この間いろいろと忙しくて、ブログにプリキュアの話を書くのがだいぶん遅れてしまいました。まずは9月22日放送分から書いていきます。
この日の放送では、まゆ(キュアリリアン)の父親が帰国して、写真展を開くという話がメインになります。いろは(キュアフレンディ)の父親がペットのトリマーになった経過を扱った回と「対」になっている感じですね。と同時に、まゆにべったりだったネコのゆき(キュアニャミー)が、まゆから少し距離をおいても大丈夫という実感を得られるようになる経過も描かれています。
まず9月22日放送分では、まゆが家でゆきとねこじゃらしで遊んでいるところから話が始まります。そんなときに、世界各地の動物の写真を撮っているまゆの父・貴行が帰宅します。まゆはおおはしゃぎ。まゆはさっそく父にねだって、予定されている写真展に使う写真を見せてもらおうとします。
その写真展ですが、まゆが出迎えるなか、こむぎ(キュアワンダフル)にいろは、さとるが見に行きます。そこにはなぜかニコの姿も見えます。世界各地の動物の姿を撮った写真の展示で、本格的な写真展。「その動物のいい瞬間だけを切り取っている」と、写真を見て、いろはやさとるはとても気に入ります。「パパは写真の天才!」と、まゆは大喜び。そんないろはやこむぎ、さとるの姿を見て、まゆの父は「テレビ電話で聞いていた友達だね。まゆが大好きなともだち」と。まゆは「心配することなかった…」と安心します。いろはたちのことを父がどう思うか、気になっていたようですね。
一方、ゆきはめずらしくひとり家で留守番。まゆは「大丈夫かな?」と心配になります。でもゆきは「やりたかったことをしよう」と、ねこから人間の姿になって、映画、カフェ、花屋…と街中に出ていきます。「いつも私がそばにいないとと思ってきたけど、まゆはプリキュアになって変わった。まゆが笑うなら、それが一番」と思いながらゆきが歩いていると、公園でのねこ集会に出会います。また、そのねこ集会のそばで、カラスに襲われていた子ねこを助けます。「ひとりで居たらあぶない。迷子?」と、子ねこの親をゆきは探します。
そのころ「写真集がすてき…」といういろはたちを前に、まゆは「ゆきはお散歩かな? 心配ないと思うけど…。どこか心当たりの場所はある?」と、こむぎに聴きます。するとこむぎは「友だちのところでは?」と言って、まゆをねこ集会のところに連れていきます。
ねこ集会のところでは、さっき助けた子ねこをゆきが連れていきます。そこでゆきは他のねこたちを前に「プリティ・ホリックの看板ねこ」と自己紹介。また、ゆきからも「ねこ集会ってなにをしているの?」とほかのねこたちに尋ねます。仲間の確認や日当たりのいいところの情報交換などなど…と、ねこ集会のボスが答えます。
そこへガオーの手下・ザクロが現れ、ねこ集会を妨害し始めます。ゆきはすぐにキュアニャミーに変身して、他のねこたちを逃がします。でも集会のボスがザクロにつかまり、ガオガオーンにされます。ガオガオーンが現れたときに、こむぎたちも到着。他の3人もプリキュアに変身します。そのガオガオーンがキュアニャミーに攻撃されたとき、キュアリリアンのつくったネットで防御。また、ねこ集会のメンバーたちも、キュアニャミーを応援します。
ただ、ガオガオーンになったボスねこは、プリキュアたちをみんなまとめてひっかこうとします。そんなときキュアリリアンがニコアニマルのキツネの力を借りて、キュアニャミーそのものをねこじゃらしに変身させてしまいます。そのねこじゃらしを使って目をまわさせ、キュアリリアンがガオガオーンを転倒させてしまいます。そのあとは、ニコの力をつかってガオガオーンを浄化。もとの姿にもどします。もとの姿にもどったボスねこと集会メンバーのねこたちは、ねこの姿にもどったゆきの周りに集まり、「あねご~ずっとついていきます」とゆきを慕います。そんな他のねこたちを見て、ゆきは笑顔で「しかたないにゃ~」と言います。
ラストの場面では、家に帰ったまゆがゆきに「公園で何があったのか、話を聴かせて~。私の知らない世界がゆきにあるなんて~」と尋ねます。「公園でねこ集会」というゆきに、「知りたい!」と答えるまゆ。そんな場面で9月22日放送分はおわります。
こんな風に、徐々に飼い主と動物とのあいだに、おたがいに別の世界があるということが描かれていくのでしょうか。今回はまゆとゆきでしたが、そのうちにいろはとこむぎにも、それぞれ別の世界がある…ということになるのかもしれませんね。なお、9月29日放送分では、いよいよさとるくんがいろはちゃんに告白するかどうか…がテーマになるようです。
ということで、9月22日分のプリキュアの話、おわります。