おはようございます。今日6月26日も日曜日。さっきまでプリキュアと仮面ライダーリバイス見てました。まあ、早起きして部屋の掃除もしていたんですけどね。ということで、今日のプリキュアの話、早いうちに書いておきます。
まず、先に次週予告の話から。生徒会長のあまねちゃんは、今回のシリーズ冒頭、ジェントルーの姿でブンドル団にあやつられ、料理の妖精レシピッピを奪う活動をしていました。でも、あまねちゃんはプリキュアたちに倒されたのち、ひたすら寝続けていたのですが…。次週予告を見ると、いよいよ復活するようです。ただ、生徒会長を辞めるとかやめないとか。そのことと「あまねちゃん=4人目のプリキュア」という話がどうやら絡むようですね。あまねちゃんも他のプリキュアと一緒で「レシピッピの姿が見える」ので、予想通りといえばそうなのですが…。どういう形で物語に復帰して、プリキュアの仲間になるのか(ならないのか)楽しみです。もうすぐ7月、新プリキュア登場の時期ですし…。
その上で、今週のプリキュアですが。キュアヤムヤム=らんちゃんがメインになる話です。らんちゃんが、食べものの話題になると夢中になってしまう自分って「変なの?」と悩む回ですね。いつも投稿しているキュアスタ(=インスタグラムみたいなもの)に、らんちゃんが卵サンドの画像と味を語る文章を投稿している姿を、高木君という同級生に見られて「変なやつ」と言われるところから、今週の話はスタートします。
らんちゃんは高木君に「変なやつ」と言われて落ち込みます。どうやら昔、らんちゃんは小学生の頃、あまりにも食べものの話が好きすぎて、その話ばかりしてまわりから浮いてしまい、友達がいなくなった時期がある様子。でも、食べものの話をしたい気持ちが抑えられず、キュアスタをはじめたようです。でも、キュアスタやっていることを、らんちゃんは今まで誰にもないしょにしていたようで…。
他方、高木君は「らんちゃんは、どうもサンドイッチと会話していて、サンドイッチのことばがわかるみたい」とか、いろんな変なことをあちこちで言いまわっている様子。それを知ったゆいちゃん(キュアプレシャス)は、そういう変なことを言わないように高木君に忠告するのですが…。らんちゃんは落ち込んだまま、学校から帰宅します。
そんならんちゃんを励ますために、ゆいちゃんはここねちゃん(キュアスパイシー)やマリさんを誘って、家でラーメンづくりをしようとらんちゃんを誘います。最初は元気のなかったらんちゃんですが…。実家が中華料理屋のらんちゃんは、おいしいスープの取り方から他のプリキュアたちに指示を出して、結果的には「食のオーケストラ!」とか言いながら、おいしいラーメンを完成させてしまいます。このあたり、らんちゃんのセリフがまるでテレビの情報番組の食べ歩きのレポーターみたいだなぁって思うのですが。
さて、ラーメンづくりで元気になったらんちゃんは、他のプリキュアたちに「ありがとう」といいます。そんならんちゃんに、マリさんは「変ってステキ」とか「みんな、好きなものがちがうだけ。好きなものは好きって言えばいい。(お料理が好きって)それも才能」と伝えます。それを聴いて、らんちゃんはますます自信がわいてきます。
そんななか、ゆいちゃんの母親が帰ってきて、「あした学校にいくとき、高木君に弁当を持って行ってあげて。私がつくるから」と伝えます。ゆいちゃんの母親曰く、高木君の家もご両親がお店をやっていて、お兄さんが家事全般を担っていたとか。でも、そのお兄さんが大学に進学して、一人暮らしを始めることに。それで、高木君は家でいつもひとりだと。その話を聴いて、ここねちゃんは「高木君は、なにかさみしいのかも…」と気づきます。
その後、街中の定食屋の前で、らんちゃんは高木君を見付けます。高木君は定食屋に入って、肉じゃがの定食を注文して食べ始めるのですが、なんか変な顔をします。らんちゃんがその様子を窓の外から見ていたときに、ナルシストルがモットウバウゾーをつれて、肉じゃがのレシピッピをうばいます。ここで、遅れてかけつけた他のプリキュアとともに、らんちゃんは変身します。
モットウバウゾーは今回も強力で、プリキュアたちは地面に押し付けられて動けなくなるのですが…。らんちゃんが変身したあとのキュアヤムヤムは、自分で自分に技をかけて地面を掘り下げ、モットウバウゾーの攻撃を避けて、他のプリキュアを助けます。そのあと、キュアプレシャスの1000キロカロリーパンチと、キュアヤムヤムの決め技で、モットウバウゾーを倒します。
ラストの場面ですが…。らんちゃんは高木君の食べている定食屋に戻り、肉じゃがを一口食べさせてもらいます。高木君は「なんか甘みが足りない…」というのですが、らんちゃんは「それはきっと、玉ねぎの甘み。高木君のお兄さんはきっと、玉ねぎをしっかり炒めてから肉じゃがつくっていたのだと思う」と伝えます。そして翌日、らんちゃんから聴いたとおり、しっかりと玉ねぎを炒めた肉じゃがを入れて、ゆいちゃんの母親がつくった弁当が中学校に届きます。それを食べながら、「ご飯大好き」というらんちゃんに、「変だけど、かっこいい」と高木君はいいます。どうやら高木君のお兄さんは一人暮らしを始める前、家事をやりながら高木君のバカ話を聴いて、いつも笑っていたようです。
ということで、らんちゃんが中心になっての今回のストーリーは、おわりです。ただ、毎年思いますが、主役のピンク系とまじめな水色系だけだと単調になりがちなプリキュアの物語を、今年のらんちゃんのような黄色系のプリキュアを入れることで、物語の幅ができているような感じがします。だから、黄色系のプリキュアは毎年「変な感じ」の子だったり、「なにか個性的な子」だったりしますね。それこそマリさんの言うとおり、黄色系のプリキュアは「変だからおもしろいし、ステキ」なんですよ…。