気付けば今日は11月28日(日)。今年も残り1カ月ちょっととなりましたね。
本業の大学の仕事のほうは、「書けない卒論に困っている人文学部4年生」が、今年も研究室に三々五々集まってくる時期になりました。卒論ゼミ担当を離れてもう5年になるんですが、毎年この時期になると必ずどこかのゼミで「卒論書けなくて困ってる」学生が、なぜか私の部屋に来ます。まあ、教職課程履修中の人文学部4年生に「君ら、卒論に困ったら研究室へおいで。教育実習に行っても、卒論だして卒業できなかったら、教員免許でないからね」と言っているからなんですけど…。そういうわけで、まずは教職課程履修中の4年生がひとり来たら、そのひとりの「友達」と称して、教職課程以外の4年生も来るという次第です。あとは、研究室にカップめんやお菓子をおいているので、「この研究室だと、おなかすいたときに何か食べながら、パソコンに向かって卒論執筆できる」という思いも、学生側にはあるようですね。ちなみに今年の卒論提出期限は、12月10日(金)17時です。無事にみんな、間に合うのでしょうか・・・。まあ、無事に提出できても、人文学部教員による「査読」という関門があるんですが(=その査読によって、出来具合が悪ければ「書き直し」を年末年始に指示されます)。
さて、今日も日曜日なので、朝からプリキュアと仮面ライダーを見て、部屋の掃除をして過ごしておりました。ということで、今朝放送分のプリキュアのこと、ブログに書いておきます。
今年の「トロピカルージュプリキュア」の物語も、いよいよ先週あたりから「終盤」に入ってきた感じです。前回は人魚の国・グランオーシャンの女王からいろんな秘密が打ち明けられましたし、「あとまわしの魔女」とその一味も、とうとう海の生き物を直接ヤラネーダにしてプリキュアたちに攻撃をしかけるようになってきました。これに対抗するために、プリキュアたちも新しいアイテム(海のリング)を手に入れて、「マリンビートダイナミック」という5人の合体技を出すようになりました。そして、今日からしばらくの間は、今年のプリキュア5人のひとりひとりの「成長」の姿が描かれるようです。ちなみに今回は、アスカ(キュアフラミンゴ)です。
あすかは中3で、そろそろ高校進学など進路を決める時期。でも、中学校に進路希望調査の紙をまだ出していない。「どうするのだ? テニスで推薦してもらえる高校に行くんじゃなかったのか?」と父親に言われる。でも「もうテニス部は辞めたから、推薦はもらえない…」とアスカは返事をする。そんなところから、今回の放送分がはじまります。そして、それでもアスカはテニスをあきらめたくないようで、ひとりで壁打ちをして練習しています。そのアスカの姿を、かつてはいっしょにテニス部でダブルスを組んでいた前の生徒会長・白鳥さんが見ています。
さて、新旧生徒会長の引き継ぎのあと、白鳥さんがどこの学校に進学するのかが、プリキュアたちの間でも話題になります。どうやら白鳥さんは、テニスの推薦でフェニックス学園に進学するようです。このフェニックス学園、進学校でもあるし、スポーツ部活の強い学校のようです。
「アスカ先輩も引退するの? だったら引退式やろう」というまなつ(キュアサマー)や、「引退式で何をしようか?」というサンゴ(キュアコーラル)、「そもそも中学と高校はどうちがうの?」というローラ(キュアラメール=まあ、もともと人魚ですから・・・)に対して、みのり(キュアパパイア)は、「図書館で何かアイデアを見付けよう」と提案します。そして実際に図書館に行くと、フェニックス学園の制服を着た高校生にたくさん出会います。そこでみのりとローラは、「実際にフェニックス学園を見に行こう!」と提案して、アスカもつれて高校見学に行きます。
実際にフェニックス学園に行ってみると…。そこには、テニス部に体験入部中の白鳥さんの姿がありました。どうやらテニス部に推薦で入れるかどうか、いま、コーチに試されている様子です。その白鳥さんがアスカの姿を見かけ、アスカに「壁打ちしている姿を見た。まだテニスに未練があるんでしょう? 私と勝負してほしい。本当の実力をコーチにわかってもらって、推薦してほしいから。逃げる気?」と伝えます。アスカは「じゃあ、やってやるよ!」と、白鳥さんの挑戦を受けます。コーチには「そこまでこだわる必要があるのか?」と言われるのですが、「私は彼女に推薦を譲る覚悟があります」とも言います。
実際、テニスの試合を始めると…。現役をいったん退いたアスカが、最初のゲームを落とします。でも「いいウォーミングアップになった」といって、アスカは次のゲーム、その次のゲームと、白鳥さんから連取します。その試合の途中で、アスカは白鳥さんに「合宿の時、夜、こわがって泣いていたくせに」と言い、白鳥さんは「アスカこそ、合宿で財布なくして泣いていたくせに」と言い返したりもします。そして白鳥さんは「テニス部やめたあなたが、なぜもう一度やる気になったの?」と聴きます。するとアスカは「トロピカる部の仲間のおかげ。仲間が信じられるようになったから、またテニスができると思った」と答えます。そして、それを聴いた白鳥さんは、「私はあなたとテニスがしたかった!」と言います。
以前のプリキュア放送分でも、白鳥さんとアスカの不仲の理由が伝えられたことがありましたが…。テニス部のなかでアスカにいろんな疑いがかけられる事件が起きたときに、白鳥さんは大会を棄権してでもアスカとダブルスを組みたかったと。でも、アスカは白鳥さんに「自分といっしょにたたかってほしかった」と思っていたようです。
そんなふたりのテニスの試合がつづくなか、チョンギーレが生きたカニをヤラネーダにして、街を攻撃し始めます。どうやら「あとまわしの魔女」が相当に怒っているようで、執事のバトラーがヤラネーダに、早く人々のやる気パワーを集めてくるように指示したようです。
そこで、試合観戦をしていたプリキュアたちは、ヤラネーダを退治するためにそちらに向かいます。白鳥さんは「以前、修学旅行のときに、あの空を見た」といって、ヤラネーダが出現したときの空の色を見てつぶやきます。そのつぶやいたときに、白鳥さんを助けようとしたキュアフラミンゴの姿も描かれます。そんな白鳥さんにアスカは「自分(=アスカ)が試合で勝って推薦がもらえなくなったら、どうする?」と聴くと、白鳥さんは「私は学力で入る。また(アスカと)いっしょにテニスができる」と伝えます。
それを聴いたアスカは…。なんと「いま、いちばん大切なのは、こっち。仲間が大切」といって、ヤラネーダに苦戦するプリキュアのもとに行って、キュアフラミンゴに変身します。そして、動きの速いカニのヤラネーダに対して、フラミンゴスマッシュで動きを止め、5人の合体技・マリンビートダイナミックで退治します。
ラストの場面ですが、白鳥さんがフェニックス学園の体験入部に行くときに、アスカが声をかけます。アスカは白鳥さんに「今日はトロピカる部を休んで、参考書を買う」と伝えます。そして「試合をしたのは、自分の覚悟を確かめたかったから。行きたい高校は、もう決めてある」とも伝えます。そんなアスカの書いた進路希望調査の紙には、第一志望に「フェニックス学園」とだけ書いてありました。そこで、今回の鳳珠分は終了です。
まあ、結果的に、白鳥さんとアスカは、これでいっしょにフェニックス学園でテニスをすることになりそうな予感ですね。まだ高校入試が控えているし、学習面ではアスカは相当勉強しないといけない状況のようではありますが…。ただ、「いいお話だなあ~」って思いました。ちなみに次回は、サンゴ(キュアコーラル)の大好きな「かわいいもの、きらめくもの」を見付ける話になるようですね。
ということで、今回のプリキュアの話、終了です。