できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

だいぶん遅れてのプリキュアの話(2) 10月20日分

2024-11-29 17:42:52 | プリキュア話

あっというまに時間が過ぎてしまいますねえ。今度は10月20日分のプリキュアの話です。実は10月27日、11月10日・17日・24日の分と、まだ動画で見ることができてません。ここまで急いで見て、ブログ書かないと…。

ということで、本題の10月20日分です。この日は、いろは(キュアフレンディ)の飼っている子犬のこむぎ(キュアワンダフル)が、前の飼い主に出会う話が軸です。

冒頭ですが、公園でいろはになでてもらって、こむぎが安心しているところから始まります。そんなふたりの姿を見て「マロンちゃん?」と声をかけるおばあさんが現れます。子犬の姿のこむぎを見て、「この子は2年前にいなくなった犬とそっくり」と。いろはは「前の家族?」と思うのですが…。そのおばあさんに話を聴くと、どうやらその人は、ペットの飼い主がお世話できなくなったときに、そのペットを預かる団体の人だとか。2年前、マロンがその団体の施設を逃げ出して、見つけることができなくなったと。いろははこむぎに「前の家族のこと、覚えている?」と聴くと、「覚えてないし、急に言われてもわからない」と返事をします。

ここでいろはは、出かける用意をして、こむぎを連れて前の家族に会いに行くことを決めます。その夜、お互いに「ずっといっしょ」と思いつつも、いろは・こむぎは不安な夜を過ごします。次の日、山奥の高齢者施設へでかけます。いろは・こむぎを心配して、他のプリキュアやさとるくんたちもついていきます。ユキ(キュアニャミー)はこむぎを見て「あなたらしくない。普段は迷惑な犬なのに。こむぎといろはは、誰よりも強い絆で結ばれている」と伝えます。

さて、高齢者施設に着きました。施設の広場に、栗原さんという車いすのおじいさんがいます。その栗原さんはいろはに「マロンがいなくなったと知って、胸が張り裂けそうだった」「私が施設に入ることになって飼えなくなった」と伝えます。そのあと栗原さんはこむぎを膝の上にのせて、「マロン、よしよし、いい子」となではじめます。こむぎは「この感じなんか知ってる。やさしくて、あたたかくて…。いろはがいちばんなのに、なんで?」と思います。

このあと、みんなで昼食。こむぎがもりもり食べている様子を見て、栗原さんは「昔はとても少食で、臆病だった」と。それを聞いたいろはは「いまは食いしん坊だし、ひとりでどこへでも出ていく」と返答します。栗原さんは「きっと君(=いろはのこと)がたくさん愛情を注いだ。大切に育ててくれてありがとう」とお礼を言います。

そのお礼を聴いたあと、いろはは大事なことを伝えたいと。「こむぎを保護したとき、前の家族が見つかったら返すと両親と約束した。でも毎日過ごして仲良くなって、大好きになった。今は離れたくない。ずっと、こむぎといたい…」と、いろはは栗原さんに伝えます。それを脇で聞いて、こむぎも泣きます。

そんなとき、ガオーの手下・トラメがイタチ科のオコジョのガオガオーンを連れて、プリキュアたちを攻撃し始めます。4人は変身してガオガオーンと対決します。ただガオガオーンは凶暴で、なかなか動きが止まりません。キュアフレンディのリボンバリアと、キュアワンダフルのプニプニバリアでも、なかなか動きが止まりません。でも、フレンディ=いろはと、ワンダフル=こむぎの「ずっといっしょにいたい」という気持ちは、いっしょにガオガオーンとたたかうなかで確認されます。そしてプリキュアたちはフレンドリータクトを使って、ニコアニマルのウサギを呼び出します。耳でガオガオーンの声を聴き、動きを探り、逆に取り囲みます。その上で、ニコの力でガオガオーンを浄化します。

ラストの場面ですが、こむぎは「おじいちゃんのこと。ちょっとだけ思い出した。いっぱいなでなでしてくれた。こむぎは、すごくワンダフルだった。おじいちゃんも、いろはも、みんなも大好き。みんなワンダフル!」といって、犬の姿に戻ります。その様子を見て、栗原さんは「さっきの(いろはちゃんの)お願いの返事だけど、これからも、こむぎをよろしく。2人は最高のワンダフルだから」と伝えます。このとき妖精の姿ではなく、人間の姿のニコが登場します。

これで10月20日分の話はおわりです。10月27日放送分の予告では、やはり時期的にハロウィーンの話になるようです。それと「黒いこむぎ」の姿が描かれました。これはいったい、なんでしょう…??

 


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だいぶん遅れてのプリキュアの話(1) 10月13日分

2024-11-23 20:09:57 | プリキュア話

もう1か月以上も前に見たプリキュアの話ですが、予約投稿で書いておきます。まずは10月13日(日)の分の内容です。

いろはちゃん(キュアフレンディ)とさとるくんが、お互いを「好き」という気持ちに気付いた前回。その話に続いて、ふたりがはじめてデートする話が、この10月13日分の内容の軸です。

冒頭はいろはちゃんがデートに行く前「ワンピースどうかな?」「リップは?」と、母といっしょに服装やメイクを考えているところからはじまります。恋する女の子はキラキラ、初デートなんだからめいっぱいおしゃれをして…。執事のメエメエがそういう話をしている脇で、いろはの父は「受け入れるまで時間がほしい」と。どうやら父はショックな様子ですね。そしてあまりにもメエメエがうるさいので「出て行って」と言われたりもします。他方、子犬のこむぎ(キュアワンダフル)は「デートってなに?」という状態。「大好きな人と出かけること」と言われても、こむぎといっしょに出かけるのとどうちがうのか、よくわからない感じです。

さて、さとるくんとの待ち合わせ場所は、アニマルタウンの「鏡石」の前。「今までどおりじゃ友達と変わらない」といって、飼っているうさぎに大福をなでています。そこにユキ(キュアニャミー)・まゆ(キュアリリアン)の2人組がやってきます。さとる&いろはがデートをすることを聴いて、ふたりは驚きます。そこへおめかししたいろはちゃんが現れて、さとるくんは「ワンピース、かわいいね」と。それを聞いたいろはちゃん、照れます。

でも、デートがなにかわからないこむぎは、いっしょに大福やさとる・いろはとお出かけできると喜んでいます。「ふたりきりであんなこと、こんなこと…」と想像するまゆの脇で、「こむぎ、私と遊ぼう」といって、ユキが連れていきます。メエメエが大福を連れていき…。そこでようやく、さとる&いろははデートに向かいます。ふたりで公園を歩いたりしていると、なぜか急に緊張し始めたようです。「いつもどおりがができない…」と、お互いが意識しています。

ただ…。さとるくんの様子が気になるメエメエは、なぜか「さとるは大事な友達、大親友。この目でふたりの様子を確かめる! いろはが独り占めなんて!」といいます。そんなメエメエに「さとるのマブダチはオレ。相手の幸せを願おう」と大福がたしなめます。

さて、さとる&いろはが公園を歩いていると、エマという女の子がポンちゃんという犬を散歩に連れてきます。さとるはポンちゃんを気に入ります。そこでメエメエが自分をポンちゃんに売り込もうとしますが、またまた大福に止められます。

一方、こむぎを連れてまゆとゆきはショッピングセンターに行き、コスメや服の店に入ります。そこでいっしょにかわいい服を選んで、いつもよりもすてきな自分になる…という話をします。そして3人でメロンソーダを飲んているときに、さとる&いろはがやってきます。

その後、さとる&いろはは水族館に行き、巨大水槽の前に行きます。いろはは「今日の私、変だよね。デート楽しみにしていた。もっと楽しいと思っていた。なのに、さとるくん見ていたら、急に緊張…」と伝えます。さとるくんは「ボクはうれしかった。少し不安だった。友達のままがよかったかも。でも、いつもとちがっていて、うれしい」と答えます。それを聞いて、いろはは「またドキドキしてきた…。でも、いつもどおりも、緊張しているのも、どちらも好き」と感じます。

そんなとき、ガオーの手下・トラメがガオガオーンを連れて、街で暴れ始めあす。それに気づいたこむぎ・ユキ・まゆの3人は「いろははまだ気づいていない。私たちだけで助けたい。ふたりともいつも誰かのためにがんばっている。だから今は自分のことだけ考えてデートしてほしい」と思います。そこで、先に3人だけ変身。キリンのガオガオーンの首の動きを止めようとします。でも、ショッピングセンターのカートを使った反撃に、キュアニャミーもキュアワンダフル、キュアリリアンも苦戦。メエメエも大親友のさとるくんのデートを守るといって、加勢します。メエメエがそのカートを片付けます。

そのメエメエの様子に気付いたいろはは「行こう!」とさとるに声をかけ、キュアフレンディに変身。「デートを楽しんでほしかった」というキュアリリアンに、「ありがとう」というキュアフレンディ。さとるくんの「キリンは足が細い。そこにバリアを!」というアドバイスを受けて、プリキュアたちがバリアで足を止めます。そこでニコさまの力を借りて、ガオガオーンを浄化します。

ラストの場面ですが、こむぎは「いろははデートの途中でもちゃんと来た」といって、安心します。「ワンダフルなおでかけ、デートしてね」と、こむぎはいろはに声をかけます。いろははさとるに「今日は楽しかった。でも、ひとつだけお願い。名前で呼んで」と。ここから「いろはちゃん」「さとるくん」とお互いに呼び合うようになります(それまで、さとるは「犬飼さん」といろはのことを呼んでました)。

これが10月13日分のプリキュアの概略です。10月20日分はこむぎに前の飼い主が居た…という話がでてきます。


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このたびの兵庫県知事選挙の結果について思うことーマスコミ報道への違和感ー

2024-11-18 20:44:26 | 国際・政治

昨日は兵庫県知事選挙の投票日で、残念ながら、私が推していた稲村和美さんではなく、あの失職した知事のさいとうさんが当選してしまいました。正直なところ、この結果は残念としかいいようがありません。

ただ、今日も兵庫県議会の百条委員会が開かれて、引き続き公益通報保護法に違反する今年3月の告発者つぶし(パワハラ)の問題を継続的に調査するとか。また、来週には今回当選した人(失職知事のさいとうさん)が、百条委員会に呼び出されて尋問されるのだとか。「選挙に当選したばかりの知事が百条委員会に呼ばれて尋問される」だなんて、おそらく前代未聞のことでしょう。

ただ、こう言ってはなんですが、さいとうさんが再び知事の座に戻ったとしても、地方自治体が首長(知事・市区町村の長)と議会の二元代表制をとっている以上、議会は議会で独自の判断をして、あらためてさいとうさんを調査することになるであろうことは、選挙前から予想されていたことです。そのことは先日開催した「おとなのための社会科教室」でも話しましたし、二元代表制自体は中学校社会科公民的分野の教科書でも扱っていることです。その程度のことすら、選挙期間中に報道されなかったような気がするんですが…。いったい日本のマスコミは、なにを伝えているんですかねえ?

それから選挙でさいとうさんの当選が決まってからあとの報道内容も、違和感ありまくり。「最初はひとりから始まった…」と、失職後のさいとうさんの「駅立ち」活動などのことを伝えたりしていましたが、「それ、ちがうよ」ということは、私のブログを見ていた人ならおわかりのとおり。当初から在阪テレビ局は失職後のさいとうさんの「駅立ち」を取材していたし、そこには維新系や自民系の地方議員もいた。なおかつ「駅立ち」には、大阪あたりからの応援の人も来ていた。「どこがひとりやねん? 組織的な応援を隠しているのでは?」と思いましたね、そのころから。

あるいは、「選挙戦でのSNSでの動画の活用が~」という話。これもですね…。9月上旬の兵庫県議会での不信任決議に至るまでの連日の報道、9月後半の決議可決後の「いいわけ」的なテレビ番組出演、そして9月末~10月初旬の頃の「駅立ち」活動と、在阪テレビ局などが情報番組でさいとうさんのことをくりかえし取り上げてきました。その絵柄が流通しているのを前提として、さいとうさんファンの人たちが「この人いい人そう」とか「パワハラなんかしそうにない」とか、個別に画像や動画を撮影して、SNSに流しているわけです。なので、ある種の「メディアミックス」のようなものですよ。単純にSNSだけで投票行動を促したわけではないってことに、どうしてマスコミ報道が気付かないのかって思いますねえ。

そして、先ほども述べたように、今日から百条委員会の活動が再開されました。すでにパワハラやおねだりの疑惑などについては、一部さいとうさん本人も百条委員会で認めていることもあります。これに加えて、いよいよ公益通報保護法に違反する今年3月の告発者つぶしや、去年の阪神・オリックス優勝パレードでのキックバック問題などが、百条委員会での調査の対象になってきます。また、百条委員会でウソの証言をしたとなると、法的責任が問われることもあります。そういうことも、これまでマスコミは選挙期間中、事実として伝えてきたのでしょうか?

ちなみに、この百条委員会の委員を務める一部県議には、さいとう氏を応援する形で知事選に立候補した立花氏が自宅前で街宣をするなど、いやがらせのような行為を行っています。また、百条委員会で積極的にさいとう氏に関する疑惑を追及してきた県議のなかには、さまざまな誹謗中傷にさらされ、ご自身も家族も心身ともに疲弊している方もいます。そういう事実も、マスコミはこれまで伝えてきたのでしょうか?

こういう事実などを正確に知らされないなかで、ただただSNS経由で発信される「さいとうさん悪くない」という情報や、それ以前の「駅立ち」関連の情報だけを見せられて、なんとなくそれ以前の不信任決議に至る経過や百条委員会での議論などをいったんリセットさせられた。そんな有権者たちから票を集めて当選したのが、知事二期目の任期を迎えるさいとう氏です。

でも、今後あらためて百条委員会からの追及をつきつけられ、一連の疑惑について一部でも認めざるをえなくなったら…。そのときは、さいとうさんに投票した有権者を含む多くの兵庫県民からの信用を失墜することになると思います。あらためて、9月に出された知事不信任決議(全会一致)が、やはり正しかったのだということになります。

このことを、昨日の選挙が終わったばかりですが、今のうちに書いておきます。たぶん、こういう話をうやむやにしそうな動きが今後、兵庫県内のあちこちから起こってきそうなので。それに抵抗して、いうべきことをいっていくのが、今は大事なことだと思っています。

 


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11月4日「おとなのための社会科教室」市民講座バージョンおわりました。

2024-11-17 18:52:33 | 学問

今日は11月17日(日)。昨日・今日と全国私立大学教職課程協会の研究交流集会があって、九州共立大学(北九州市)まで1泊2日で出かけていました。昨夜は小倉で1泊して、今日の午後、家に戻ってきました。

また、今日は兵庫県知事選挙の投票日です。結果がどうなるか不安しかないのですが…。でも、この約半月近く、選挙応援の活動を続けてきたのにも、ここでいったん区切りがつきます。とはいえ、選挙結果を見て、その状況に応じて、地元・兵庫県の政治情勢に対して積極的に言うべきことは言おうと思いますが。

さて、前々からお伝えしていた「おとなのための社会科教室」市民講座バージョンですが、無事に11月4日(月・祝)に1回目を終えることができました。参加者は10人ほどでしたけど、中学校社会科公民的分野の教科書の内容を読みあいながら、「家のなかで我が子に政治の話をどう伝えるか?」など、朝からじっくりと意見交換ができたように思います。そのときのことをまだご報告していなかったので、短い文章ですが、画像とともに「無事終了」というご報告をさせていただきます。会場準備や画像の撮影などでお世話になった県議の小西さん、参加していただいたみなさんに、あらためてこの場をお借りしてお礼申し上げます。

次は居酒屋バージョン、市民講座バージョンのどちらになるかわかりませんが…。今後も上記のとおり、地元・兵庫県の政治情勢にあわせて、あるいは大阪府など近隣の情勢もふまえながら、いろいろと「おとなのための社会科教室」を続けていきたいと思います。そのときは、どうぞよろしくお願いします。

 


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兵庫県知事選挙の投票前に、ぜひ県議会の「知事不信任決議」(全会一致)を読んでください。

2024-11-14 10:54:44 | 国際・政治

次の日曜日(11月17日)は、兵庫県知事選挙です。私はすでに期日前投票を終えました。まだの人は、投票日に指定の投票所へ行くか、土曜日までの期日前投票の利用をするか、どちらかをお願いします。

それはさておき、いま選挙期間中ですけど、さまざまなデマがとびかう異様な選挙になっています。

また、そのデマの大半は、下記の画像にある兵庫県議会の知事不信任決議(全会一致)の趣旨、内容を認めたくない勢力からのもののようです。

しかし、前の知事がいまさらいろんな人たちに支援されて、復権=いまの選挙での当選をめざして、なにかといろいろと言い訳をしても…。その支援者がデマをいくらまき散らしても…。

それでも「前の知事はいったん、県議会からの全会一致の不信任決議を受けいれ、失職を選んだ」ということ。その実は消せません。ごまかせません。「それがまちがっているとか、嫌だとかいうのなら、失職ではなくて、県議会の解散を選んだらよかっただけ。いまさらごにゃごにゃ言ったり、支援者にデマを流させたりするな!」のひとことで終わりです。

あわせて、あのとき「全会一致」で不信任決議に賛成した県議が、いまさらこの決議に反することをごにゃごにゃネットで何か発信しているとしたら…。「ふざけるな! だったら県議会のときに反対の意思表明しろ!」ですよ。

ということで、デマに惑わされたりする人に対しては、下記の知事不信任決議の画像をあらためて確認していただくことをお勧めします。

<追記>

おかげさまでこのブログの存続がかないました。無事にクレジットカードの更新もできました。ただ、今はプリキュアを動画配信で見ることもできないくらい、兵庫県知事選のことに追われています。主にツイッター上で、推しの候補の情報発信や、前の知事側の支援者たちが流す情報の問題点の指摘をしています。なので今後、選挙結果がでたら、ゆっくりと、たまっているプリキュアの動画を見たいと思います。それまでブログの更新が途切れると思いますが、しばらくお待ちください。

 


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