できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

あ~あ「わんだふるぷりきゅあ」最終回リアルタイムで見ることできなかった…。

2025-01-26 19:03:17 | プリキュア話

今日は1月26日(日)。いまのプリキュアのシリーズ「わんだふるぷりきゅあ」の最終回です。来週2月2日からは新シリーズ「キミとアイドルプリキュア」がスタートします。

ああ、それなのにそれなのに…。「10月後半から見逃している分を順番に動画で見ていこう」と思っていて、それができないうちに、「わんだふるぷりきゅあ」の最終回が全部、おわってしまいました。やっぱり順番通り見ていかないと、最終回でどうしてこういう締めくくり方になったのかがわからない…と思ったもので。なので、今日は起きるのも遅かったし、最終回をリアルタイムで見ていないんですよね。ツイッターなどではすでに最終回を見た人の投稿が相次いでいるので、どんな感じだったのかおおよその様子はわかるのですが…。

でも、当初の思惑通り、残る放送分をすべて順番に動画で見て、「わんだふるぷりきゅあ」の最終回までたどりつこうと思います。ちなみに11月17日放送分から今日まで、残り10回の放送分を見ることができていません。ちょうど兵庫県知事選挙の投票日で、北九州市(小倉)に出張していた日ですね、この日は。

あと、今月から土曜日深夜枠ですが「魔法つかいプリキュア」の続編がはじまっています。こちらはすでに2回分、動画で見ました。大学生になったみらい(キュアミラクル)と、魔法学校の先生になったリコ(キュアマジカル)のふたりが、再び魔法の力で謎の敵とたたかってますね。これも見なくちゃいけないし…。他方で、来週からは日曜日朝の新シリーズがはじまります。

なので、当分のあいだは3つのシリーズを同時並行的に見ることになります。コメントをブログで書くのもたいへんですけど、「残ってる宿題」を片付ける感じで「わんだふるぷりきゅあ」の見逃し分をこなしつつ、新しい2つのシリーズも見ていくことにします。

ちょうど昨日で、補講のある1科目を残し、今学期の授業がひととおりおわりました。少し時間的な余裕もできるので、ぼちぼち「わんだふるぷりきゅあ」の見逃し分を見ていくことにします。

 


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年末年始に見たプリキュアの話(2) 11月10日放送分(次からタイトル変えます)

2025-01-18 20:36:36 | プリキュア話

先週土曜日(1月11日)の深夜から、「魔法つかいプリキュア」の続編が始まりました。先ほど1回目を動画配信で見たのですが、なかなかいい仕上がりです。深夜枠での放送なのでなかなかリアルタイムでは見づらいですが、なるべく動画配信で見続けようと思います。

1回目を見た限りでは…。やはり「魔法つかいプリキュア」自体が、最終回で「二十歳の頃のみらい(キュアミラクル)・リコ(キュアマジカル)」を描いていたこと。これがこのたびの続編で、大学生になったみらい・魔法界の学校の教員になったリコを描いても、あまり違和感なく受けとめられる素地をつくったな~って思いました。

それはさておき、年末年始に見たプリキュアの話のつづきを書いておきます。結局10月27日分と、今回書く11月10日分の2回しか見ることができませんでした。それ以降の放送分については、さすがにブログ記事に「年末年始に見たプリキュアの話」というタイトルはつけられないので、また別のタイトルを考えたいと思います。

では、11月10日放送分について、その概要を紹介しておきます。この回は「わんにゃん大事件」というタイトルにもあるように、一見いろは(キュアフレンディ)がイヌに、まゆ(キュアリリアン)がネコになって、人間とイヌ・ネコが入れ替わる楽しい放送回のように描かれていますが…。よくストーリーを見ていくと、今後の物語の展開につながる重要な内容を描いています。

11月10日放送分の冒頭では、ガオウのいた神社=遠吠神社で、まゆがネコに、いろはがイヌになってしまうところが描かれます。イヌになったいろはは走り回って止まらず、ネコになったまゆは、人間の姿のゆき(キュアニャミー)に抱っこされてなでられています。「どうしてこうなったのか?」という疑問がでてくるのですが、そこに、今後の物語につながる内容が含まれていました。

まず、この「ほろんだオオカミ」をまつっている「遠吠神社」で長い間、ガオウは過ごしていたとのこと。プリキュアたちといつもたたかっているガオガオーンも、この遠吠神社からやってきたように思われます。ただ、ガオウの遠吠えを聴いたこむぎ(キュアワンダフル)は他方で、前回、ガオウが小鳥やリスにはやさしかった姿を見ています。「なぜ動物たちをガルガルやガオガオーンにしているのか?」とプリキュアたちは疑問に思うのですが、そこでいろはは「ガオウと話し合いたい」と言います。「こちらから一歩踏み出して、歩み寄ることも大切」と、プリキュアやニコさまたちはここで考えます。

この遠吠神社は、いますぐにも壊れそうな神社。ただ、イヌの姿のこむぎは「なにかの気配を感じる」と。そこでネコの姿のゆきが「神社のなかを見てくる」といって、壊れかけのお社のなかに入っていくのですが、誰もいません。「ガオウはどこへ?」と思ったニコさまが、自分のパワーを使ってガオウの気配を探ろうとするのですが…。パワー不足で力尽きてしまいます。そのときに、プリキュアたちがみんな動物の姿になってしまいました。どうやらニコの力がまだ不安定で、まだまだパワー不足。パワーをためるためには、人々の笑顔が集まる必要がありそうです。「この状況をどうすればいいのか…?」というところですね。ちなみにこのとき、遠吠神社に居なかったガオウは、山の頂上にいました。その脇には手下のザクロとトラメがいました。

さて、イヌの姿になったいろはは「イヌ体験したかった」といって、同じくイヌの姿のこむいといっしょに遊ぼうとします。楽しく遊んだら、みんなの笑顔が集まる。そうするとニコさまのパワーも戻るのでは…と。そこで、ネコの姿のまゆも「ネコ体験」をしてみようと。ドッグランでいっしょに走るこむぎ・いろは。いろはは「散歩で走りたくなるこむぎの気持ちがわかる」と。人間の姿のゆきは、ネコの姿のまゆを抱きしめてにおいをかぎ…。そのあとはネコパンチやねこじゃらしで遊びます。「まゆ、かわいい…」と思うゆきの姿を見て、ニコさまのパワーも徐々に回復します。そのあと、イヌの姿のいろはのまわりにほかのイヌたちが集まってくる様子を見て、サトルくんがそこからいろはを抱きかかえて連れ出します。そんないろはとさとるくんを見つけて、こむぎもしっぽをふります。そういう姿を見て、ますますニコさまのパワーが回復してきます。どうやらニコさまのパワーは満タンになったようです。

そんなプリキュアたちのところへガオウの手下・トラメがやってきます。トラメは自分が話をしていたカエルをガオガオーンに変え、プリキュアたちに近づいてきます。そのガオガオーンの接近の様子を、イヌの姿のいろは・ネコの姿のまゆが気付きます。どうやら動物だと、ガオガオーンやガルガルの接近に気付くようです。そこでプリキュアたち4人は変身します。

このあと、カエルのガオガオーンは長い舌でプリキュアたちを攻撃したり、逆にプリキュアたちの攻撃を高いジャンプ力で逃げてかわしたりします。それに手をやいたプリキュアたちは、カエルが動くものしか目で追わない性質があることに気付き、「だるまさんがころんだ」で少しずつ、ゆっくりと二手にわかれて近づこうとします。そしてぎりぎりまで近づいたところで、キュアリリアンの出すネットをかぶせてガオガオーンの動きをとめ、ニコさまの力で浄化。もとのカエルの姿にガオガオーンをもどします。

このあとの場面が、今後の物語の展開上で重要だと思ったのですが…。今回ガオウの手下・トラメは「たのしかった、またな!」といって、プリキュアの前を去っていきました。そのトラメのことばを聴いて、こむぎ(キュアワンダフル)は「トラメは、本当はみんなといっしょにあそびたかったのでは?」とひとこと、つぶやきます。もしかしたら今後トラメはプリキュアたちと「いっしょにあそぶ」なかで、なにか「改心」したりするのかもしれませんね。

ラストの場面ですが、いろはは「人間の姿に戻れてよかった」と、まゆは「動物の姿になれてよかった」と語ります。「自分も動物になってみたい」というサトルくんを、今度はニコさまがウサギにしてしまいます。ただ、そこでニコさまの力がまたなくなってしまい、回復まで時間がかかりそうです。飼っている大福と同じウサギになったサトルくんは、急に公園まで走り出します。そのスピードはイヌよりも早いようで…。

ということで、11月10日放送分はこんなストーリーでした。このあと11月17日・24日分の2回、12月の1日・8日・15日・22日分の4回、そして1月の5日・12日の2回分の合計8回分が、まだ見ることができていません。これからぼちぼち、動画配信でなんとか1月末までには全部、見ようと思います。でないと、1月19日と26日の2回の放送が終われば、いまのシリーズ「わんだふるぷりきゅあ」は終わるので…。


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年末年始にまとめてみたプリキュアの話(1) 10月27日放送分

2025-01-03 22:42:32 | プリキュア話

この年末年始の休みになって、やっと動画配信でプリキュアを見ることができました。10月27日の放送分から見ることができなかったので、順番にブログに書いていきます。

この10月27日放送分は、時期的に「ハロウィン」の話。プリキュアたちも仮装して登場します。と同時に、今回、こむぎ(キュアワンダフル)がオオカミの仮装をしたことが、絶滅したオオカミから生まれた敵のボス・ガオウとのつながりを生み出します。そしてガオウがなにを目指しているのかも、そのつながりから明らかになります。いよいよシリーズ終盤に向けて、今年の物語の謎解きがはじまった感じです。

この日の冒頭では、ハロウィンの日にいろは(キュアフレンディ)の家=動物病院で、こむぎ・いろはとさとるくんが、ペットといっしょに訪れた子どもにお菓子を配る場面からはじまります。いろはとさとるくんはウサギ、こむぎはオオカミの仮装です。他方、ゆき(キュアニャミー)とまゆ(キュアリリアン)は、まゆの家=コスメショップで、ハロウィンのメイクをお客さんにすすめています。ちなみに、こむぎはオオカミになりたくてこの仮装にしたのだとか。

そんなこむぎ・いろは・さとるのところに、ゆきとまゆがやってきます。おそろいのウサギの仮装を見て、「いっしょに写真を撮れば?」とすすめるまゆ。そこへサルワタリ・カニエ・クマダの3人の同級生が現れて、その名前のとおりの仮装を見せたりもします。執事のメエメエはヒツジなのですが、「仮装がすごい」とカニエやクマダに驚かれます。そこへおばさま3人組が仮装であらわれて、みんなで写真を撮ろうと誘います。そんなアニマルタウンの人々を見て、ニコは「みんなニコニコ」と喜びます。そのとき、ユニコーンでもあるニコの角が光ります。ニコの角=ダイヤモンドは、人々のニコニコした顔からパワーをもらって光るようです。

さて、森の奥の神社では、人々の声を聴いてガオウが起き上がります。ガオウは街中に現れるのですが、ハロウィンで仮装している人と思われて、誰も怪しみません。そんなガオウを見かけたこむぎは、後を追いかけます。オオカミの仮装をしたこむぎは「おそろいだね」と、ガオウに声をかけ、遠吠えをしてみせます。「遠吠えって、友達への呼びかけだよね」とガオウに話しかけるこむぎ。「オオカミのなかまは、もういない」といってどこかに立ち去ろうとするガオウを、こむぎは後を追います。ただ疲れてしまって、こむぎは犬の姿に戻ります。そんなこむぎを川辺に連れていき、水を飲ませるガオウ。こむぎはガオウの肩に小鳥たちがとまっている姿を見て、ガオウが動物に好かれる点がいろはに似ていると。そしてガオウにこむぎは「いろはと話したくて、鏡石に願って話せるようになった」と伝えます。

一方、こむぎがいなくなったことに気付いたプリキュアたちは、手分けして探し始めます。そして川のそばでガオウといっしょに、犬の姿のこむぎがいることに、いろはとさとるくんが気付きます。そのときガオウはこむぎに「なぜ人間にすりよる? 人間を信じてはならぬ」と伝えます。ガオウの存在に気付いたいろはとさとるくんは、「ニコガーデンを襲ったオオカミ」「あのオオカミがガオウ」と声を発します。「お前たちがプリキュアか、じゃま者ども!」というガオウは、プリキュアたちの変身用のパクトを黒く染めて、変身できなくさせます。

そこへ、ニコが現れます。なぜか人の姿をしたニコは「このアニマルタウンの人々は、動物を大切にする人々」だと告げます。「やはり来たか、ダイヤモンドユニコーン」とニコに話かけるガオウ。そんなガオウは「いずれ人間は裏切る。これ以上話すことはない」「仲間の無念をはらす。人間どもに報いを与えるために、ニコダイヤのかけらを手にしたとき、それを怒りで染めた」と伝えます。その黒い怒りがこむぎを包み込み、こむぎがガオガオーンにされてしまいます。「ほえろ、牙をむけ!」と、ガオガオーンになって黒くなったこむぎに、ガオウはさらに語りかけます。

そんなとき、いろはがガオガオーンになったこむぎを抱きしめて、語りかけます。ガオガオーンのなかで、犬のこむぎが、なにかの呼びかけに反応しようとしています。いろはの言葉や記憶と、犬のこむぎがうまく反応できれば、こむぎは元の姿にもどれるのですが。それをじゃましようとするガオウの動きを、人間の姿になったニコが防ぎます。「我が力をはねのけるとは…」というガオウは、ニコの防御の前に力を落とします。ニコも自分のもっていたニコニコパワーを全部、使い果たします。そのとき、プリキュアたちのパクトが元の姿に戻ります。こむぎもオオカミの遠吠えを聴いたように感じますが…。実はそれは、いろはの呼びかけ。そのいろはの呼びかけを聴いて、犬のこむぎが反応。もとの姿にこむぎは戻ります。

「後は頼む」といってガオウが手下のトラメにプリキュア退治を任せたところで、もとの姿にもどったこむぎとほかのプリキュアは変身。トラメのあやつるコウモリのガオガオーンと対決します。人の目には見えない暗闇で、超音波を出しながら動くコウモリのガオガオーンですが、もともとが犬のキュアワンダフル、ネコのキュアニャミーには通用しません。キュアワンダフルが誘導して、キュアフレンディと共同でバリアをはって動きをとめ、キュアリリアンのつくったネットにガオガオーンをおびきよせてつかまえます。そこで少し元気をとりもどしたニコが「人間を信じる。プリキュアとともにガオウを止める」といって、ニコの力でプリキュアたちをダイヤモンドリボンスタイルにします。そして「エターナルキズナシャワー」を出して、プリキュアたちがガオガオーンからコウモリを助け出します。そのコウモリをさらにニコの手のひらで浄化、もとどおりにします。

ラストの場面では「仲間の無念のために、罪のない生き物を苦しめることは許せない」というニコに対して、「時が満ちたら、世界は終わる」といって立ち去るガオウ。そんなガオウを、犬の姿のこむぎがじっと見つめている…と、夜空が広がる。そんな感じでおわりました。

どうやら今回では、もともとガオウがオオカミの仲間、さらに人間に滅ぼされた動物たちを思うやさしい気持ちの持ち主であることが示されたようですね。でも、だからこそ、人間を憎む気持ちもつよい。一方で、そんなガオウの動きを止めようと、人間たちのやさしい気持ちを結集して、ニコは立ち向かおうとしているようです。そして、もともとが犬で、人間と仲良くくらしてきたこむぎ=キュアワンダフルは、ガオウのほんとうの姿を知りつつ、どうやってガオウを止めたらいいのかを考える…というスジになるのでしょうか。ただそのヒントは、今回のいろはの行動にあるのかもしれませんね。ちなみに次の回(11月10日放送分)は、予告編を見る限りでは、人間のいろはが犬に、同じく人間のまゆがネコになるという物語のようでした。

ということで、まずは1本目。10月27日放送分のプリキュアの話、おわります。

 

 


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だいぶん遅れてのプリキュアの話(2) 10月20日分

2024-11-29 17:42:52 | プリキュア話

あっというまに時間が過ぎてしまいますねえ。今度は10月20日分のプリキュアの話です。実は10月27日、11月10日・17日・24日の分と、まだ動画で見ることができてません。ここまで急いで見て、ブログ書かないと…。

ということで、本題の10月20日分です。この日は、いろは(キュアフレンディ)の飼っている子犬のこむぎ(キュアワンダフル)が、前の飼い主に出会う話が軸です。

冒頭ですが、公園でいろはになでてもらって、こむぎが安心しているところから始まります。そんなふたりの姿を見て「マロンちゃん?」と声をかけるおばあさんが現れます。子犬の姿のこむぎを見て、「この子は2年前にいなくなった犬とそっくり」と。いろはは「前の家族?」と思うのですが…。そのおばあさんに話を聴くと、どうやらその人は、ペットの飼い主がお世話できなくなったときに、そのペットを預かる団体の人だとか。2年前、マロンがその団体の施設を逃げ出して、見つけることができなくなったと。いろははこむぎに「前の家族のこと、覚えている?」と聴くと、「覚えてないし、急に言われてもわからない」と返事をします。

ここでいろはは、出かける用意をして、こむぎを連れて前の家族に会いに行くことを決めます。その夜、お互いに「ずっといっしょ」と思いつつも、いろは・こむぎは不安な夜を過ごします。次の日、山奥の高齢者施設へでかけます。いろは・こむぎを心配して、他のプリキュアやさとるくんたちもついていきます。ユキ(キュアニャミー)はこむぎを見て「あなたらしくない。普段は迷惑な犬なのに。こむぎといろはは、誰よりも強い絆で結ばれている」と伝えます。

さて、高齢者施設に着きました。施設の広場に、栗原さんという車いすのおじいさんがいます。その栗原さんはいろはに「マロンがいなくなったと知って、胸が張り裂けそうだった」「私が施設に入ることになって飼えなくなった」と伝えます。そのあと栗原さんはこむぎを膝の上にのせて、「マロン、よしよし、いい子」となではじめます。こむぎは「この感じなんか知ってる。やさしくて、あたたかくて…。いろはがいちばんなのに、なんで?」と思います。

このあと、みんなで昼食。こむぎがもりもり食べている様子を見て、栗原さんは「昔はとても少食で、臆病だった」と。それを聞いたいろはは「いまは食いしん坊だし、ひとりでどこへでも出ていく」と返答します。栗原さんは「きっと君(=いろはのこと)がたくさん愛情を注いだ。大切に育ててくれてありがとう」とお礼を言います。

そのお礼を聴いたあと、いろはは大事なことを伝えたいと。「こむぎを保護したとき、前の家族が見つかったら返すと両親と約束した。でも毎日過ごして仲良くなって、大好きになった。今は離れたくない。ずっと、こむぎといたい…」と、いろはは栗原さんに伝えます。それを脇で聞いて、こむぎも泣きます。

そんなとき、ガオーの手下・トラメがイタチ科のオコジョのガオガオーンを連れて、プリキュアたちを攻撃し始めます。4人は変身してガオガオーンと対決します。ただガオガオーンは凶暴で、なかなか動きが止まりません。キュアフレンディのリボンバリアと、キュアワンダフルのプニプニバリアでも、なかなか動きが止まりません。でも、フレンディ=いろはと、ワンダフル=こむぎの「ずっといっしょにいたい」という気持ちは、いっしょにガオガオーンとたたかうなかで確認されます。そしてプリキュアたちはフレンドリータクトを使って、ニコアニマルのウサギを呼び出します。耳でガオガオーンの声を聴き、動きを探り、逆に取り囲みます。その上で、ニコの力でガオガオーンを浄化します。

ラストの場面ですが、こむぎは「おじいちゃんのこと。ちょっとだけ思い出した。いっぱいなでなでしてくれた。こむぎは、すごくワンダフルだった。おじいちゃんも、いろはも、みんなも大好き。みんなワンダフル!」といって、犬の姿に戻ります。その様子を見て、栗原さんは「さっきの(いろはちゃんの)お願いの返事だけど、これからも、こむぎをよろしく。2人は最高のワンダフルだから」と伝えます。このとき妖精の姿ではなく、人間の姿のニコが登場します。

これで10月20日分の話はおわりです。10月27日放送分の予告では、やはり時期的にハロウィーンの話になるようです。それと「黒いこむぎ」の姿が描かれました。これはいったい、なんでしょう…??

 


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だいぶん遅れてのプリキュアの話(1) 10月13日分

2024-11-23 20:09:57 | プリキュア話

もう1か月以上も前に見たプリキュアの話ですが、予約投稿で書いておきます。まずは10月13日(日)の分の内容です。

いろはちゃん(キュアフレンディ)とさとるくんが、お互いを「好き」という気持ちに気付いた前回。その話に続いて、ふたりがはじめてデートする話が、この10月13日分の内容の軸です。

冒頭はいろはちゃんがデートに行く前「ワンピースどうかな?」「リップは?」と、母といっしょに服装やメイクを考えているところからはじまります。恋する女の子はキラキラ、初デートなんだからめいっぱいおしゃれをして…。執事のメエメエがそういう話をしている脇で、いろはの父は「受け入れるまで時間がほしい」と。どうやら父はショックな様子ですね。そしてあまりにもメエメエがうるさいので「出て行って」と言われたりもします。他方、子犬のこむぎ(キュアワンダフル)は「デートってなに?」という状態。「大好きな人と出かけること」と言われても、こむぎといっしょに出かけるのとどうちがうのか、よくわからない感じです。

さて、さとるくんとの待ち合わせ場所は、アニマルタウンの「鏡石」の前。「今までどおりじゃ友達と変わらない」といって、飼っているうさぎに大福をなでています。そこにユキ(キュアニャミー)・まゆ(キュアリリアン)の2人組がやってきます。さとる&いろはがデートをすることを聴いて、ふたりは驚きます。そこへおめかししたいろはちゃんが現れて、さとるくんは「ワンピース、かわいいね」と。それを聞いたいろはちゃん、照れます。

でも、デートがなにかわからないこむぎは、いっしょに大福やさとる・いろはとお出かけできると喜んでいます。「ふたりきりであんなこと、こんなこと…」と想像するまゆの脇で、「こむぎ、私と遊ぼう」といって、ユキが連れていきます。メエメエが大福を連れていき…。そこでようやく、さとる&いろははデートに向かいます。ふたりで公園を歩いたりしていると、なぜか急に緊張し始めたようです。「いつもどおりがができない…」と、お互いが意識しています。

ただ…。さとるくんの様子が気になるメエメエは、なぜか「さとるは大事な友達、大親友。この目でふたりの様子を確かめる! いろはが独り占めなんて!」といいます。そんなメエメエに「さとるのマブダチはオレ。相手の幸せを願おう」と大福がたしなめます。

さて、さとる&いろはが公園を歩いていると、エマという女の子がポンちゃんという犬を散歩に連れてきます。さとるはポンちゃんを気に入ります。そこでメエメエが自分をポンちゃんに売り込もうとしますが、またまた大福に止められます。

一方、こむぎを連れてまゆとゆきはショッピングセンターに行き、コスメや服の店に入ります。そこでいっしょにかわいい服を選んで、いつもよりもすてきな自分になる…という話をします。そして3人でメロンソーダを飲んているときに、さとる&いろはがやってきます。

その後、さとる&いろはは水族館に行き、巨大水槽の前に行きます。いろはは「今日の私、変だよね。デート楽しみにしていた。もっと楽しいと思っていた。なのに、さとるくん見ていたら、急に緊張…」と伝えます。さとるくんは「ボクはうれしかった。少し不安だった。友達のままがよかったかも。でも、いつもとちがっていて、うれしい」と答えます。それを聞いて、いろはは「またドキドキしてきた…。でも、いつもどおりも、緊張しているのも、どちらも好き」と感じます。

そんなとき、ガオーの手下・トラメがガオガオーンを連れて、街で暴れ始めあす。それに気づいたこむぎ・ユキ・まゆの3人は「いろははまだ気づいていない。私たちだけで助けたい。ふたりともいつも誰かのためにがんばっている。だから今は自分のことだけ考えてデートしてほしい」と思います。そこで、先に3人だけ変身。キリンのガオガオーンの首の動きを止めようとします。でも、ショッピングセンターのカートを使った反撃に、キュアニャミーもキュアワンダフル、キュアリリアンも苦戦。メエメエも大親友のさとるくんのデートを守るといって、加勢します。メエメエがそのカートを片付けます。

そのメエメエの様子に気付いたいろはは「行こう!」とさとるに声をかけ、キュアフレンディに変身。「デートを楽しんでほしかった」というキュアリリアンに、「ありがとう」というキュアフレンディ。さとるくんの「キリンは足が細い。そこにバリアを!」というアドバイスを受けて、プリキュアたちがバリアで足を止めます。そこでニコさまの力を借りて、ガオガオーンを浄化します。

ラストの場面ですが、こむぎは「いろははデートの途中でもちゃんと来た」といって、安心します。「ワンダフルなおでかけ、デートしてね」と、こむぎはいろはに声をかけます。いろははさとるに「今日は楽しかった。でも、ひとつだけお願い。名前で呼んで」と。ここから「いろはちゃん」「さとるくん」とお互いに呼び合うようになります(それまで、さとるは「犬飼さん」といろはのことを呼んでました)。

これが10月13日分のプリキュアの概略です。10月20日分はこむぎに前の飼い主が居た…という話がでてきます。


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(予約投稿)10月6日のプリキュアの話

2024-10-19 00:00:03 | プリキュア話

今度も「予約投稿」で、10月6日のプリキュアの話を書いておきます。9月29日放送分のさとるくんのいろはちゃん(キュアフレンディ)への告白の話が、さて、どのように進展するかというところですが…。

この日の放送分ですが、前回(9月29日)のラストで、みんなの動きが一瞬止まったところから始まります。メエメエが「さとるくんが告白するかと思った…」といった、あの場面ですね。こむぎ(キュアワンダフル)が「こむぎもいろはのこと、好きだよ」と横でつぶやくのですが、まゆ(キュアリリアン)・ゆき(キュアニャミー)コンビに「好きにもいろいろあって、ちょっとちがう」と言われます。このあたりで「人間やプリキュアに変身できるようになったけど、もともとは飼い主が大好きで、幼い犬のこむぎ」というキャラクターが強調されていますね。

そのあと「そんなこと、あるわけない…」というメエメエたちに、「冗談じゃない。君が好きだ!」と、いろはにはっきり告白するさとるくん。夕暮れどきの橋の上での急な告白に、いろははドキドキ、赤面して、急に走り出してしまいます。「今のはなに? さとるくんが私に…」と走りだすいろはと、おいかけるまゆ・ゆきコンビ。でも、まゆ・ゆきコンビは追いつきません。それでもおいついたこむぎが「どうして走ってるの?」といろはに聴くと…。「わからない。こむぎ、どうしたらいい?」といろはが答えます。「おさんぽしよう!」と、こむぎはいろはに伝えます。

一方、告白したさとるくんは「断られた…」と思いますが、ニコに「びっくりしただけでは?」と。「いままで意識されてなかったんだ」というさとるくんに、メエメエが「これから相談にのるから」と伝えます。

さて、もう追いつけないと思ったまゆ・ゆきコンビは、先回りしていろはの家に行きます。そこにいろは・こむぎコンビも戻ってきます。ゆきはこむぎと遊んで、まゆがいろはの話を聴こうとします。このへんも「動物どうし」と「人間どうし」というかたちで、何か関係のちがいがでてきていますね。ゆきも人間の姿やプリキュアに変身したりできますが、もともとは飼いねこですから。

部屋でいろはに向かって、まゆは「さとるくんはずっといろはちゃんのことが好きだった。いろはちゃんはどうだったの?」と聴き始めます。いろはは「すごくいい友達だけど、恋愛とどうちがうのかがわからない。今はドキドキする。わくわくとどうちがうのか…」と返事をします。そんな部屋に、いろはの母が入ってきます。いろはの様子を見て「どうしたの? さとるくんに告白されたの?」といういろはの母。いろはの母は前々から「なんとなく、さとるくんはいろはへの好きって気持ちがあふれている」と思っていたとのこと。「友情と恋愛のちがいって、むずかしい」といういろはに対して、いろはの母は「自分も何度か告白されたけど、ツヨシくん(=いろはの父)だけが特別。ずっといたいと思った。友達とはちがう、何か特別」と伝えます。「特別な気持ちって、こむぎが好きな気持ちとどうちがうのだろう…」と、そのあと、いろはは考え始めます。

そのころ、さとるくんは家に戻って、ウサギの大福に話しかけていました。そこにニコがやってきます。「メエメエの先走り、ごめんなさい」と謝るニコに、さとるは「おかげで告白ができた。気持ちを伝えるって大切」と伝えます。そんなさとるに向けて大福は、ニコの通訳を借りて「やっと告白したかさとる。早く言っちまいなと思っていたぜ。自分のホンネも大事だぜ。いろはがどう言おうが関係ない。不安ならオレをなでな」と伝えます。そんなさとるくんや大福の様子を見て、「みんな、あなたたちみたいだったら…」と、ニコはなにげなくつぶやきます。この一言にも、今後の物語につながるなにかがありそうですね。

次の日、学校で出会ったとき「さとる、おはよう!」と声をかけるこむぎ。いろはは恥ずかしそうにしています。そんないろはに、さとるくんは「昨日のことは忘れて」と伝えます。「忘れてと言われても…」と、教室のなかで戸惑ういろは。一方「忘れてだなんて、それでほんとうにいいの?」「あなたらしくない、あなたの声を伝えて」というまゆ・ゆきコンビに、さとるは「もう困らせたくない」と返事をします。

そんなとき、ガオーの手下・ザクロがやってきて、鳥のトビをガオガオーンにしてしまいます。プリキュア4人はガオガオーンのいるところに急行して、すぐ変身します。ただプリキュアたちはガオガオーンの空からの攻撃や羽根をばたばたさせて起きる風圧によって、なかなかガオガオーンに近寄れません。そんななか、ザクロはさとるの存在に気付き、「ゆるぎない意思を感じる。私といっしょにときめこう」といって、ガオガオーンを使ってさとるをどこかに連れ去ろうとします。それを、キュアフレンディがニコアニマルのスワンの力を借りて、空を飛ぶ力を手に入れておいかけます。ここからフレンディ対トビの空中戦がはじまります。

その空中戦のなかで…。キュアフレンディ=いろはは「私が困っているとき、何度も助けてくれた。私も助けになりたい。これからもずっといたい、代わりの人はいない、さとるくんでなきゃダメ!」と強く思います。そしてキュアリリアンが張ったネットにひっかかったとき、空飛ぶガオガオーンが落としてしまったさとるくんを、キュアフレンディがキャッチ。このあと、プリキュアたちはニコの力を借りて、ガオガオーンからトビの姿に戻します。

ラストの場面ですが…。「さとるくん、けがは?」と声をかけ、大丈夫だとわかると「よかった」というキュアフレンディ。ここからふたりは夕日をバックに、見つめ合います。また、キュアフレンディの姿から少しずつ、いろはの姿にもどっていきます。「私の気持ち、伝えなきゃ」といういろはに、さとるは「なさけないなあ、助けられてばかりだ」と伝えます。そんなさとるにいろはは…。「私ね、いつも困ったときにさとるくんを思い浮かべる。いっぱい頼ってごめんね」と伝えます。さとるは「頼ってくれると、うれしい」と返します。そのあと、いろはは「あのね、さとるくんといると、すごくワンダフル。特別なワンダフル。伝わったかな…」と。さとるはそれを聞いて「ものすごく、ワンダフル」と。こんな感じで、さとる・いろは、ふたりの思いがお互いに通じ合いました。

ということで…。プリキュアシリーズのなかではじめて、現役のプリキュアと、それをサポートする男の子とのあいだで、恋が成立してしまいました。さてさて、このあとどういう展開になっていくのか…。10月13日放送分は、さとるといろはの初デートが描かれるようです。と同時に、さとるといろはが急接近すると、こむぎは今までとはちがう立場になりますね。やはり「人間どうし」の関係と「飼い主としての人間と動物」の関係とでは、いろいろとちがうこともでてきます。そして幼い犬としてのこむぎのひたむきな飼い主思いの気持ちが、いろはにどう伝わるのか。子犬のこむぎからみて、さとるといろはの関係はどう見えるのか。こういうかたちで、少し複雑な物語の展開を今後、やっていきそうな気がしますね。

ということで、ここでいったん、10月6日までの分のプリキュアの話はおわります。

 


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(予約投稿)9月29日分のプリキュアの話です。

2024-10-18 00:00:05 | プリキュア話

今度は「予約投稿」機能をつかって、9月29日分のプリキュアの話を書きます。いよいよ、日頃はプリキュアのサポートに徹しているさとるくんが、大好きないろはちゃん(キュアフレンディ)に告白するに至る経過が描かれます。

この日の放送の冒頭では、学校でさとるくんがほかの女の子から告白されて、断る場面が描かれます。「誰か好きな人がいるの?」と聴かれて困るさとるくん。その様子を、忘れ物をとりに来たまゆ(キュアリリアン)とゆき(キュアニャミー)が見ていました。さとるくんはまゆ・ゆきのふたりに「こういうことは、時々ある。でも、いろはちゃんが好きで、全部断ってきた。ただ、。いろはちゃんを困らせたくないから、今のままがいい」と伝えます。

そんなとき「これからケイジくんに会うんだ!」といういろは(キュアフレンディ)・こむぎ(キュアワンダフル)に、さとるくんは出会ってしまいます。このケイジくんは、いろはの家のお客さんだとか。「ケイジくん大好き」といういろは、「かっこいいし、あたまがいいし、足が速い」というこむぎ。「さとるくんしっかり!」というまゆとゆき…。そこで、さとるくんとまゆ・ゆきは、隠れてこっそりいろはの家に行きます。

そこで、実際に3人がいろはの家に行ってみると…。ドッグランで、いろははケイジくんんとじゃれています。ケイジくんは大はしゃぎの様子。でもケイジくんとは、嘱託警察犬を目指す犬のこと。飼い主のケンイチさんといっしょに、ケイジくんは動物病院をしているいろはの家に来ていたのでした。「みんな、来てくれた!」と、いろはも3人を見て喜んでいます。

その後、いろはに新しい散歩コースを教えるケンイチさんを見て、さとるくんは急に帰ります。そのあとをまゆ・ゆきコンビをおかけます。「なんだか、もやもやする。告白しよう! 思いをことばにしないと。いろはがほかのだれかと付き合ってもいいの…?」というまゆ・ゆきコンビに、さとるは「それはいやだ」と。「先手必勝」(ゆき)「こわくない。ふたりの仲もむすびたい」(まゆ)に、「なんて伝えたらいいのか…」というさとるくん。そんなさとるくんに、メエメエとニコも「手伝う」といって、ニコアニマルのスワンやカバ、上原―などの「恋愛」事情を説明します。ただ、さとるがいろはに告白すると聞いて、メエメエは少し悲しそうです。

「いろはちゃんのどこが好きなの? 出会いは?」と聴くまゆ・ゆきコンビに…。さとるくんは「3年前、ヘビにおそわれたウサギの大福を連れて、動物病院に行った。<お母さんが見てるから大丈夫>といろはちゃんが話しかけてくれた。そのあとも<傷はすぐになおる>とか<耳が垂れているタイプのウサギなんだね><(さとるくんは)やさしいんだね>とか。大福が出会いのきっかけ。いろはちゃんと話していると、胸が熱くなってたのしい。動物の話ができるのがうれしい」と語ります。「その気持ちを素直に、いろはちゃんに伝えよう」というまゆ・ゆきコンビ。

そんなとき、カンガルーのガオガオーンが出現してきます。今回はガオーの手下・トラメが連れてきたようです。ここで4人のプリキュアは変身して、カンガルーのパンチをリボンバリアなどで防ごうとしますが…。キュアフレンディは倒されてしまいます。それでも「きっとあの子のほうがもっと痛い。なんとかして止めなきゃ」というキュアフレンディに、「あの子は前にしか進めない」とアドバイスするさとるくん。「ありがとう、さとるくん」というキュアフレンディ。

そんななか、キュアワンダフルがニコアニマルのライオンを呼び出し、ガオガオーンと競争しはじめます。そのガオガオーンを、キュアフレンディがさらに遠くまで誘い出します。そのフレンディ=いろはちゃんを見ながら、さとるくんは「ぼくはいろはちゃんを応援することしかできないけど、でも、笑顔を守りたい。いつでも頼れる距離にいたい」と強く思います。そして、橋の上でキュアリリアンが張っていたネットにカンガルーのガオガオーンをキャッチして、ここで浄化。ニコガーデンに戻します。

ラストの場面ですが…。その橋の上でさとるくんに「今日もありがとう」といういろはちゃん。「帰ろうか?」と、いろはちゃんに声をかけるさとるくん。そんなさとるくんを見て、「もう、おどろかさないで。告白するかと思った」と言ってしまったメエメエ。このとき、橋の上でプリキュアたちみんなの動きが止まります。

ということで…。さとるくんが自分で告白する前に、メエメエが言わなくていいことを言ってしまいました。ここからさて、どんな展開になっていくのか…。10月6日放送分のタイトルは「特別なワンダフル」ですね。

 


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だいぶん遅れました。9月22日放送分のプリキュアの話です。

2024-10-17 10:34:21 | プリキュア話

この間いろいろと忙しくて、ブログにプリキュアの話を書くのがだいぶん遅れてしまいました。まずは9月22日放送分から書いていきます。

この日の放送では、まゆ(キュアリリアン)の父親が帰国して、写真展を開くという話がメインになります。いろは(キュアフレンディ)の父親がペットのトリマーになった経過を扱った回と「対」になっている感じですね。と同時に、まゆにべったりだったネコのゆき(キュアニャミー)が、まゆから少し距離をおいても大丈夫という実感を得られるようになる経過も描かれています。

まず9月22日放送分では、まゆが家でゆきとねこじゃらしで遊んでいるところから話が始まります。そんなときに、世界各地の動物の写真を撮っているまゆの父・貴行が帰宅します。まゆはおおはしゃぎ。まゆはさっそく父にねだって、予定されている写真展に使う写真を見せてもらおうとします。

その写真展ですが、まゆが出迎えるなか、こむぎ(キュアワンダフル)にいろは、さとるが見に行きます。そこにはなぜかニコの姿も見えます。世界各地の動物の姿を撮った写真の展示で、本格的な写真展。「その動物のいい瞬間だけを切り取っている」と、写真を見て、いろはやさとるはとても気に入ります。「パパは写真の天才!」と、まゆは大喜び。そんないろはやこむぎ、さとるの姿を見て、まゆの父は「テレビ電話で聞いていた友達だね。まゆが大好きなともだち」と。まゆは「心配することなかった…」と安心します。いろはたちのことを父がどう思うか、気になっていたようですね。

一方、ゆきはめずらしくひとり家で留守番。まゆは「大丈夫かな?」と心配になります。でもゆきは「やりたかったことをしよう」と、ねこから人間の姿になって、映画、カフェ、花屋…と街中に出ていきます。「いつも私がそばにいないとと思ってきたけど、まゆはプリキュアになって変わった。まゆが笑うなら、それが一番」と思いながらゆきが歩いていると、公園でのねこ集会に出会います。また、そのねこ集会のそばで、カラスに襲われていた子ねこを助けます。「ひとりで居たらあぶない。迷子?」と、子ねこの親をゆきは探します。

そのころ「写真集がすてき…」といういろはたちを前に、まゆは「ゆきはお散歩かな? 心配ないと思うけど…。どこか心当たりの場所はある?」と、こむぎに聴きます。するとこむぎは「友だちのところでは?」と言って、まゆをねこ集会のところに連れていきます。

ねこ集会のところでは、さっき助けた子ねこをゆきが連れていきます。そこでゆきは他のねこたちを前に「プリティ・ホリックの看板ねこ」と自己紹介。また、ゆきからも「ねこ集会ってなにをしているの?」とほかのねこたちに尋ねます。仲間の確認や日当たりのいいところの情報交換などなど…と、ねこ集会のボスが答えます。

そこへガオーの手下・ザクロが現れ、ねこ集会を妨害し始めます。ゆきはすぐにキュアニャミーに変身して、他のねこたちを逃がします。でも集会のボスがザクロにつかまり、ガオガオーンにされます。ガオガオーンが現れたときに、こむぎたちも到着。他の3人もプリキュアに変身します。そのガオガオーンがキュアニャミーに攻撃されたとき、キュアリリアンのつくったネットで防御。また、ねこ集会のメンバーたちも、キュアニャミーを応援します。

ただ、ガオガオーンになったボスねこは、プリキュアたちをみんなまとめてひっかこうとします。そんなときキュアリリアンがニコアニマルのキツネの力を借りて、キュアニャミーそのものをねこじゃらしに変身させてしまいます。そのねこじゃらしを使って目をまわさせ、キュアリリアンがガオガオーンを転倒させてしまいます。そのあとは、ニコの力をつかってガオガオーンを浄化。もとの姿にもどします。もとの姿にもどったボスねこと集会メンバーのねこたちは、ねこの姿にもどったゆきの周りに集まり、「あねご~ずっとついていきます」とゆきを慕います。そんな他のねこたちを見て、ゆきは笑顔で「しかたないにゃ~」と言います。

ラストの場面では、家に帰ったまゆがゆきに「公園で何があったのか、話を聴かせて~。私の知らない世界がゆきにあるなんて~」と尋ねます。「公園でねこ集会」というゆきに、「知りたい!」と答えるまゆ。そんな場面で9月22日放送分はおわります。

こんな風に、徐々に飼い主と動物とのあいだに、おたがいに別の世界があるということが描かれていくのでしょうか。今回はまゆとゆきでしたが、そのうちにいろはとこむぎにも、それぞれ別の世界がある…ということになるのかもしれませんね。なお、9月29日放送分では、いよいよさとるくんがいろはちゃんに告白するかどうか…がテーマになるようです。

ということで、9月22日分のプリキュアの話、おわります。

 

 

 


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9月15日分のプリキュアの話(今日は22日なんですが…)

2024-09-22 10:25:42 | プリキュア話

今日は9月22日なんですが、9月15日放送分のプリキュアを昨夜、やっと動画で見ました。なので、まずは9月15日分からコメントしておきます。

9月15日は、いろは(キュアフレンディ)の父親・犬飼剛さんに焦点があたる回でした。剛さんは、いろはの母親・陽子さん(獣医)といっしょに、動物病院とペットの美容室を経営しています。剛さんがペットのトリマーとして、主に飼いイヌ・飼いネコの毛並みなどの手入れをしています。この回でも、まずはトリマーとしてニコニコしながらイヌに働きかける剛さんが描かれます。そのニコニコ顔が「マルっとアニマルスマイル」というのだとか。

さて、この日は剛さんのところに、まゆ(キュアリリアン)がネコのユキ(キュアニャミー)を連れてきて、家でやったネコの爪切りがこれで大丈夫かどうか、点検を頼みます。最初は嫌そうな顔をしていたユキですが、剛さんに抱かれて爪のチェックを受け、やすりで爪を整えてもらうと、爪がぴかぴかになって喜びます。

一方、子犬のモカの毛の手入れしなくちゃいけない時間になったのですが…。モカはこむぎ(キュアワンダフル)といっしょに、ドッグランを走り回って遊んでいます。モカの飼い主曰く「ぜんぜん自分の言うことを聴いてくれない」し、「外に遊びに出かけると、他のイヌとじゃれて真っ黒になる」とか。そんなモカに、剛さんは「スマイルボイス」で呼びかけます。イヌがこわがらないように、高くてやさしい声をだす。これが「スマイルボイス」だそうです。その「スマイルボイス」でもなおモカがやってこないので、剛さんはこむぎ・モカといっしょになって、ドッグランで遊ぶことにします。

そんなとき、飼っているウサギの大福を連れて、さとるくんが来ます。さとるくんは剛さんに、大福のツメの点検をお願いしたいのだとか。でも、ドッグランでモカ・こむぎと遊ぶ剛さんを見て、さとるくんはどうしようか迷います。そんなとき、いろはが「私の部屋へ」と声をかけます。「好きな子の部屋に行くなんて、緊張するね」とまゆに声をかけられ、さとるくんはますますドキドキします。そんなさとるくんのところに「顔がかたい。ニコニコしないと」と、ニコが現れます。

さて、いろはの部屋に行くと、「爪がひっかからない!」といって、ネコのゆきが驚きます。さとるくんは「男性のペットのトリマーってめずらしいけど、どうしてなろうと思ったの?」と、いろはに聴きます。そこに執事のメエメエといろはの母親・陽子さんが現れます。いろはも「どうして?」と聴いたことがなかったので、ここで陽子さんにあらためて話を聴くことに。

陽子さんの話では…。剛さんはとてもがんばって、トリマーになったのだとか。もともとアニマルタウンの海浜公園のペットエリアで、トリマーになるのが夢だった剛さんは、いろんな動物たちとかかわっていたのだとか。でも、剛さんは声が低くて、動物たちがなかなかなじまない。そこへ陽子さんが通りかかって、「高くてやわらかい声で」とアドバイスをしたとか。そこから何度も練習して、剛さんは顔も声も「マルっとスマイル」にして話しかけるようになった。その様子を見て、陽子さんは「動物病院を開くから、いっしょにやらないか?」って、剛さんに声をかけたのだとか。

こういう陽子さんの話のウラで、モカにロープをおもちゃのようにつかって、こむぎといっしょに、モカをなつかせる剛さんが描かれます。やっとなついたモカは、何事も剛さんのいうことを素直に聞く様子。おとなしくトリミングの台に立って、きれいに毛並みを整えてもらっています。

そんなアニマルタウンに、ガオーの手下・トラメがやってきます。今度は街にいたブタをガオガオーンにします。プリキュアたち4人は変身してガオガオーンの動きを止めようとしますが、いたるところに突進してなかなかとまりません。さとるくんのアドバイスで、ブタが泥遊びが好きなことを使って、川の近くの泥だまりに誘導しようということになりますが…。ここで、キュアフレンディが「スマイルお父さん作戦」を思いつきます。ブタの前にプリキュアたちが交互に立って、やさしい声でかたりかけ、「こっちだよ~」とブタの興味を引き出して誘っていく。シリアスな顔ばかりのキュアニャミーも、今回はマルっとアニマルスマイルで「こっちであそぼ~」と声をかけ、ブタのガオガオーンを誘い出します。そして河川敷の泥だまりの前まで来たとき、プリキュアたちが先に泥のなかに入り、キュアワンダフルが「いっしょに泥あそびしよう!」と声をかける。すると、ブタのガオガオーンがひっかかって泥のなかへ。そこでニコの力を借りて、プリキュアたちはダイヤモンドリボンスタイルにさらにバージョンアップ。エターナルきずなシャワーでブタのガオガオーンを浄化し、ニコガーデンにもどします。

ラストの場面ですが、モカのトリミングがおわって、きれいに毛並みも整って飼い主のところへ戻ってきます。剛さんに対して飼い主は「はじめてのトリマーが犬飼さんでよかった」と伝えて帰ります。このあと、剛さんは陽子さんとお茶を飲みます。そんな剛さんの様子を見て、いろはは「お父さんの手は魔法の手。みんなをマルっとスマイルにする」と思います。そんないろはに「ブラッシングして~」と頼むこむぎ。こむぎの様子を見て「私もブラッシング」というユキ。「たのしいブラッシングタイム。ニコニコがいっぱい」というニコ、剛さん・陽子さん…という感じで、今回の話はおわりです。

ちなみに今日放送分(9月22日)の予告編では、海外で動物の写真をとっているまゆの父が帰国するのと、ネコのユキがアニマルタウンのネコたちの集会に出る話になるようです。「父親つながり」で9月15日、22日の話をつなぐようですね。また、さとるくんのいろはちゃんに対する淡い恋心の話も、今後の物語の展開になにかつながってくるようですね。ということで、9月15日放送分の話はおわります。


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ここ最近書けてなかったプリキュアの話(3) 9月8日分(予約投稿)

2024-09-18 00:00:45 | プリキュア話

今回も「予約投稿」機能を使って、まだブログに書けていない9月8日放送分のことをまとめておきます。ちょうど9月13日(金)から劇場版映画が公開されるので、この9月8日放送分はその「前置き」みたいな感じでした。

この日の物語の始まりは、いろは(キュアフレンディ)が寝ている間に、幼い頃、父母と動物園に行って、ゾウを初めて見た日のことを夢で見た場面から始まります。翌朝、こむぎ(キュアワンダフル)とニコに起こされて、いろはは「ふれあいパーク」(アニマルタウンの動物園)に行こうと思い立ちます。

ふれあいパークに行くと、そこではまゆ(キュアリリアン)とゆき(キュアニャミー)、さとるくんが待っていました。動物好きのさとるくんは、ふれあいパークの年間パスを持っているそうです。

このふれあいパークは、できるだけ動物たちをもと居た環境に近い状態で飼育したり、おりのなかに入れずになるべく飼育したりする動物園。なので、カンガルーやリスザルなど、いろんな動物たちが人間の近くを通り過ぎます。

ただ、その動物たちをよく見ると…。前のシリーズのプリキュア(ひろがるスカイプリキュア)に出ていたカバトンやミノトン、カイゼリンの後ろ姿が見えます。プリキュアたちがヘビを見に行くと、そのヘビをあやつっているのは、どうも前のシリーズのプリキュアに出ていたスキアヘッドのようなおじさんです。

また、プリキュアたちのそばをカンガルーが通りすぎると、ツバサくんという男の子が、ソラちゃん、マシロちゃん、エルちゃん、アゲハさんにしています。どうやら「ひろがるスカイプリキュア」の5人も、このふれあいパークに来ているようです。このあと「ひろがるスカイプリキュア」の5人は、クォッカという小型のカンガルーを見に行きます。エルちゃんはクオッカの前では、なぜか赤ちゃんから成長した姿になっていました。

一方、うさぎと触れ合えるコーナーにいくと、幼い男の子がどうやってうさぎをさわればいいかわからず、困っていました。そんな男の子に、さとるくんは「うさぎも人間を怖がっているかもしれないね。でも、うさぎはさわられるのが大好きなんだよ」といって、さわりかたを教えます。また、ゆきにはなぜか、うさぎがなつきます。

このあと、ゾウやシマウマ、キリンなどのいるところへプリキュアたちは向かいます。そこで「さくら」という名前の大きなゾウを見て、いろはは「さくらはおばあさんのゾウ。やさしくて、私の推し」とまゆに伝えます。また、プリキュアたちが「おやつだよ~」といってニンジンをあげると、うれしそうにさくらは食べます。ただ、いろはは「はじめてさくらに会ったとき、こわかった。でも、おやつをあげたら、心が通じた気がした。いろはちゃんって声がしたように感じた」と。

このあと、プリキュアたちはさくらの形をしたパンでつくったハンバーガーを食べます。そのハンバーガー屋で働いているのは、どうも前のプリキュアに出ていたバッタモンダーの様子。また、同じハンバーガー屋で、妖精のモフルンとみらい・リコ・ことはの「魔法つかいプリキュア」の3人も座って、ハンバーガーを食べています。そのハンバーガー屋で、まゆは動物園が楽しい、動物に直接さわれるのがいいと。さとるくんは図鑑ではわからないことが学べると言います。

そんなとき「いい男がいない。ワイルドさが足りない。あんたたちをとじこめているものを壊す力を与える」といって、ガオーの手下・ザクロがやってきて、ゾウのさくらをガオガオーンにしてしまいます。4人のプリキュアはすぐに変身して、いろんな方法で突進するガオガオーンを止めようとしますが…。ゾウの鼻を使って、プリキュアたちに強烈なパンチを食らわせます。キュアフレンディがニコアニマルのベアーを出し、ベアーの力を借りて、動物園の壁に突進するガオガオーンを止めようとします。また、キュアニャミーがニコアニマルのパンダの力を借りて、ガオガオーンを眠らせようとするのですが…。それでも、やはりガオガオーンになったさくらは、ゾウの鼻の力でプリキュアたちを追い払います。

でもそんなとき、シマウマやキリンなど動物園の他の生き物が、ガオガオーンが突進しようとした壁の前に立ちふさがります。その他の動物たちを見て、ガオガオーンが急に苦しみ始めます。「みんな友達だから…」といって、苦しんでいるガオガオーンに接近し、キュアフレンディが鼻に抱き着きます。「もう大丈夫、声が届くはず」と思ったプリキュアたちは、ニコの力を借りて、エターナルキズナシャワーで、ガオガオーンの姿からゾウの姿にさくらを戻します。

ゾウの姿にもどったさくらは、他の動物たちに囲まれて、とてもうれしそうです。まゆも「私もさくらが推しになった!」と、いろはに伝えます。いろはは「これからもずっと大好き、さくら!」と声をかけて、9月8日の放送分はおわりです。

という具合に…。物語の内容的には、プリキュアたちが動物園に行って、大好きなゾウに出会う話。ガオーとの対決とか、そういう大きな展開があったわけではないのですが…。ただ、劇場版映画に今の「わんだふるぷりきゅあ」をアシストするかたちで登場する「魔法つかいプリキュア」や、前作「ひろがるスカイプリキュア」のメンバーが、さりげなく今回の放送分に登場しています。また、「ひろがるスカイプリキュア」の悪役だった面々(カイゼリン、バッタモンダー、ミノトン、カバトン、スキアヘッド)も、さりげなく画面のどこかに出ています。

こんな感じで新旧の物語がつながり、劇場版映画に出てくる旧作のプリキュアを登場させて接点を持ちつつ…。他方で「かつて敵だった顔ぶれが、今は身近なところで、プリキュアたちの仲間のようになっている」姿をさりげなく描く。そうやって、今回のシリーズ後半の主題である「和解」ということにも、どこかでつながりを持たせている。そんな放送回だったように思いました。

 


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ここ最近書けてなかったプリキュアの話(2) 9月1日分(予約投稿)

2024-09-17 00:00:53 | プリキュア話

今度は「予約投稿」で、9月1日放送分のプリキュアの話を書いておきます。

8月25日分で、敵がより強くなったのにあわせて、プリキュアたちがニコの協力を得て、自分たちのレベルアップに成功しました。毎年夏休みはそういう時期でもありますが…。一方、新たな敵・ガオーとその手下たちは、かつて人間が滅ぼしてしまったオオカミの恨みを象徴する存在。いろんな動物たちと仲良くなりたいプリキュアは、これからオオカミたちの恨みとどのように向き合っていくのか。かつて自分たちと敵対した者たちとの「和解」ですが…。このテーマが、これから年末にかけてのプリキュアの大きな物語の軸になります。

この9月1日分の内容は、まさに「和解」というもの。それも、プリキュアのひとり・まゆ(キュアリリアン)が、転校前の学校で仲直りできなかった子とどのように「和解」するのかを、キュアスタ(インスタグラムのようなもの)にネコのゆき(キュアニャミー)の画像投稿をしたことをきっかけに描いていました。

この日冒頭では、ネコの姿のときのゆきがとにかくかわいらしくて、「お店の看板ネコ」として売り出せないか…と。そんな話を、まゆとまゆの母親がしている場面が描かれます。その後、まゆはゆきの動画をキュアスタにアップして、「看板ネコ」というアカウントをつくることになります。

まゆの作った「看板ネコ」のアカウントは、学校でも評判。お店に来るお客さんも「ゆきに会いたくなった」といいます。そんなまゆに、母は「ありがとう」と伝えます。でも、まゆは「キュアスタでいろんな人に動物が見せられるということは、知らない人が見ているかもしれない。悪口言われそうで怖い」と。そんなまゆに、ゆきは「大丈夫、私がついている」と返答します。そして、お店に来た人や学校の仲間にどんどんゆきの動画を見せて、「大丈夫だったでしょ?」とゆきに言われ、まゆは安心します。

そんなとき…。ある女の子が、まゆの家(プリティホリックというアクセサリーやコスメのお店です)の前で、ゆきの姿を見ています。隣の町からやってきたユマという子です。ユマはチンチラのコテツを連れて、いろは(キュアフレンディ)の家=動物病院に行きます。ユマは動物病院でチンチラの診察を受けている間、ゆきの動画を見ています。そこへこむぎ(キュアワンダフル)がやってきて、ゆきの動画を見て、「この動画つくってるまゆは友達。ネコのゆきとあそんでる」と話します。

一方、まゆはゆきに「前の学校の知覧さん(=ユマのこと)と仲直りできるかな? きっかけあるかな? 会いに来てくれるかな?」と語りかけます。そして「どんな動画(=ゆきの動画ですが)がいいかな?」と考えはじめると、まゆは一気に集中モード。まゆは集中すると、まわりが一切見えなくなります。

そんなまゆのいるプリティホリックの前を、ユマとユマの母が通りかかります。「仲直りしたいよね」というユマの母ですが…。ユマがまゆを見ると、集中モード。ユマは声をかけることができません。そんなユマに気付いたゆきが「あの子は? 知覧さんが来たんじゃない?」と、まゆに声をかけるのですが…。結局「また、やっちゃった…」と、まゆはがっかり。「また嫌な思いをさせた…」というまゆに、「そんなことはない! いろははわかってくれた。あのこと話したら…。おいかけたらいい。まゆが勇気を出せばいい。あきらめるのはちゃんと話してから」と、ゆきは励まします。

でもそんなとき、ユマが飼っていたチンチラのコテツが、ガオーの手下によってガオガオーンにされます。ガオーの手下のトラメやザクロは、動物たちに「人間は敵って思わせるのが私の仕事。ガオガオーンにして、人間は敵だって勉強し直させている」と考えているようです。そんなコテツをなんとか助けて、知覧さんの家に届けたい。そう思うまゆ・ゆきのところに、いろは・こむぎが合流。4人はプリキュアに変身します。また、ひとまず知覧さん母子の無事だけは、「気を失っているだけ」ということで確認できました。

ただ、ガオガオーンは、今までのガルガルとちがいます。どうやらニコガーデンの動物ではなく、人間界にいる動物たちを直接、ガオガオーンにしてしまうようです。ガオーの手下・トラメは「この世界の動物たちを黒くする。プリキュアがかなうはずがない」と。「コテツになんてことするの、許せない」「大丈夫、こわくない、すぐ助ける」というキュアリリアン。

そしてキュアリリアンは、気を失っている知覧ユマちゃんを見て…。「私たちは似た者どうし。大切な友達がそばにいるのもいっしょ。だからきっとあのとき(=仲が悪くなったとき)も、きっと、コテツがそばにいたはず。大切な友達と引き離すことだけはさせない」と思います。キュアリリアンは自分の技・リボンバリアをより大きくして、ガオガオーンになったコテツを受けとめようとします。そんなリリアンを、キュアニャミー・フレンディ・ワンダフルが守ります。そしてリボンバリアでコテツがうまくキャッチできたときに、ニコの力を借りて、エターナルキズナシャワーを出します。ガオガオーンから元のコテツの姿に戻ったとき、ガオーの手下・トラメも消えて、どこかに行ってしまいます。

ラストの場面ですが、コテツが預けられている動物病院=いろはの家に、まゆが行きます。「私、集中すると周りが見えなくて、ごめんなさい」と謝るまゆに、「私もごめんなさい。あのとき(=前に仲が悪くなったとき)、声をかけてくれたのに、逃げちゃった」と、知覧ユマちゃんも謝ります。「もう一度、仲直りできるかな?」「仲直りしたい」といって、まゆはユマに、コテツの刺しゅうが入ったハンカチを渡します。その様子を見て、ニコは「とぎれた絆がもどることもあるのね」と、なぜか感慨深げに話します。

という具合に、この9月1日放送分は、まずはプリキュアのひとり・まゆ(キュアリリアン)が、かつて仲が悪かった友達と関係修復をするというストーリーが描かれました。これが後々、オオカミの恨みをプリキュアたちが受けとめ、ガオーたちと和解に向かう第一歩になるのかもしれませんね。なお、9月13日から劇場版映画が上映されるので、この回からオープニングが劇場版モードになっていました。また、次回(9月8日)放送分には、劇場版映画に出る前のプリキュア(ひろがるスカイプリキュア)のソラちゃん(キュアスカイ)が、なぜか予告編に出ていました。


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ここ最近書けてなかったプリキュアの話(1) 8月25日分

2024-09-16 12:24:17 | プリキュア話

予約投稿を交えながらになりますが、ここ最近ブログに全く書けていなかったプリキュアの話を続けて投稿します。まずは8月25日放送分からです。

この日の放送分は、8月18日放送分の内容の続きです。8月18日分では、新たなプリキュアの敵・ガオーとその手下であるザクロやトラメが登場しました。そのガオーは、人間たちがほろぼしたオオカミの化身のようです。他方で、プリキュアたちが大事にしていたたまごから、ニコが新たに生まれました。このニコとガオー、プリキュアの関係も、8月25日分ではテーマになります。

さて、8月25日放送分。まずはニコがアニマルタウンにある鏡石を見て、「自分が置いたニコダイヤのかけらだ」という話をするところから、物語がスタートします。ニコの話では、動物と人が仲良く暮らせる願いのために、この鏡石を置いたのだとか。ただ、オオカミを絶滅させたのは人間で、ニコダイヤから生まれたのがプリキュアの力。そのプリキュアの力でオオカミの怒りを鎮められないなら、自分が直接オオカミと向き合うので、プリキュアの力を返してもらう。ニコはそのように語ります。

一方、ガオーは人間への復讐をプリキュアが邪魔していることに気付きます。たとえニコが小さくなったとしても油断ができない、まずはプリキュアをたおせと手下に指示をします。また、前回放送分でガオガオーンにされたサルたちは、アニマルタウンの街中で大暴れしています。トラメとザクロはプリキュアを倒すために、じゃんけんをしてどちらが街に行くかを決めます。そのじゃんけんにトラメが勝ったので、トラメが街を襲いに出かけます。

そんななか…。いろは(キュアフレンディ)の父母は動物病院で、街中で傷ついた動物たちの手当の用意を進めます。でもいろはは、元気がありません。他方でまゆ(キュアリリアン)は、あんなに落ち込んでいるいろはを見たのは初めてで、どうしよう…と家で悩みます。そんなまゆに、まゆの母がクッキーをもってきます。まゆの母曰く「不安になっているお客さんが、お店に来るかもしれない。そんなお客さんにクッキーを」と思った焼いたのだとか。そんな母を見て、まゆは「自分にもできることを」と考えます。そしてさとるくんは、ガオガオーンへの対抗策をさぐろうとします。「僕じゃ力になれないってこと? 大福、あきらめるなってこと??」と、さとるくんは飼っているうさぎの大福に話しかけます。

まあこのあたり、敵が今まで以上に強い力を持ち始めると、いったん、プリキュアたちが落ち込む。でもそこから再び力を取り戻していく。そんな毎年夏休み前後に描かれているパターンが、今年もでてきたかな、というところでしょうか。

一方「なにもできない。友達になれない…」と悩むいろはに、犬の姿のこむぎ(キュアワンダフル)は「散歩に行こう!」と声をかけ、ぎゅ~って抱きつきます。こむぎは「いろは、まゆ、ゆき、さとる、大福といっしょに、もっといろんな子たちと遊んで、もっとワンダフルに過ごしたい」と。いろはは「オオカミとも友達になりたい」と、こむぎに伝えます。こむぎはそれを聴いて「ガルガルだったニコガーデンの動物たちと、今は仲良し。世界中の動物と友達に、今はわおーんなオオカミとも友達になれたら、ワンダフル!」と話します。「ありがとう、こむぎ!」と、それを聞いたいろはは返事をします。そんなとき、さとるくんが「オオカミが街の中心にいる。ガオガオーンもそっちに」と伝えます。いろはは「さとるくん、ありがとう。いっぱい力もらってる。オオカミと話したいから行く!」と。そこにこむぎもついていきます。

まゆの家では、ネコの姿のゆき(キュアニャミー)が「私もああなっていたかも…」と、ガオガオーンのことを思い出して語りかけます。ゆきはまゆに向かって「あなたはこわがりだけど、助けたいと思っている」と言って、すり寄ります。「こわいのが消えていく。みんなでこうすれば…」と話すまゆに、ゆきは「プリキュアは私たちだけでない」と伝えます。

その後、街中でガオガオーンとオオカミに「集まれ」というトラメの前に、こむぎ・いろは・ゆき・まゆ、そしてメエメエとさとる、ニコが集まります。「今度は別々に動くのではなく、4人いっしょに動こう」というプリキュアたちは、すぐにみんな変身。でも、トラメとガオガオーン4体の攻撃を受けて、すぐにプリキュアたちは倒れます。「プリキュアたちには、ガオガオーンの怒りを受ける義務はない」というニコ。そんなニコの角が光ります。

でも、プリキュアたちはここでフレンドリータクトやタンバリンをたたいて、ニコガーデンのアニマルたちを呼び出します。そのニコアニマルたちの力を借りて、プリキュアたちは立ち直ろうとします。そんなプリキュアたちを見て、執事のメエメエは「今までガルガルにされたニコアニマルを助けたのはプリキュア。ニコさま、プリキュアたちを信じてください」と伝えます。

キュアフレンディはトラメとガオガオーンに対して、「あなたたちと話せるようになるまで、がんばる。知らなかったことを教えてほしい。友達になりたい。アニマルタウンの人々もがんばっている。私たちも方法を探したい」と話します。他のプリキュアたちも「いっしょのほうが楽しい。みんな仲良し、そうなれたらうれしい。それが私たちのワンダフル」と。その様子を見て、ニコの角がもう一度光ります。「すべての動物が笑顔に、ダイヤモンドリボンキャッスル」と言って、ニコから新たなアイテムが登場。プリキュアたちも新しいスタイル=ダイヤモンドリボンスタイルになります。そして「エターナルキズナシャワー」という4人+ニコの合体技がでて、ガオガオーンがすべてサルにもどります。こうやって、いったん強い敵に出会って落ち込んだプリキュアたちが、ニコの力で立ち直り、より強い技を得たわけですね。

ラストの場面ですが、キュアフレンディはトラメに「ガオーに会いたいと伝えて」と告げます。トラメはすぐに消えてしまいます。そのあと、サルたちをもとの場所にもどしたあと、プリキュアたちは「ニコさま、力を貸してくれてありがとう」と伝えます。ニコは「ワンダフルって、すてきなことば」と返事。一方「執事なのにダメ出しって、失格です」というメエメエに、「私にもダメなところあります。メエメエもがんばって」とニコは伝えます。そして、なぜか「ニコで~す。お世話になっていいかな?」と、ニコはいろはの家で、いろはの父母に頼みます。父母は「よろこんで~」と返答。「ニコガーデンはどうするの…」と執事のメエメエは心配します。

という具合で、あらためてニコの力を借りて、プリキュアたちが新たな敵・ガオーやトラメ・ザクロ、ガオガオーンに対抗することができるようになります。しばらくはトラメ・ザクロが手下としてプリキュアたちを攻撃、それをどうやってしのぐか…という展開になるのでしょう。ちなみに9月1日放送分は、予告編では、まゆが「キュアスタ(インスタグラムのようなもの)」を使って、ネコのゆきのかわいらしさをアピールするという物語ですね。


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昨日、劇場版映画のプリキュアを見てきました

2024-09-14 15:13:59 | プリキュア話

8月25日・9月1日・9月8日と、3回分のプリキュアの話をブログに書くことがまだできていませんが…(この3回分は今後「予約投稿」機能を使って、ぼちぼち書いていきます)。

昨日は劇場版映画「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー」の公開初日。たまたま仕事が休みだったので、さっそくJR尼崎駅前のキューズモール内の映画館まで行って、見てきました。

おそらく今日からの三連休に親子連れで見にくる人が多いのでしょうけど、公開初日のしかも昼間の昨日は、観客は少なかったです。その分、落ち着いて映画を見ることができました。

詳しいことはネタバレになるので話しませんが…。キュアワンダフル、キュアニャミー、キュアフレンディ、キュアリリアンの「わんだふるぷりきゅあ」の4人に加えて、去年の「ひろがるスカイプリキュア」の5人、数年前の「魔法つかいプリキュア」の3人が、今回の映画には登場していましたね。そういえば「ひろがるスカイプリキュア」と「魔法つかいプリキュア」の面々は、9月8日放送分にもちらっとでていましたが。

それから、日頃は「わんだふるぷりきゅあ」4人のサポートをしているサトルくんと、サトルくんの飼っているうさぎの大福も、今回はプリキュアではないんですが、ひとまず変身。「ひろがるスカイプリキュア」の男の子プリキュア・キュアウィングといっしょに並んでましたねえ。

あと、子犬のこむぎ(キュアワンダフル)やネコのユキ(キュアニャミー)のように、映画のなかではうさぎの大福も人間のことばを話せるようになるのですが…。なぜか、急にイケメンボイスになってました。

ということで、ひとまず劇場版映画を見に行ったときの画像を3枚、ブログにアップしておきます。尼崎のキューズモールと映画館にあったプリキュアの看板、プリキュアのクリアファイルと映画のパンフレットの3つの画像です。

 


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8月18日放送分のプリキュアの話 (予約投稿)

2024-08-30 01:00:12 | プリキュア話

今度は「予約投稿」で、8月18日放送分のプリキュアの話を書きます。こちらも近畿圏では、8月18日に8月11日分を放送するなど、通常と異なる放送予定でした。でも私は動画配信で見たので、リアルタイムにちかいかたちで8月18日分を見ました。

さて、この8月18日放送分ではとうとうたまごが割れて、「ニコさま」が登場します。と同時に、今までのガルガルよりも強力な敵も出現します。また、これまでの物語を整理するような話も語られます。

まず、こむぎ(キュアワンダフル)・いろは(キュアフレンディ)の寝ている部屋で、ニコさまのたまごが夜明けに光り始めるところが描かれます。そこへメエメエや他のプリキュアもかけつけてきて、いよいよたまごが割れます。たまごの中から飛び出したのは、ひたいに角のある「ダイヤモンドユニコーン」のニコさま。「はじめまして。ニコで~す」と自己紹介をしたそのとき、アニマルタウンの神社で、何か黒いものの声がします。

このあと、プリキュアたちがニコさまの存在を知っていたので、ニコさまに「メエメエ、むやみにしゃべっちゃダメ。あなたは執事に向いていないかも」と言われてしまいます。そんなメエメエを、さとるくんは「メエメエはニコさまの秘密を守ろうとしていた」とかばいます。メエメエは「みんなプリキュアだから、大丈夫」と伝えて、ニコさまは「ガルガルになったみんなを助けてくれて、ありがとう」とプリキュアたちにお礼を言います。「困っている子たちを放っておけなかった」「世界中の動物と友達になりたい」「ニコさまの角がきれい」等々、プリキュアたちはニコさまに話しかけます。

そしてニコさまをニコガーデンに連れて行こう…という話になったとき、ガルガルをニコガーデンにもどすトランクをプリキュアたちが出します。「メエメエ、トランクをあげちゃったの?」というニコさまに、メエメエは「緊急事態だからしょうがない」と返事。このあと「トランクなしでも自分の力で行ける」と言って、ニコさまはプリキュアたちとメエメエをニコガーデンに連れていきます。

ニコガーデンに行くと、ニコさまが戻ってきたことを喜んで、動物たちが総出で出迎えます。「みんな無事でよかった」というニコさまに対して、動物たちは「まだ戻ってない子がいる」と。プリキュアたちが「いったいニコガーデンで何があったの?」と聴くと、ニコさまは「突然ニコガーデンが闇におおわれて、アニマルたちがガルガルにされた」と伝えます。黒い闇の力でニコガーデンの動物たちがガルガルにされ、黒いたまごにされたようです。このへんで、前半の物語の謎解きが行われていますね。

そのころ「ガオー」という声が、アニマルタウンの神社から聞こえてきます。「解き放った黒いけものはどうした? 怒りは消えぬ。めざめよ、仲間たち」とその声が語ると、神社の狛犬が変身。その声の主・ガオーは、かつてこのアニマルタウンあたりにいたオオカミの群れのリーダー。狛犬たちはザクロ・トラメという名のガオーのしもべになります。そして「黒きけものと人間の動きをさぐれ」とガオーに命じられたザクロ・トラメは、競い合うようにアニマルタウンへ行きます。今度はガルガルよりも強力な敵が現れたようです。

そのザクロ・トラメは、アニマルタウンで黒いたまごを見つけます。この黒いたまごは、ガルガルよりも強い敵になりそうな気配。森がだんだん黒くなり、ガオーの声がして、ニコさまとプリキュアたちの前にザクロ・トラメが現れます。ザクロ・トラメは「ガオーに力をもらった。ニコの仲間なら、手加減いらない」と。そして黒いたまごが割れて、ガルガルよりも強力なサルのガオガオーンが現れます。ここでプリキュアたちは、ニコさまを守るために変身します。

さて、変身したキュアワンダフルに対して、トラメが「イヌなのになぜ人間とつるむのだ?」と語りかけます。「私たちはニコガーデンの子たちを助けたいだけ」というキュアフレンディに、「オオカミがどうしていなくなったか、知ってるか?」とトラメ・ザクロは問いかけます。トラメ・ザクロは「人間がオオカミを攻撃した。そのためにすみかを失い、絶滅した。自分たちを絶滅させた人間と仲良くなれるわけがない」と、キュアフレンディにきっぱり伝えます。これを聴いて、キュアフレンディは落ち込みます。キュアフレンディのフレンドリータクトというアイテムや、フレンドリベラーレといった技の力が落ちて、効き目がなくなります。「そんなものでおいらたちを止められない」とトラメは言います。

一方「あんたの顔色悪いね、逃げれば?」と、ザクロがキュアリリアンに語りかけます。こわくなったキュアリリアンの力も弱まり、アミティルミエールもザクロには効き目なし。そしてサルのガオガオーンたちの攻撃で、プリキュアは4人ともやられてしまいます。「ガオーさまの力にかなうわけがない。おいらたちのなわばりを返してもらう」というザクロ・トラメに、遠くからガオーの声が聞こえます。「お前たち、好きなだけ暴れろ」とガオガオーンに伝えたあと、ザクロ・トラメは森に帰っていきます。

ザクロ・トラメが消えたあと…。いろはは落ち込みます。「悪いのは私たち?」といういろはに、さとるくんは「昔の人間たちだよ」となぐさめるのですが、「でも同じ人間だから、オオカミたちは怒っている。仲良くしたいけど、どうすれば仲良くできるのか?」と、いろはは悩みます。

こんな感じで、前半の物語のおわりを象徴するように、ニコガーデンにユニコーンのニコさまが戻ったわけですが…。今度は後半の物語のはじまりで、新たなる敵・ガオーとその手下のトラメ・ザクロ、そしてガオガオーンが登場。今のプリキュアたちの力では、この新たな敵には勝てないようです。となると、8月25日放送分では、この新たな敵に対抗していく力をプリキュアたちがどのように獲得していくかが描かれることになりますね。それも「人間が動物たちを絶滅に追い込んだこともある」という現実に直面した上で、それでもなお「動物と人間が共に生きる」ということを考えていく…というストーリーのなかで、その対抗する力を獲得していくことになると思われます。

 

 

 


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ひとまず8月11日のプリキュアの話を

2024-08-29 20:58:46 | プリキュア話

だいぶん日にちがたってしまいましたが、まずは8月11日のプリキュアの話を書いておきます。

この日は近畿圏だと高校野球中継で、通常の放送時間帯にはプリキュアの放送を見ることができません。でも最近では動画配信があるので、私は動画配信で見ました。

さて、この日の放送分は、プリキュアたちが「大熊牧場」に行くという話。プリキュアたちの同級生・大熊さんの家が経営している牧場で、動物たちとふれあうというストーリーでした。

冒頭で「牧場に行ける!」ということで、興奮していたこむぎ(キュアワンダフル)。さっそく大熊牧場に到着して、こむぎもいろは(キュアフレンディ)も大喜び。きれいな花畑もあって、ゆき(キュアニャミー)・まゆ(キュアリリアン)も喜んでいます。

この大熊牧場では夏休みの来場者向けに「スタンプラリー」をやっているとのこと。動物たちの小屋をまわって、全部スタンプがおせたら、何かプレゼントがもらえるのだとか。そのスタンプラリーをやるかどうかで男の子が父親とケンカしているところに、大熊さんがかかわり、無事におさめます。その男の子たちはまず乗馬体験をしたいというので、大熊さんが「まだ間に合うから、案内する」と言って連れていきます。その様子を見て、プリキュアたちは「プロのガイドみたい」と感心します。

その後、なぜか執事のメエメエもやってきます。ニコさまのたまごを連れてきたというのですが、プリキュアたちは「メエメエがいっしょに行きたかっただけ」と。そのメエメエの姿を見て、大熊さんは「うちの牧場にこんな子いたかな?」「えっヒツジが立ってる!」と。気づけば大熊さんがヒツジの小屋へメエメエを連れていきます。

さて、プリキュアたちのスタンプラリーですが、まずは牛の小屋からまわります。1日30キロ近く草を食べると大熊さんから聞いて、プリキュアたちはびっくりします。大熊さんは「動物のお世話で休みはないけど、動物は大好きだし、お世話はたのしい。子牛の成長を見るのがたのしみ」といいます。

そんなプリキュアたちに、大熊さんは乳しぼり体験をすすめます。こわがらずに乳しぼりを上手にするこむぎ・いろはの犬組に対して、まゆ・ゆきのネコ組は…。こわがってなかなか乳しぼりができないまゆが、「ゆき~」と泣きついたりしています。

その乳しぼり体験で得た牛乳を使って、大熊さんは「アイスクリームをつくろう」とプリキュアたちを誘います。こちらは材料を混ぜ合わせて、すぐに出来上がります。こむぎはできあがったアイスクリームを一気に食べ、まゆは食べてみてすごくおいしかったので、ゆきにも食べさせます。

そのあと、ブタやウマ、ヒツジの小屋をまわり、ハンモックで昼寝。そして牧羊犬・アンディのショーを見ることになります。このショーでは、牧羊犬のアンディが牧場のヒツジたちすべてを柵のなかに入れる姿を見るのですが…。そのヒツジのなかには、なんとメエメエがいます。プリキュアたちは「メエメエがんばれ!」と声をかけます。アンディは無事にすべてのヒツジとメエメエを柵のなかに誘導します。「どうして自分がこんなめに…。自分がしたかったこととちがう」と思うメエメエですが、そのときニコさまのたまごが光ります。プリキュアたちは「ニコさまも楽しいのでは?」とメエメエに伝えます。

でもそのとき、牧場にガルガルがやってきます。今回のガルガルは、アルパカのようです。4人のプリキュアは変身してたちむかいますが、アルパカのガルガルは、つばを吐いてプリキュアたちを攻撃します。全然ガルガルに近づけないプリキュアたち…。そんなとき、大熊さんがガルガルに攻撃されそうな子牛をかばいます。そんな大熊さんを、キュアフレンディやキュアワンダフルの「リボンバリア」で守ります。そのリボンバリアがあると、どうやらアルパカのガルガルのつばは弾き返される様子。それを見てキュアリリアンがキラリンアニマルのスワンを呼び出し、その力を借りて空を飛び、ガルガルのつばをバリアでひとつにまとめて落とします。そのあとは、キュアワンダフル・キュアフレンディがガルガルを浄化、アルパカをニコガーデンに戻します。

ラストの場面ですが、プリキュアたちは大熊さんの無事を確認したあと、スタンプラリーの続きをします。その日の夕方、すべてのスタンプを押したところで、大熊さんからプリキュアたちは牧場の動物たちのシールをプレゼントされます。「牧場楽しかった~」というプリキュアたちは、帰りにアイスクリームをまた食べて、メエメエも入って記念写真をとります。

こんな感じで、8月11日の話は、いかにもプリキュアたちの夏休み…というような内容でした。なお、この日の予告編を見る限りでは、8月18日放送分では、いよいよニコさまのたまごが割れる様子。また、ガルガルよりもさらに強力な敵もでてくるようですね。ということで、8月11日分のプリキュアの話、おわります。

 


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