<以下はこのたびの兵庫県知事選挙に関連して、私がツイッター上で流した話をつなぎあわせて、1本にまとめたものです。中心になっているのは今日のつぶやきですが、中には数日前のつぶやきを手直ししているものもあります。>
・6月13日(日)にも西宮で話をしたけど、私が30代の大学教員になって間もない頃に大阪市の行政職員と一緒に作ろうと頑張った子ども施策が、40代の10年近くの維新系首長の施策でガタガタに崩れてしまって50代に至った。あれと同じことを我が地元兵庫県で繰り返したくない。ただそれを願うのみ。
・維新の政治は、とにかく行政施策を「ぶちこわし」て、こわしたあとは「民間に売却か委託か」という流れをつくっているように思います。あとは、ぶち壊して浮いた財源をほんのわずかだけ庶民に流して、「お得感」演出、庶民を共犯にしてしまう感じですね。
・それはまるで、10店展開していたスーパーを1店に統合して正社員を大幅にリストラ。空き店舗は他社に売却。その売却益とリストラで浮いた人件費を借金返済と株投資に使う。従来のお客さんには安売りクーポンだけ配る。大阪維新系の政治家のいう改革ってそういう企業のノリみたい。
・結局いままで歩いて買い物に行けたお年寄りは、スーパー閉店で近所で買い物できなくなる。残った1店も非正規雇用の方ばかりで、正社員は過労死寸前。お得なクーポン使えるのは一部の層だけ。得するのは空き店舗売却益とリストラで人件費浮かせた本社経営陣だけ。
・目先の閉店前セールと安売りクーポンにだまされて、その先にめちゃくちゃ遠いスーパーまで買い物にいくはめに陥らないように。兵庫県知事選出馬予定者含む大阪維新系の政治家のいうお得感には注意しましょう。結局だまされて損するの私らだから。
・あと、人間観の問題で言えば…。私たちは閉店前セールと安売りクーポンみたいなものだけ配れば、庶民はまずそれに群がり、あとはなにやってもごまかせる存在と見なされてます。「人をバカにするな!」と、兵庫県知事選出馬予定者含む大阪維新系の政治家には言わねばなりません。
・この人間観の問題は、自分たちの姿を鏡のように映しています。カジノ、関西万博等々、目立つイベントで金儲けしたい。だけど地味な庶民の生活支援なんてやりたくない。学力テストで点数あげて有名校進学さえできればそれでよくて、持続可能な社会形成や人権保障と公教育の役割なんて考えたくもない。
・今だけ、金だけ、自分だけ。そういう価値観や人間観の大阪維新系の首長は、関西広域連合の会議も普段はさぼりながら、他方で新型コロナ禍や災害など自分だけでは手に負えない事態が生じれば、日頃なにかと文句いう隣県にも、なりふりかまわず助けもとめます。
・(公開討論会で維新が推す兵庫県知事選挙出馬予定者・さいとう氏が、兵庫県の海外事務所閉鎖を示唆する発言をしたと聴いて…)幕末維新の頃から兵庫、特に神戸が担ってきた国際化の伝統をなんと心得るのか。さいとう氏はいまの社会における民間外交や自治体外交の重要性もわからないのか。とにかく話にならないくらい器の小さな知事選出馬予定者ですね。落選してほしいです。
・それにしてもさいとう氏は維新の首長下の大阪府に総務省から送り込まれて、地方自治体のリストラ策しか学べなかったようですね。そんな人を知事選に推薦した自民も、支援する維新も「一喝」したいくらいダメですね。いまの住民が直面する新型コロナ禍の苦難をまるでわかってない。
<以上、手直しした上でのツイッターからの引用おわり>