃やればいいのか?」とか。そして、「ひととおりこの仕事を片付けたとしても、まだ去年、おととしあたりからの積み残しの仕事がこれだけあるな~」とか。「その積み残しの仕事を片付けるためには、あの仕事とこの仕事をいったん終わらせて・・・」とか。もう、この年末年始の休みのあいだも、そういうことばかり考えてしまいます。

ただ、毎日早朝から深夜まで大学に通って仕事して・・・という、そういう生活リズムを作らなくていい分、からだの面では相当、楽ですね。「電車に乗って片道1時間半~2時間」という通勤がないのと、「毎日2~3コマ授業や会議」がない分、エネルギーの消耗度がちがいます。自分がいま、片づけたかった作業に没頭できる時間が確保できるし、大学への往復だけでこのところけっこう疲れていたりしましたしね。

ちなみに、一応、この年末年始の休み期間中も、なるべく生活リズムは仕事をしている期間中と変えないように、朝もだいたい7~8時には起きるし、夜も日付が変わる頃には寝るようにしています。また、どうしても家に居ると歩かなくなるので、買い物とか散歩とか、とにかく一日6千歩程度は最低でも歩くようにしています(ケータイの歩数計機能でカウントすると、大学まで仕事にいくと、たいがい一日1万歩歩いていますね)。

まあ、そういうことからわかることは・・・。「今はとにかく、今年の抱負とか将来の目標とか、そういうことを考える前に、まずは生活リズムを安定させて、充電することが先決。その上で、積み残しの仕事にいったん決着をつけていくことが優先」というところでしょうか。また、「今年なにに取り組むか?」も、「まずは2019年度の残りの仕事にめどをつけないことには、考えられない」ので、「3月くらいにぼちぼち、考えますわ」という感じです。

ただ、このことは去年の今頃も言っていたような気がするんですけどね・・・。なかなか、周囲の状況がそれを許してくれない感じです。いいかげんそろそろ、学内業務についても、学外の諸活動についても、「後を継ぐ人に委ねたい」ことが多々でてきていますが、でも、そういう人がなかなか見つからない。それがほんとうにつらいところです。

「何事においても、いつまで私、頑張り続けたらいいんですかねぇ? もういい加減そろそろ、他の人たち、目覚めてくれませんか? 器用貧乏で、困っていると言われたら放っておけなくて、なんでも気安く引き受けてしまう私もダメなんですけど・・・」と、この場をお借りして、あらためてお伝えしておきます。




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