新学期に入って本業の忙しさが理由で、しばらくこのブログの更新が途絶えていました。ですが、ゴールデンウィークに入って少し時間的にも余裕ができてきたので、短めの文章から再び書き込みをはじめたいと思います。
この間も、大学での仕事が忙しくてなかなか大阪市の青少年施策や旧青少年会館のことにかかわりがもてなかったのですが、このことについて、何もしていなかったわけではありません。ただ、ネット空間上での情報発信まで手がまわらなかった、というのが正直なところです。
たとえば、今、何人かの仲間の力を借りながら、まずは大阪市内の旧青少年会館12館をまわる形で、地元の人々などによる子ども・若者の自主的な学習・文化活動の状況確認と、その活動の活性化の方向性を検討するプロジェクトを立ち上げようと思っています。そのプロジェクトの構想を練ったり、協力をもとめたい方への連絡・調整を行ったりしていました。
あるいは、去年の秋、11月にシンポジウムを開催したり、12月に署名を提出したり、2月にも大阪市長および市議会議長宛に意見書を出したりなど、「今後の大阪市の青少年施策について共に考える市民の会」(略称「市民の会」)としていくつかの活動に取り組んできました。その「市民の会」として、さらに今後、大阪市の青少年施策についてどういうことを考え、提案していけばいいのかを検討するため、これに関連する情報収集の作業などを今も続けています。
さらに、何らかの会合で仲間の研究者などに顔をあわせるたびに、この間の大阪市の青少年会館条例「廃止」に至る経過や問題点などを話したりもしています。あるいは、直接、大阪市の青少年施策や旧青少年会館関連の問題につながってこないかもしれませんが、最近の子ども施策の動向や、行財政改革の問題などにかかわる文献の読み込みも開始しました。
このように、本業の大学での仕事の合間にいろいろ動いているために、インターネット空間上ではなかなか情報発信が難しい、というところがあります。また、今はまず、自分の気力・体力の温存、具体的な政策提案などにつながる情報収集、文献の読み込み、仲間とのつながりづくりなどに努め、今後の大阪市の青少年施策に何らかの形でコミットできるような準備をしていきたいと思っています。このために、今後も何度か、インターネット上での情報発信が途切れることがあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。