できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

やっと8月25日放送分のプリキュアを見ることができました。

2019-08-29 17:17:07 | プリキュア話

午後から少し昼寝して、さきほどようやく8月25日放送分のプリキュアの録画を見ました。関西圏では26日に放送されたものですね。これで録画で3回分、プリキュアをまとめて見たかたちになります。

さて、8月分4回のプリキュアは結局、地球からララちゃん(キュアミルキー)のロケットにのって、ララちゃんの故郷・惑星サマーンに行く話でおわることになります。この8月25日分は、惑星サマーンに到着したときの出来事が主な内容ですね。

ただ、前回8月18日放送分のラストで、サマーンに行くことをあまり喜んでいないララちゃんの表情が描かれていました。その理由が今回、分かりました。

まず、サマーンに到着すると、ララちゃんの上司と名乗る人物が「報告書を出せ」と言います。ララちゃんはどうやら、惑星サマーンでは宇宙デブリを担当する最下級の調査員のようです。また、他のプリキュアたちは、「宇宙星空連合の規則にのっとって漂流中に保護をした人びと」という扱いになりました。地球は宇宙星空連合に加盟していないので、惑星サマーンに居るためにはそういう扱いにしないといけないようです。それはララちゃんの宇宙船のAIが決めました。

それから、どうやらこの惑星サマーンでは、人びとはマザーAIが決めたとおりに過ごしている様子。ララちゃんの兄・ロロは最上級の調査員、父はAIの研究者、母はロケットの研究者のようですが、そういう仕事もすべてAIが決めたようです。毎日の食生活で誰がどんなものを食べるかもAIが決めるようで…。そして、個人の持っているAI(ララちゃんだと宇宙船のAIですが)とサマーンにあるAIは、定期的にデータの共有を行うのだとか。ララちゃんは兄のロロから「もっとララもAIを使いこなせるようになれたら…」なんてことを言われていました。

一方、今回ララちゃんが呼び戻されたのは、宇宙星空連合の表彰式のため。兄・ロロがプリンセスカラーペンを見つけたことで、星空連合のトップから表彰されることになったとのこと。星空連合でもプリキュアが現れて、プリンセスの力を取り戻そうとしていることが話題になっていて、先々、プリキュアを星空連合のなかに入れようとしているとか。

そういう話を聴いて、ララちゃんは悩みます。自分たちがそのプリキュアであることを、正直に、惑星サマーンの調査員として報告すべきかどうか。報告すれば、他のプリキュアたちは地球に戻れないかもしれない…。

そういうララちゃんの姿を見て、まどかちゃん(キュアセレーネ)が声をかけます。まどかちゃんの父は、地球で宇宙人対策(=実際は宇宙人追放)にとりくむ政府高官。だから、父にノットレイダーのことやララちゃんのことを伝えるかどうか迷った。でも、自分の直感に従って、言わなかった。それは思ったことに素直になるという、ひかるちゃん(キュアスター)の言葉に従ったから。だから、まどかちゃんはここで「ララはどうしたいの?」と聴きます。

そんなときにプリンセスカラーペンを保管している惑星サマーンの研究所に、テンジョウとノットレイダーが現れ、ペンを奪おうとします。当然、5人のプリキュアは変身して、テンジョウとノットレイダーを追い払います。特にキュアミルキーは、自分の兄が見つけて、父母も喜んでいるのがこのプリンセスカラーペンだから、何があっても守ると。

ところが…。テンジョウたちによって破壊されたあとの研究所で、ペンをもっているララちゃんたちの姿が目撃されます。テンジョウたちが来る前までにマザーAIに残っていたデータから、ララちゃんたちがペンを奪おうとしたにちがいないと誤解され、今度は5人のプリキュアたちがみんな、惑星サマーンで「おたずねもの」になってしまいます。そんなところへ、またまたアイワーンが現れて…。

というところで、8月25日分のプリキュアはおわりました。この調子だと、9月1日放送分まで惑星サマーンでの物語は続きそうですね。

それとともに、AIにいろんなことが決められてしまう社会に対して、すっかりなじんでしまって何も考えていないララちゃんの家族+惑星サマーンの住民と、そういう社会にすんなりとなじめないララちゃんの姿(=さらにはプリキュアたちと出会って、AI全盛の社会になじめない自分こそ本当の自分なんだと思い始めているララちゃん)に、なんだかいろんなことを考えさせられてしまいます。

私たちの暮らす日本社会も、これからいろんな分野にAIが入り込んできます。そのAIにいろんな面で頼って「快適だ」「楽ちんだ」と思う人びとも増えてくるでしょう。でも、それによって何か無くしてしまったり、気付かなくなったりすることもある。本当にAIに何でも頼り切る社会になっていいの…? そのことを、今年のプリキュアはララちゃん=キュアミルキーの姿を通して問いかけているようにも思いました。


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やっと8月18日放送分のプリキュアを見る事ができました。

2019-08-29 13:14:09 | プリキュア話

昨日に引き続き、今日も録画していたプリキュアを見ました。関西圏では8月25日に放送された分ですが、もともとは8月18日放送予定のものです。

さて、8月に入ってからプリキュアたちは、ララちゃん(キュアミルキー)の育った惑星サマーンに向かうために、ロケットで旅行中です。ただそのロケットが故障して、前回から水の星・プルルン星での修理をしているところです。今回のストーリーはその修理の話です。

それで、プルルン星で宇宙船の修理をするのは、炎がメラメラしていて、めちゃくちゃ熱い職人フレア。フレアはメラメラ燃える炎の星・プラズマ星人で、「そんな星で生きていけるか」と家族に止められたけど、「行ってみなきゃわからん」といって、どうしても水の星・プルルン星に行ってみたくてやってきたのだとか。

何事もあきらめたらくすぶる、最後まであきらめなかった…というフレアは、プリキュアたちにも宇宙船を直したかったら「ハートを見せろ」と言います。そこで、フレアが熱い炎を起こすエネルギー源(サンゴインステーキといって、サーロインステーキみたいですが…)をつくる役を、ララちゃん・ひかるちゃん(キュアスター)・ユニちゃん(キュアコスモ)の3人がやります。また、フレアの熱い炎に風を送って大きくする役をエレナちゃん(キュアソレイユ)、まどかちゃん(キュアセレーネ)が引き受けます。

ですが…。風をおくるエレナちゃん・まどかちゃんが途中でバテてしまって、修理はそこでストップ。そこでプルルン星名物のスコールが降ってきて、「やめじゃ!」といって職人フレアは部屋にもどってしまいます。
スコールが降り続くなか、「修理が遅れてごめんね…」と他のプリキュアに言いつつ、まどかちゃんは「エレナがもう限界なんていうのは初めて」と、エレナちゃんは「まどかがもうダメって弱音はくのは初めて」と語りあいます。そして「自分のことは自分でよくわからないよね」「まどかもすごい」「エレナもすごい」という話をお互いにします。

そんななか、水のある星は「最高だ」と言って、カッパードがプリキュアたちの攻撃を開始します。また、プラズマ星人でもある職員フレアの炎を消してしまえば、ロケットの修理ができないことに目をつけます。そこで、カッパードは水の勢いをつかって炎を消そうとします。そんなカッパードへ「絶対にあきらめない」「限界は越えるためにある」「自分たちに熱いハートがある限り限界はない」といって、キュアセレーネ・キュアソレイユが立ち向かいます。まぁ、結果的にはカッパードをプリキュア全員の力で追い払うわけですが。

ラストの場面は、あらためてプリキュアたちが「ロケットを直して、惑星サマーンに行きたい」と職人フレアにお願いをします。さっきのカッパードとのたたかいを見ていたフレアはそれを引き受け、修理を開始。今まで以上にメラメラした炎を吹き出す職人フレアは、一気に炎をロケットに吹き付け、修理をしてしまいます。ということで、ロケットは無事にプルルン星で修理完了。次回はいよいよ、惑星サマーンに向かう…という展開ですね。

ただ、肝心の惑星サマーンに向かうにあたって、ララちゃんはあんまりうれしそうな感じではありません。何か家族関係にありそうですね…。


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やっと8月11日放送分のプリキュアを見ることができました。

2019-08-28 15:52:28 | プリキュア話

やっとついさっき、8月11日放送分のプリキュアを見ることができました。関西圏では高校野球中継の関係で、8月23日に放送されたものです。(とはいえ、あと2回分の録画が残っていますが・・・)

さて、この8月11日放送分の主なストーリーは、やどかりみたいな宇宙人・ヤンヤンの星に、プリキュアたちがロケットででかけるというものでした。これは8月4日放送分で、ララちゃん(キュアミルキー)の家族が、ララちゃんの故郷・惑星サマーンに来るよう呼びかけている…という流れを受けてのもの。そして、8月4日放送分では、その道中でプリキュアたちのロケットが故障してしまって、途中で出会ったヤンヤンの星に行って修理をするという展開になったのでした。

まぁ、そんなわけで、ヤンヤンの星にたどり着くまでが今回の主なストーリーだったわけですが、これがまぁプルルン星という「水の惑星」で、星全体が大きな海。ところどころに水玉みたいなものがあるんですが、これが島で、プルルン星人はどうやらこの島で生活しているようです。

それで…。プリキュアたちはプルルン星の海で泳ぎたくなって、「へんしんじゅ」(変身するための真珠)を使って、人魚になって泳ぎはじめます。水のなかで、人魚になったひかるちゃん(キュアスター)はユニちゃん(キュアコスモ)に、「変われるってたのしいね」と声をかけます。

そうやって楽しくヤンヤンの星で過ごしているところに、アイワーンが自分の宇宙船でやってきます。アイワーンはどうやら、敵の組織を追い出されて、居場所をなくした様子。そのために、アイワーンはかつて自分のしもべだったバケニャーン(=ユニが敵の動きを探るために変装していた姿)だけは絶対に許さない、仕返しをしてやると思っています。そしてアイワーンは、ヤンヤンの星にいるプリキュアたちを攻撃しはじめます。
アイワーンは「ユニは自分をだました。みんなをだましてきた。それが今はプリキュアだと、笑わせるな」といって、キュアコスモに攻撃を加えるわけですが…。でも、キュアスターは「コスモは何も変わっていない。自分の故郷の惑星レインボーを守りたいという気持ちはずっと同じ。変わることは悪くない。楽しいことでもあるし、新しい自分を知ることでもある」といって反論します。そしてキュアコスモは、「どんな姿になっても私は私」と言って、アイワーンの攻撃を退けます。

まぁ、こんな感じで、ひとまずやっとヤンヤンの星にたどり着いて、プリキュアたちのロケットの修理ができるところまで。これが8月11日放送分の内容でした。また時間をとって、残り2回分の録画を見ることにします。なんとか次の日曜日(9月1日)までに、残り2回分を見てしまわないと…。


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9月1日の加古川市「第2回いじめ防止市民フォーラム」の案内です。

2019-08-26 21:48:25 | 受験・学校

今日は午後から加古川市教委主催の生徒会・児童会代表者ミーティングに出てきました。

市内の小中学校40校から2名ずつ、主に生徒会や児童会役員さんが中心に出てきて、子どもたちの立場から「いじめ」防止のあり方について話し合う場が、この生徒会・児童会代表者ミーティングです。また、付き添いで各校の生徒会・児童会担当の教職員も来ていました。

今日の司会進行は、兵庫県立大学の竹内和雄さん。また、兵庫県立大学の学生さんたちが、子どもたちのグループに1人ずつつくかたちで進行していました。

あと、途中から中学生のグループと小学生のグループに分かれて話し合いをしていたのですが…。

小学生のグループでは、千葉大学の藤川大祐さんが監修した「私たちの選択肢」という動画を見て、「傍観者でいること」について大学生にお手伝いしてもらいながら話し合ってみる…ということをやっていました。

中学生の方は竹内さん+大学生といっしょに、簡単な「いじめ」についての参加者アンケートをふまえて、加古川市内や各小中学校で、自分たち子どもなりにどのようにして「いじめ」を防いでいくことができるか、考えてみる作業をしていましたね。

まぁ、そんなわけで、はからずも以前、姫路でお話をさせていただいた竹内さんや県立大の学生のみなさん、あるいは藤川さん等々、いろんなご縁を今回、加古川で感じることができました。

ちなみに小学生の方も、中学生の方も、どちらもけっこう話し合いがもりあがっていて、いい意見がたくさんでていました。結局、全体で今日のふりかえりをする時間が足りなくなって、予定よりも時間オーバーしてしまうくらい、意見が出た感じです。

そして、付き添いに来ていた教員たちに何人か話を聴きましたが、「似たようなことを自分の勤務校でもやってみたい」「いきなり全クラスではむずかしいから、まずは勤務校の生徒会の子どもたち全員とやってみようかと思う」というような意見も出ていました。

いま、こんな感じで、加古川市教委なりに子どもたちの声を聴きながら、重大事態が生じたあとの再発防止に、地道にこつこつ取り組んでいます。もちろん、再発防止策のすべてがうまくいっているわけでもなくて、たとえば、まだまだ対応の難しいケースもあると聴いています。でも、こんな感じで、やはり加古川市教委なりに何か考えて、動きはじめている部分があるということ。そのことは忘れてほしくないなあって思います。

なお、今日の生徒会・児童会代表者ミーティングの報告は、次の日曜日、9月1日の14時~16時に、加古川市の「第2回いじめ防止市民フォーラム」の場で報告されます。詳しいことは画像で確認してください。

私も前日(8月31日)は日本スクールソーシャルワーク協会の学習会で東京出張ですが、それをあえて日帰りにして、9月1日は一参加者としてこの市民フォーラムに出ようと思っています。今日は「加古川市いじめ防止対策評価検証委員会」なる会議体のメンバーとして顔を出したのですが…。

<追記>
マスコミのみなさん、重大事態の起きた自治体教委がその後、こういう地道な活動やっているところに取材に来てほしいですね。他の問題を追いかけるのには熱心ですが、ここにはあまり来ないですから。そういう意味で、いじめ関連報道のあり方には最近、私、いろいろとひっかかるところがあります。だんだん「マスコミのみなさんには、もう、つきあってられね~よ」と言いたくなってきております。


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9月21日(土)京都子どもネット総会で話をします。

2019-08-25 20:48:26 | 私の「仲間」たちへ

来月の話になりますが、9月21日(土)午後、京都子どもネットの総会で、子どもの権利条例関係の話をします。詳しいことは画像で確認をしてください。

※高校野球中継の時期が終わって、8月23日、今日(8月25日)、あす(8月26日)と、関西圏では変則的なかたちでプリキュアが放送されました。まだ23日と今日の録画の分を見てないですし、あすの分もあります。たぶん3回分まとめてコメントをすることになりそうです。今しばらくお待ちください。


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夏休み中の近況報告です。

2019-08-18 22:45:38 | 私の「仲間」たちへ

前にも書いたかと思いますが、いまはちょうど高校野球中継の時期なので、関西圏だけプリキュアの放送スケジュールが変更になっています。なので、「今日は日曜日なのにプリキュアの話を書いていないな~」と思われた方、そういう事情なので、ご理解ください。なにしろ先日の台風接近・上陸との関係で、当初の放送予定がまた変わってしまいましたので。

それはさておき。おかげさまで私もようやく8月11日(土)から夏休みに入りました。一応、21日(水)までが夏休みの予定です。

また、今年の夏休みは例年とちがって、家族旅行で遠出する予定がありません。というのも、中学3年生になったうちの娘が、先週から中学校合唱部のコンクール(それも複数)や、最近はじめた声楽の発表会、そして、それに備えての練習等々で大忙しな状態です。宿題と練習、そしてコンクールや発表会に追われるなかで、娘なりに精いっぱい、がんばってます。ただ、おかげさまで、そのうちのひとつのコンクールでは、合唱部として金賞&関西大会出場といういい結果が出せました。それはよかったかな~というところでしょうか。

あと、そんな娘の数少ない休みの日に、乃木坂46の京セラドーム大阪でのライブをいっしょに見に行きました。娘が生まれてからこの間、幼い頃はプリキュアをいっしょに見て、私もハマるようになり…。その次、娘が小学校高学年くらいから、今度はラブライブを見るようになって、またまた私もハマり…。そして、今度は乃木坂46のライブを見に行って、娘といっしょにグッズを買い、ペンライトをふってステージを見て…。やはり、私も乃木坂46にハマってしまいました。

いや~。来月発売の新曲をステージ初披露という場面と、新キャプテン・秋元真夏さんの指名という場面。それを京セラドームで娘といっしょに見ることができて、「やった~」という気分になりましたね。特に真夏さん推しでずっときていた娘にとっては、大感激の瞬間でした。

というような次第で、中学3年生になってもまだまだ父親になついていて、いろいろと寄ってくる娘と、久しぶりにゆっくり過ごせている夏休みの様子、近況報告させていただきます。いつまでこうやってなついて、寄りついてくれるかしら…??(あともうちょっと、というところでしょうね…)



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最近読んだ本をまとめて紹介(2923冊目~2943冊目)

2019-08-12 23:21:09 | 本と雑誌

あわただしかった大学の2019年度前期もようやくおわり、今はお盆休みの期間中です。

7月から8月前半にかけて読んだ本がたまってきましたので、またまたタイトルと著者名程度ですが、下記のとおり紹介しておきます。

そうそう、気付けばあともうちょっとで、3000冊に到達ですね。2004年の8月からブログを始めて、途中からこちらのgooブログに移ったのですが、読んだ本の冊数は2004年8月からカウントしています。だいたい15年くらいかけて3000冊読んだ…ということになりそうですね。年間200冊、新書を中心に読んでいるということですね、はい。

2923冊目:ブレイディみかこ『労働者階級の反乱 地べたから見た英国EU離脱』光文社新書、2017年

2924冊目:朝比奈なを『ルポ教育困難校』朝日新書、2019年

2925冊目:大木毅『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』岩波新書、2019年

2926冊目:羽田正『新しい世界史へ―地球市民のための構想』岩波新書、2011年

2927冊目:和田光弘『植民地から建国へ 19世紀初頭まで シリーズアメリカ合衆国史①』岩波新書、2019年

2928冊目:山崎晴雄『富士山はどうしてそこにあるのか 地形から見る日本列島史』NHK出版新書、2019年

2929冊目:安田浩一『愛国という名の亡国』河出新書、2019年

2930冊目:日本経済新聞社編『AI2045』日本経済新聞社(日経プレミアシリーズ)、2018年

2931冊目:平川克美『路地裏で考える―世界の饒舌さに抵抗する拠点』ちくま新書、2019年

2932冊目:安世鴻・李春煕・岡本有佳編『≪自粛社会≫をのりこえる 「慰安婦」写真展中止事件と「表現の自由」』岩波ブックレット、2017年

2933冊目:吉見義明『日本軍「慰安婦」制度とは何か』岩波ブックレット、2010年

2934冊目:大森典子・川田文子『「慰安婦」問題が問うてきたこと』岩波ブックレット、2010年

2935冊目:吉田裕『日本人の歴史認識と東京裁判』岩波ブックレット、2019年

2936冊目:内田樹『そのうちなんとかなるだろう』マガジンハウス、2019年

2937冊目:樋口直人・永吉希久子ほか『ネット右翼とは何か』青弓社、2019年

2938冊目:富永京子『みんなの「わがまま」入門』左右社、2019年

2939冊目:佐藤広美『災禍に向き合う教育 悲しみのなかで人は成熟する』新日本出版社、2019年

2940冊目:園田雅春『道徳科の「授業革命」 人権を基軸に』解放出版社、2018年

2941冊目:内田樹・釈徹宗ほか『日本人にとって聖地とは何か』東京書籍、2019年

2942冊目:内田樹編『街場の平成論』晶文社、2019年

2943冊目:瀬木比呂志・清水潔『裁判所の正体 法服を着た役人たち』新潮社、2017年


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今日(8月4日)のプリキュアの話です。

2019-08-04 09:32:08 | プリキュア話

先ほど今朝のプリキュアを見ました。いつもどおりコメントを書いておきますね。

まず、オープニングの動画がキュアコスモも入った5人バージョンに変わりました。といっても大きな変更というよりは、さりげなくキュアコスモを入れられるところに入れたって感じ。たぶん9月になると劇場版映画向けのオープニングがつくられて…。劇場版映画公開が終わった頃に、後期オープニングの動画に変わるんだろうな、と思います。

次に、先週、惑星サマーンからララちゃん(キュアミルキー)に連絡してきたのは、「ララちゃんの母親ではないか?」と書きました。ですが、今朝の放送分で、その連絡はロロという、ララちゃんの双子の兄からだということがわかりました。今週からしばらくは、そのララちゃんの兄・ロロの「惑星サマーンにもどってこい」というメッセージにしたがって、プリキュアたちみんながサマーンに行く話になりそうです。

さて、今回は惑星サマーンに行く道中の話の1回目。地球の観星町で暮らすプリキュアたち(ひかるちゃん=キュアスター、エレナちゃん=キュアソレイユ、まどかちゃん=キュアセレーネ)は、それぞれに家族としばらくお別れ。一応、映画監督のアブラハムさん(=この人も宇宙人だそうですが)の撮影に協力するという理由で、みんな家を離れることになりました。

それでですね…。道中のロケットのなかでは、ひかるちゃんの提案で、パジャマパーティーが開かれます。みんなでアブラハムさんのつくった映画を見ながら、それぞれの家のことを話しはじめます。まどかちゃんは父親から留学をすすめられていること。エレナちゃんは弟妹の面倒を、仕事の忙しい両親に任せて家を出たのが、なんとなくひっかかっていること。ララちゃんは惑星サマーンの実家では、父母も双子の兄もみんなしっかりしていて、自分だけなんか頼りないと思われていること。でも、そんなララちゃんがいっしょだったら大丈夫だと言って、ひかるちゃんの祖父は送り出してくれたこと、等々です。

でも、そのロケットは途中でワープに失敗し、小さな星に不時着します。そこでヤドカリみたいな宇宙人・ヤンヤンがロケットに乗り込みます。どうやら別のロケットでその星に不時着したあと、帰れなくなったのだとか。

そんなプリキュアたちとヤンヤンのいるところへ、カッパードとノットレイダーたちが攻めてきます。ロケットを急発進させて、別の星にいったん逃げるのですが…。でも、そこでロケットはエンジンを大破させてしまいます。

一応、パジャマパーティーでより仲良くなって、チームワークがとれるようになった5人のプリキュアは、カッパードとノットレイダーの攻撃を退けます。ですが、エンジンが大破したロケットでは、惑星サマーンへの旅は続けられません。

そんなときにヤンヤンが、自分の星まで送ってくれたら、自分の星でロケットの修理をしてあげる…と。そこで、プリキュアたちは壊れたロケットを仲間のプルンス(たこ足の宇宙人)の力でなんとか飛ばして、ヤンヤンの星へ向かう…というところで、今回は終わりました。

まぁ、こんな感じで、地球から今日の小さな星、ヤンヤンの星、そして惑星サマーンへ。8月の3回をつかって、高校野球中継が途中で入っても大丈夫なストーリーをつくって、なんとかつないでいるなぁ~という感じがしました。

また、その話をつないでいるなかにも、たとえばプリキュアそれぞれの家族の話を織り込んで、9月以降のストーリー展開の伏線をはっている印象を受けました。たとえばまどかちゃんの留学準備の話、エレナちゃんの弟妹の話、ひかるちゃんの祖父の話などは、年末にかけて再度、どこかで何か展開があると思います。ララちゃんの惑星サマーンの家族の話も、この夏休み限りになるか、それとも年末に再度登場なのか…ですね。
あと、まだ「家族」の話がでてこないユニちゃん(キュアコスモ。レインボー星人)についても、今後の物語の展開のなかで、惑星レインボーの秘密とともに語られるのではないかな…と予想しています。

ということで、今日のプリキュアの話、おわりです。

※関西圏は毎年のことですが、これから夏の甲子園での高校野球中継の時期にはいります。なので、他の地域では放送していますが、関西圏では8月11日(日)のプリキュアはお休みです。11日分は18日に放送されるようですね。


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首長主導で「見当違い」の教育施策をいくら大阪で続けても…。

2019-08-01 09:01:11 | 受験・学校

吉村知事が夏の賞与返上へ 学テで大阪市の小学・国語最下位 (産経WEST 2019年7月31日)

この産経の配信記事を読んで、いろいろと思うところがありました。それをここで書いておきます。

 

先ほどこの記事読んで、ひとつびっくりしたこと(「そこか」と言われそうですが…)。

返上する吉村知事の賞与は、いったん大阪維新の会に寄付して、そこから自然災害の被災地支援に使われるのだと。

「だったら直接、どこかの被災地にお金、送ったらええやん。なんで大阪維新の会に寄付するねん?」

と、まずはそこで「この知事、なに勘違いしてるねん?」と思いました。

それから、知事の夏の賞与さえ返上すれば、これからも従来どおりの教職員に無理難題ふっかける施策も続けられるし、子どもを「学力向上」で追い立てることも可能になる。安いもんですねえ、賞与返上って。

さらに、大阪市の場合、大森特別顧問は教育委員長だった時期も含めて、もう何年、大阪市の教育施策をリードしてきたんですかね? いろいろやっても状況が好転しないとしたら、そもそも教育改革のために首長が引っ張ってきた「特別顧問」なる人のアドバイスが、どこか根本的にずれているんじゃないですかね? 「身を切る改革」というなら、まずは賞与返上だけでなく、身内でもある「特別顧問」も切りましょうよ、この際。
ちなみに・・・。

昨日、実は大阪市内の小中学校教職員を対象に、「子どもの権利条約」の学習会をしました。その学習会でも、子どもの権利条約のどこにも「全国一斉学力テストの各都道府県・政令市の順位をあげろ、学校別の平均点あげろ」なんてこと、一切書いていないという話をしました。

条約29条の「教育の目的」に書いているのは、人権や基本的自由の尊重や多文化共生・異文化理解、ジェンダー平等や平和、多様な人々の間での寛容、自然環境の保護等々に関する理解をふかめることとともに、子どもたちひとりひとりの人格や心身の成長可能性を最大限に高めることです。

また、たとえ全国一斉学力テストの順位や平均点が高くても、ヘイトスピーチをまきちらし、誰かを蔑視したり迫害したり、諸外国に戦争をふっかけるような人が育ってくるような学校、教育のあり方は、子どもの権利条約の趣旨には反しています。

そんなことも、昨日の学習会で、子どもの権利条約の話にひっかけて、参加されたみなさんに伝えておきました。

なんか、やらなくてもいいような教育施策ばかりやって、パフォーマンス的に賞与返上とかしてますけど、「そんな見当違いの教育施策を大阪でいくら続けてもなぁ…」というところでしょうか。

むしろ、子どもの権利条約の趣旨に即した教育施策を大阪で、全国一斉学力テストの順位など気にせず、地道にひたすらやり続けてほしいと思うのですが。その方が「グローバル化する社会」に対応する教育になると思うんですけどね…。


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