できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

10月22日のプリキュアの話です。

2023-10-28 20:50:48 | プリキュア話

なんかこのところほんと疲れがたまっていて、ブログの更新まで手がまわらない感じ。大学で仕事おわって帰ってきたらクタクタで、すぐに寝るし…。おまけに大幅に遅れていた共同研究の原稿執筆・校正作業を急いでやらなくちゃいけなくて、授業準備のあとはそっちに専念してました。今日、久々に鍼師さんところへ行ったら、かなり疲れがたまっているとのこと。どうやらこのところの寒暖差で、それにからだがなじむだけで精一杯、それだけでへとへとになるのだとか。まあ、しばらく無理せず過ごすしかないですね。とはいえ、来週は長野県まで出張とか、学園祭とか、いろいろありますが…。

さて、そんなわけで、なかなか書けなかった10月22日放送分のプリキュアのこと、書いておきます。この日の放送分は、ツバサくん(キュアウィング)がメインになる話でした。予告編を見るとスカイランドの話だったので、ソラちゃん(キュアスカイ)の話かと思いましたが…。もうひとりのスカイランド出身者、ツバサくんがメインの回でした。

まずこの日の放送分の冒頭では、スカイランドで空の安全を見守る「灯台」のような役割をはたしていた「ハレバレジュエル」が、どうも光らなくなったとのこと。このままでは遊覧鳥(=スカイランドの人々が乗る鳥)などが夜、飛べなくなってしまう…。そういうことで、人間界にいるヨヨさん(ましろちゃん=キュアプリズムの祖母で、スカイランド出身の科学者)のところに、スカイランドの王様から「なんとかしてほしい」という依頼が入りました。ただヨヨさんは自分が行くのではなく「もっと適任の人がいる」ということで、ツバサくんとプリキュアたちを紹介。そこで「ハレバレジュエル」のあるスカイランドの浮島に、プリキュアたちは出かけることになりました。

この「ハレバレジュエル」は、スカイランドの人が誰も行ったことのない空中の浮島にあるのだとか。永遠に輝き続けるといわれている石だそうです。ただヨヨさんは、なぜツバサくんが「ハレバレジュエル」の輝きを取り戻すのに適任かを言わないまま、「あなたなら大丈夫、信じている」と言って送り出します。

スカイランドに着いたプリキュアたちは、まずは市場へ。そこで遊覧鳥に浮島に行くよう頼みます。でも遊覧鳥は「気流が激しすぎて、あそこには絶対いけない」と。そこでツバサくんが「ボクが気流を読んで案内するから、行ってくれる?」と遊覧鳥に頼みます。すると遊覧鳥は「やったるわい!」と言って、プリキュアたちを乗せて飛びます。遊覧鳥が浮島に近づくと、やはり乱気流に飲み込まれます。でもツバサくんが気流の流れを読むと、おだやかな風の空間に出ます。そして、無事に浮島にたどり着きます。

浮島につくと、森のなかに何か生き物がいる気配がします。「飛べる生き物しかこないはずだけど…」とプリキュアは思うのですが、姿が見えません。その後、プリキュアたちは生き物のことはいったん忘れて「ハレバレジュエル」のある浮島の山の頂上を目指しますが、頂上にはなかなかたどりつけません。どこまで行けばいいのかわからないときに、プリキュアたちは島にある「風ゆりの木」の葉を揺らします。すると大きな風がふいて、山の頂上が見えます。でも、そのときふと足元を見ると、何者かの足跡が。そこに、恐竜のような生き物が現れます。

その恐竜のような生き物は、大昔のスカイランドに居たといわれるリュウ族。ツバサくんは伝説のリュウ族に出会えて大喜びします。また、自分は怪しいものではないことを示すために、ツバサくんはスカイランドのプニバード族(鳥の姿)に戻って、「ハレバレジュエルが消えた。なぜ消えたのか、理由を知っているなら教えてほしい」とリュウ族に聞きます。

するとリュウ族は「ここにある」といって「ハレバレジュエル」を出します。どうやらリュウ族は、先祖代々この「ハレバレジュエル」を守って、定期的に美しく輝くように磨いてきたのだとのこと。ただ先日「ハレバレジュエル」を磨く時に足場が崩れて、ジュエルが落ちてしまったのだとか。もう山の頂上にある足場が崩れて、もとに戻せない。どうしたものか…という状態でした。

ただリュウ族は「自分たちのことは秘密にしてほしい」といいます。その理由は「スカイランドの人々が怖がるから。自分たちとは共存できない。姿を見たら怖がる」とのこと。また、リュウ族の先祖が「人々が道に迷わないように」と「ハレバレジュエル」を置いたけど、いま、リュウ族は空を飛べなくなり、島から出られなくなったといいます。

そういう話を聴いているときに、スキアヘッドが島に現れ、食虫植物のキョーボーグを出してきます。プリキュアたちは変身してたたかうのですが、キュアスカイが食虫植物のツルにつかまってしまいます。リュウ族はその様子を見て「ハレバレジュエルを頼む。怖がる人がいるかもしれないから、自分たちは島から出られない」と、キュアウィングに変身したツバサくんに語りかけます。キュアウィングは「きっと受け入れてくれる人はいる」といって、リュウ族に風ゆりの葉を羽根にして飛ぶようにすすめます。「いっしょに島から出よう、一歩踏み出そう」と声をかけるキュアウィングに、リュウ族たちは風ゆりの葉をつかんで飛びはじめます。一方、キュアウィングはキョーボーグのまわりをまわって、食虫植物のツルでキョーボーグ自身がぐるぐる巻きになるようにします。すると、キョーボーグは自分で動けなくなります。そのあとは5人の合体技でキョーボーグを倒します。

ラストの場面ですが、「ハレバレジュエル」は飛べるようになったリュウ族の力で、再び浮島の山の頂上で輝き始めます。また、王様の宮殿へツバサくんはリュウ族を連れて行き、事情を話します。すると王様はリュウ族に感謝し、今後も「ハレバレジュエル」の管理を頼みます。そして、遅れてプリキュアたちに合流したヨヨさんは、「ツバサくんの空を飛ぶ力や風を読む力なら、きっと浮島に行ける。プニバード族の姿でなら、リュウ族を必ず説得できる。あなただからできると思った」と伝えます。そしてヨヨさんは王様に「スカイランドの未来に、ツバサくんは必要。スカイランドを救ったツバサくんを、将来は賢者として迎え入れてほしい」と伝えます。

まあ、こんな感じで、今回はツバサくんの里帰り&将来の賢者就任の約束ができる物語でしたね。次回はあす10月29日放送ですが、予告編を見ていると、やはりこの時期は「ハロウィーン」ってことで、ヨヨさんが魔女になる話のようです。

あと、今月からNHKで「おとなプリキュア」をやっていますね。かつての「プリキュア5gogo」の6人と、「ふたりはプリキュアスプラッシュスター」の2人がメインの物語ですが、みんな当時からすっかりおとな(=設定から考えると20代後半では?)になってます。恋や結婚、仕事に悩める20代のプリキュアたちが、やはり街の中に現れた怪物をやっつけるために、10代の頃のように変身してたたかいはじめる…。そんな物語です。これはこれで面白いですね。


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