できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

最近読んだ本をまとめて紹介(2739冊目~2750冊目)

2018-09-22 10:58:11 | 本と雑誌

他大学の集中授業があったり、東京・名古屋方面への出張や講演・研修、さらには大学での会議等々、やるべきことが多々あって、9月に入ってからあんまり本が読めていません。

ただそれでも何冊か読めたので、またまた、いつもどおり、本の紹介をしておきます。

2739冊目:内田樹・釈徹宗『日本霊性論』NHK出版新書、2014年

2740冊目:中野剛志『保守とは何だろうか』NHK出版新書、2013年

2741冊目:池上彰・上田紀行・中島岳志・弓山達也『平成論 「生きづらさ」の30年を考える』NHK出版新書、2018年

2742冊目:桐光学園・ちくまプリマ―新書編集部編『歴史の読みかた 続・中学生からの大学講義2』ちくまプリマ―新書、2018年

2743冊目:野田力『フランス外人部隊 その実体と兵士たちの横顔』角川新書、2018年

2744冊目:横山百合子『江戸東京の明治維新』岩波新書、2018年

2745冊目:岡田尊司『愛着アプローチ 医学モデルを超える新しい回復法』角川選書、2018年

2746冊目:ジグムント・バウマン(伊藤茂訳)『自分とは違った人たちとどう向き合うか 難民問題から考える』青土社、2017年

2747冊目:岸政彦『はじめての沖縄』新曜社、2018年

2748冊目:沖縄戦・精神保健研究会編『戦争とこころ 沖縄からの提言』沖縄タイムス社、2017年

2749冊目:文化庁編『日本人は大災害をどう乗り越えたのか 遺跡に刻まれた復興の歴史』朝日新聞出版、2017年

2750冊目:斎藤貴男『「明治礼賛」の正体』岩波ブックレット、2018年


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順番逆になりましたが、9月9日のプリキュアの話です。

2018-09-22 10:51:11 | プリキュア話

てっきり「もう、更新しているもんだ」と思っていて、9月9日のプリキュアの話を書き忘れていました。順番が9月16日放送分と入れ替わってしまいましたが、あらためまして9月9日分の話も書いておきます。

さて、結論から先に言えば、9月9日分のプリキュアは、新アイテム・メモリアルキュアクロックと、新しいコスチュームのチアフルスタイルが登場する回で、「まあ、これからお子さまたちにはこれを売るのね(笑)」という内容だったのですが。また、そのメモリアルキュアクロックも、今まで使ってきたミライパッドにデコレーションがつくような感じ。今まで売ってたミライパッドにいくらか支払ってそのデコレーションつけたら、メモリアルキュアクロックになるように商品化されてます。ほんと、よく考えていますね。

その上で、本編のストーリーなのですが、これがまた、よくできていました。今回ははなちゃん(キュアエール)の「転校」の話と、夏休み中のプリキュアたちの様子が伏線になって成り立つストーリーでしたね。

というのも、アイドルタレントとして売り出し中のえみる(キュアマシェリ)&ルールー(キュアムール)の温泉旅行の様子が、画像とともにネット上にアップされる。その画像にはなちゃんが写っていたのを、えりちゃんという、はなちゃんの前の学校のチアリーディングの女の子が見つけます。

実は、はなちゃんが転校することになったきっかけは、このえりちゃんがいじめられているのをかばおうとして、はなちゃんが逆に仲間外れになったこと。そのことを、えりちゃんはずっと謝りたいと思っていたようです。

そして、えりちゃんははなちゃんを見つけ出して謝ろうとするのですが、でもお互いに固まってしまって、何も言えないままその場は別れてしまう。そんなえりちゃんの事情を、さあや(キュアアンジュ)&ほまれ(キュアエトワール)が効きだします。一方、えみる&ルールーは、今度は自分たちがはなちゃんを支えたいと歌を歌います。まあ、こんな仲間たちに支えられて、はなちゃんはもう一度、えりちゃんに会いに行く気持ちになるわけですね。

そこで5人のプリキュアがそろってえりちゃんのチアリーディングの発表会場に行くと、クライアス社のイケメン社員2人組ジンジン&タクミが、ドクター・トラウムのつくった道具(ただし試作品)を持って暴れています。この試作品、周りに居る人たちを固まらせ、時間を止めてしまうもの。また、ジンジン&タクミは、ジェネラルマネージャーのジェロスによって、「役に立たないから」といってクビ宣告が行われたところでした。(ちなみに今までジェロスが登場するときに、必ず後ろにジンジン&タクミがいました。なので、ジェロスがどうしても「ブルゾンちえみ」のマネしているように見えてしまうんですよね…)

まあ、そんなわけで、えりちゃんたちのメイクをする人もジンジン&タクミに妨害されて来られなくなります。そこではなちゃんはミライパッドをつかって、5人のプリキュア全員でメイクさんに変身して、えりちゃんたちのメイクをします。そこでもう一度、えりちゃんと仲良くなりたいという話をはなちゃんはするわけですね。えりちゃん、メイクしてもらいながら、泣いてました。

でもまあ、ジンジン&タクミは時を止める道具で、えりちゃんたちチアリーディングの女の子たちも止めてしまいます。となると5人はプリキュアに変身して、ジンジン&タクミを止める…という流れ。ここで、メモリアルキュアクロックやチアフルスタイルが登場するわけですね。夏休みを過ぎて、5人のプリキュアのきずなが強まって、新しい変身用のミライクリスタルが生まれて…。それがミライパッドに装着されるとメモリアルキュアクロックが登場、そして、プリキュアたちがチアフルスタイルになり、5人の合体技でジンジン&タクミを倒す…という展開でした。

というような次第で、これから5人の合体技がくり返しでてくるということかと。まあ、歴代のプリキュアを見ても、3人なら3人、5人なら5人になったどこかの時点で、その時期の全員の合体技がでてきたわけですが。ただ、今年のプリキュアは、6月後半くらいで5人になってから約2か月ちょっと、合体技を出さないまま物語をひっぱったってことですね。それがちょっと、例年とのちがいかな。

それから今回、はなちゃんの「転校」のエピソードをもってきたのは、やはり制作陣が昨今の「いじめ」や「2学期初め」の問題を意識したのかな…ってことですね。何かプリキュア制作陣なりに、昨今の話題を意識して、肯定的なメッセージを発信したかったのかもしれませんね。

あと、番組のラストで、今回クビになったジンジン&タクミの後任をクライアス社が募集してました。誰か採用されるのでしょうか…?



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9月16日分のプリキュアの話です。

2018-09-22 10:49:01 | プリキュア話

なんだかここのところ忙しくてブログの更新ができず、プリキュアの話が2週続けて飛んでしまっていますね。ひとまずさきほど9月16日分の録画を見ることができたので、まずはそちらから書いておきますね。

さて、今回の基本的な物語は、人魚にほまれちゃん(キュアエトワール)、王子にイケメンの妖精・ハリーをあてるかたちで、ふたりを「人魚姫」の物語の世界にクライアス社のビシンと猛オシマイダーが閉じ込める。それを、他のプリキュアたちが助け出すという展開でした。これって以前、プリキュア5gogoなんかでやっていた「絵本の世界にプリキュアたちが入る」というパターンをつかっているなぁって思いました。

また、そういう展開が不自然にならないように…。フィギュアスケートの大会で優勝したほまれちゃんのお祝いの場で、甘酸っぱいシャーベットをつくるハリーと、そのハリーの姿を遠くからじっと見つめるほまれちゃんとか。ほまれちゃんのスケートの表現力が高まったのは、どうやらハリーに恋しているからではないかと思わせる場面をつくるとか。そういうエピソードを今回、最初に持って来ていました。

その一方でハリーはもともとクライアス社の一員で、ビシンはそのときの仲間。ビシンはどうやらハリーをクライアス社に連れ戻したいと考えている様子。そこでビシンは猛オシマイダーとともにプリキュアたちのところへおしかけ、ドクター・トラウムにつくってもらったアイテムで、ハリーを人魚姫の世界に閉じ込めようとします。そんなハリーを助けるために、ほまれちゃんもいっしょに物語の世界へ。

まあ、ここから先の話は「人魚姫」の物語のとおりに展開するわけですね。王子=ハリーに、人間の姿になった人魚姫=ほまれちゃんは助け出されて、お城の舞踏会でいっしょに踊って…。その舞踏会で、ほまれちゃんは、王子=ハリーに「好きだ」って告白しようとするわけですが…。

でも、人魚姫が王子に一番思われている人だったら幸せになれるけど、そうでなければ人魚姫は海の底で泡になって消えてしまう。そんなわけで、ビシンは王子=ハリーの前に、「王子がほんとうに思っている人はこの人」と言って、誰かを連れてきます。その姿だけを見て、人魚姫=ほまれちゃんはいったん、海の底へ。一方、ビシンははっきりと、自分が連れてきた人の顔を見てしまいます。

さて、ほまれちゃんが海の底へ沈んだときに、物語の外の世界から自分を呼ぶ声を聴きます。その声は、はなちゃん(キュアエール)たちの声です。そこからほまれちゃんはキュアエトワールに変身、再び浮上してハリーを物語の世界の外へ連れ出します。そしてそのあとは、5人のプリキュアで物語の世界を創り出した猛オシマイダーを倒すわけですね。

そうそう、今回どこかの場面でビシンと対決するときに、ほまれちゃん=キュアエトワールは「あなた(ビシン)は私(キュアエトワール)に似ている」と言います。このことば、なにか意味がありそうですね。それはただ単に「ハリーのことが好き」という思いだけではなさそうな…。

ラストのシーンでは、ビシンはクライアス社にもどって、動物の姿(おそらくハクビシン)になって泣いています。そんなビシンを、社長秘書のリストルがなぐさめていました。リストルもまた、動物の姿(おそらくリス)ですね。

一方、ほまれちゃんはイケメンからハムスターの姿にもどったハリーの姿を見て「大会が終わるまで、そのかっこうでいてほしい」「もう少し、自分の気持ちはお預けにする」と言って、今回のお話は終了です。

あと、次回の予告編を見ていると、そのリストルがフィギュアスケート選手のアンリくん(プリキュアたちの同級生)に接近している場面が出ていました。お姫さまのような男の子のアンリくんです。なおかつ、次回はクライアス社の社員募集活動がテーマになるようです。さてさて、どうなることやら…。


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