新しく「今日のぼやき」というカテゴリーを、このブログに追加しました。さっそく1つだけ、その新しい「今日のぼやき」の方に、過去のブログ記事を移動しておきました。また、今日もこれから1つ、「今日のぼやき」を書いておきます。今朝、フェイスブックのほうには書き込んだ記事ではあるんですが。
まあ、今までもツイッターやフェイスブックに毎日ぶつぶつ言っているようなことをまとめて、こちらに転載してきましたが…。でも、他のカテゴリーにはあまり分類しづらいなぁと思うようなことを、けっこうツイッターやフェイスブックには書き込んでいます。そこで、そういう他のカテゴリーにはまとめづらいことを、この「今日のぼやき」カテゴリーにまとめて入れておこうと思います。今後とも、どうぞ末永くおつきあいください。
●以下、今日の「ぼやき」です。
あのさあ、各大学の教員たちって私も含めて、たとえば科研費申請の時期になると、「研究倫理」だの「研究費の不正使用防止」だのについて、やたらと「ガイドライン」みたいなのくばられたり、「研修」と称して長い説明を事務方から聴かされたりしているじゃん。
なおかつ、そういう「ガイドライン」読んだかどうかとか、「研修」に出席したかどうかとかチェックされて、「研修」うけてなかったら「ビデオがあるからそれ見ろ」と言われ、「ガイドライン」読んでなかったら「読め」と叱られ・・・。
おまけにそういう事前研修やった上で、細かく領収書やらレシート残すように言われたり、出張の記録とか滞在したホテルの領収書やら出せ言われたり、研究成果物の根拠になった実験記録やフィールドワークの記録やらインタビューのメモ・録音、そして収集した文献・資料とか「残せ」って言われているわけでしょ。そうやって私ら科研費も含め、研究費申請の対応とかやってるわけ。
そういう研究者というのか、科学者の日頃の倫理に照らして、この新型コロナの対策に集まってる連中の今やってることって、どうなん?
「政府に言われなかったら、会議の記録残さなくてもフリーパス」みたいな倫理観で、こんな歴史的に重要な会議に「専門家」「研究者」「科学者」としておたくら、出席しているわけ??
それって、研究者倫理というのか、科学者倫理に照らして、どうなんよ? ちゃんと研究者として、科学者として答えろよ、おたくら。
それにうまく答えられないとしたら、「おたくらはしょせん、この会議に専門家や研究者、科学者として出ているのではなくて、政府の非常勤の役人として出ているということだからな~」というしかない。
この重要な新型コロナ対応に関する会議の記録を残さない政府サイドに対しても「おたくら、しょうもないことでは科研費申請とかでやたらと「書類のこせ」というくせに」と腹もたつが・・・。
同時に、そういう記録残さない会議に「そんな会議でええんですか? それ、まちがってるでしょ」の一言も公の場で発することもできない、この会議体に出席している研究者・科学者・専門家と称する連中に対しても、「おたくら、どうにかしてるわ!」と言っておく。
<この話のもとになった新聞のネット配信記事>
コロナ専門家会議、議事録作らず 歴史的事態検証の妨げに (共同通信) 5/28(木) 19:28配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9205807c30548447252b78088a56b13576b5862