できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

亡くなった竹内元県議のご冥福をお祈りします。と同時に、さらなる誹謗中傷を許してはいけません。

2025-01-19 22:53:29 | 国際・政治

元兵庫県議の竹内英明氏死亡 告発文書問題の元百条委委員(神戸新聞ネット配信記事、2025年1月19日)

https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202501/0018557392.shtml 

まずは、亡くなった元県議の竹内さんのご冥福をお祈りします。

と同時に、次の産経新聞の記事を見てください(まずは記事の見出しだけでも見てほしいです)。

立花孝志氏「逮捕が怖くて命絶った」と投稿も兵庫県警は完全否定 竹内元兵庫県議の死亡(産経新聞ネット配信記事、2025年1月19日)

https://www.sankei.com/article/20250119-CI4E7MCTZBKQLJGSY7CVQTWU4E/ 

この産経新聞の記事(見出し含む)にもあるとおり、亡くなった竹内元県議に対して、警察側の任意聴取などは行われていません。それは産経新聞だけでなく、私が確認したところ、朝日新聞や読売新聞なども同様の記事を発信しています。

なので、この竹内元県議に対して、立花氏が言う話はデマ・ウソの類です。この立花氏の話を積極的に拡散することは、デマ・ウソの拡散にあたります。そして、亡くなった方に対してさらなる誹謗中傷を加える行為であり、けっして許してはならない行為だと考えます。

いい加減、このような誹謗中傷を続ける人々とその行為に対して、私たちは厳しい態度で臨まないといけません。また、まずは「こういうことは許してはならない」と思ったひとりひとりの人が、なんらかのかたちで声をあげていかなければいけません。そして、そういう声がこの社会で強まれば強まるほど、警察・検察の動きも起きやすくなるでしょうし、誹謗中傷を新たに始めたり続けたりすることも難しくなるでしょう。

いま、私たちは沈黙してはいけません。ひとりひとり、できるところから、できるかたちで、「こういう誹謗中傷やデマ・ウソの拡散はやめろ!」と言い続けていきましょう。

 


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年末年始に見たプリキュアの話(2) 11月10日放送分(次からタイトル変えます)

2025-01-18 20:36:36 | プリキュア話

先週土曜日(1月11日)の深夜から、「魔法つかいプリキュア」の続編が始まりました。先ほど1回目を動画配信で見たのですが、なかなかいい仕上がりです。深夜枠での放送なのでなかなかリアルタイムでは見づらいですが、なるべく動画配信で見続けようと思います。

1回目を見た限りでは…。やはり「魔法つかいプリキュア」自体が、最終回で「二十歳の頃のみらい(キュアミラクル)・リコ(キュアマジカル)」を描いていたこと。これがこのたびの続編で、大学生になったみらい・魔法界の学校の教員になったリコを描いても、あまり違和感なく受けとめられる素地をつくったな~って思いました。

それはさておき、年末年始に見たプリキュアの話のつづきを書いておきます。結局10月27日分と、今回書く11月10日分の2回しか見ることができませんでした。それ以降の放送分については、さすがにブログ記事に「年末年始に見たプリキュアの話」というタイトルはつけられないので、また別のタイトルを考えたいと思います。

では、11月10日放送分について、その概要を紹介しておきます。この回は「わんにゃん大事件」というタイトルにもあるように、一見いろは(キュアフレンディ)がイヌに、まゆ(キュアリリアン)がネコになって、人間とイヌ・ネコが入れ替わる楽しい放送回のように描かれていますが…。よくストーリーを見ていくと、今後の物語の展開につながる重要な内容を描いています。

11月10日放送分の冒頭では、ガオウのいた神社=遠吠神社で、まゆがネコに、いろはがイヌになってしまうところが描かれます。イヌになったいろはは走り回って止まらず、ネコになったまゆは、人間の姿のゆき(キュアニャミー)に抱っこされてなでられています。「どうしてこうなったのか?」という疑問がでてくるのですが、そこに、今後の物語につながる内容が含まれていました。

まず、この「ほろんだオオカミ」をまつっている「遠吠神社」で長い間、ガオウは過ごしていたとのこと。プリキュアたちといつもたたかっているガオガオーンも、この遠吠神社からやってきたように思われます。ただ、ガオウの遠吠えを聴いたこむぎ(キュアワンダフル)は他方で、前回、ガオウが小鳥やリスにはやさしかった姿を見ています。「なぜ動物たちをガルガルやガオガオーンにしているのか?」とプリキュアたちは疑問に思うのですが、そこでいろはは「ガオウと話し合いたい」と言います。「こちらから一歩踏み出して、歩み寄ることも大切」と、プリキュアやニコさまたちはここで考えます。

この遠吠神社は、いますぐにも壊れそうな神社。ただ、イヌの姿のこむぎは「なにかの気配を感じる」と。そこでネコの姿のゆきが「神社のなかを見てくる」といって、壊れかけのお社のなかに入っていくのですが、誰もいません。「ガオウはどこへ?」と思ったニコさまが、自分のパワーを使ってガオウの気配を探ろうとするのですが…。パワー不足で力尽きてしまいます。そのときに、プリキュアたちがみんな動物の姿になってしまいました。どうやらニコの力がまだ不安定で、まだまだパワー不足。パワーをためるためには、人々の笑顔が集まる必要がありそうです。「この状況をどうすればいいのか…?」というところですね。ちなみにこのとき、遠吠神社に居なかったガオウは、山の頂上にいました。その脇には手下のザクロとトラメがいました。

さて、イヌの姿になったいろはは「イヌ体験したかった」といって、同じくイヌの姿のこむいといっしょに遊ぼうとします。楽しく遊んだら、みんなの笑顔が集まる。そうするとニコさまのパワーも戻るのでは…と。そこで、ネコの姿のまゆも「ネコ体験」をしてみようと。ドッグランでいっしょに走るこむぎ・いろは。いろはは「散歩で走りたくなるこむぎの気持ちがわかる」と。人間の姿のゆきは、ネコの姿のまゆを抱きしめてにおいをかぎ…。そのあとはネコパンチやねこじゃらしで遊びます。「まゆ、かわいい…」と思うゆきの姿を見て、ニコさまのパワーも徐々に回復します。そのあと、イヌの姿のいろはのまわりにほかのイヌたちが集まってくる様子を見て、サトルくんがそこからいろはを抱きかかえて連れ出します。そんないろはとさとるくんを見つけて、こむぎもしっぽをふります。そういう姿を見て、ますますニコさまのパワーが回復してきます。どうやらニコさまのパワーは満タンになったようです。

そんなプリキュアたちのところへガオウの手下・トラメがやってきます。トラメは自分が話をしていたカエルをガオガオーンに変え、プリキュアたちに近づいてきます。そのガオガオーンの接近の様子を、イヌの姿のいろは・ネコの姿のまゆが気付きます。どうやら動物だと、ガオガオーンやガルガルの接近に気付くようです。そこでプリキュアたち4人は変身します。

このあと、カエルのガオガオーンは長い舌でプリキュアたちを攻撃したり、逆にプリキュアたちの攻撃を高いジャンプ力で逃げてかわしたりします。それに手をやいたプリキュアたちは、カエルが動くものしか目で追わない性質があることに気付き、「だるまさんがころんだ」で少しずつ、ゆっくりと二手にわかれて近づこうとします。そしてぎりぎりまで近づいたところで、キュアリリアンの出すネットをかぶせてガオガオーンの動きをとめ、ニコさまの力で浄化。もとのカエルの姿にガオガオーンをもどします。

このあとの場面が、今後の物語の展開上で重要だと思ったのですが…。今回ガオウの手下・トラメは「たのしかった、またな!」といって、プリキュアの前を去っていきました。そのトラメのことばを聴いて、こむぎ(キュアワンダフル)は「トラメは、本当はみんなといっしょにあそびたかったのでは?」とひとこと、つぶやきます。もしかしたら今後トラメはプリキュアたちと「いっしょにあそぶ」なかで、なにか「改心」したりするのかもしれませんね。

ラストの場面ですが、いろはは「人間の姿に戻れてよかった」と、まゆは「動物の姿になれてよかった」と語ります。「自分も動物になってみたい」というサトルくんを、今度はニコさまがウサギにしてしまいます。ただ、そこでニコさまの力がまたなくなってしまい、回復まで時間がかかりそうです。飼っている大福と同じウサギになったサトルくんは、急に公園まで走り出します。そのスピードはイヌよりも早いようで…。

ということで、11月10日放送分はこんなストーリーでした。このあと11月17日・24日分の2回、12月の1日・8日・15日・22日分の4回、そして1月の5日・12日の2回分の合計8回分が、まだ見ることができていません。これからぼちぼち、動画配信でなんとか1月末までには全部、見ようと思います。でないと、1月19日と26日の2回の放送が終われば、いまのシリーズ「わんだふるぷりきゅあ」は終わるので…。


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私にとっての30年目の1・17

2025-01-17 22:10:52 | 学問

今日は1月17日(金)。阪神淡路大震災が起きてから30年目、ひとつの節目です。神戸生まれの神戸育ち、いまは西宮市内在住の私にとっては、いろんなことが思い出される一日です。なにしろ阪神淡路大震災が起きた1995年の1月17日は、私の修士論文の提出日でもありましたから。ちょうどこの30年は、私の研究者生活の30年とも重なりますね。

そんな30年目の節目の今日。私は「学校安全論」(後期、金曜1限)の授業で、東日本大震災のときの女川町の中学校での教育実践についての話をしました。被災した生徒たちが国語の教員とともに「俳句」づくりに取り組んだこと、社会科の教員とともに「女川のまちの復興」について生徒が考え、町会議員や町長などに提案したこと、等々。大きな災害で被災したあと、悲しいこと・つらいことを受けとめつつ、そこから生徒たちが教職員の支えを得ながら、どのように「その後」の暮らしと学びをつくっていったのか。そういう話をしました。ちなみに、このときの中学生たちがのちに、女川町内に「いのちの石碑」をつくるプロジェクトを始めるんですよね。「災害のあとの復興に教育がはたす役割」について考える機会を、今日は学生といっしょにもちました。

それから、同じ「学校安全論」の先週の授業では、阪神淡路大震災のあと、神戸や阪神間の学校で活動した「復興担」(教育復興担当教員)の話をしました。とかく精神科医や心理職による「こころのケア」が注目されますが、実は阪神淡路大震災のあとの被災地域の学校では、心理職や精神科医による子どもの「こころのケア」と連携するかたちで、「復興担」が日々の子どもの様子を見守り、適切な支援を行ってきました。時には学校に通いづらくなった子どもたちの様子を見るために、学校から遠く離れた場所に建てられた仮設住宅まで家庭訪問をするようなことも、この「復興担」の人々は取り組んできました。あまり知られていない話ですが、この「復興担」の取り組みは今後の災害発生後の子ども支援においてさまざまなかたちで参考にされるべきことでしょう。

そうそう、兵庫県教委には阪神淡路大震災のときの避難所運営や子ども支援のノウハウを活かして、各地の災害発生時の学校支援に取り組む「震災・学校支援チーム(EARTH)がありますね。兵庫県内の教職員のなかから何人かがこのEARTHのメンバーに指名され、定期的に研修などを行いつつ、災害発生時に備えているとか。また、実際に日本各地で大きな災害が起きたときには、このEARTHのメンバーが兵庫県から被災地に派遣され、学校での避難所運営や子ども支援のアドバイスなどを行っているとのことです。もう25年くらい、このEARTHの取り組みは続いているようで…。こちらもあまり知られてないことかもしれないので、今日はこのブログで紹介しておきます。

こんな感じで、30年目の1・17は、私にとっては「学校安全論」という大学の教職課程科目の授業で、「大きな災害発生後の教育・学校及び子ども支援のあり方」を、学生たちといっしょに考える日になりました。そして私にとっての「30年」のあゆみは、こういう話ができるような教育学の研究者・大学教員になったということでもありますね。

 

 


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娘が「成人式」を迎えました

2025-01-13 22:53:58 | 日記

今日は1月13日(月)、成人の日です。

おかげさまで今日、うちの娘が無事に成人式を迎えました。

早朝から晴れ着の着付けやヘアメイクに出かけて、用意ができたら、まずは私の神戸の実家へ。娘からみたらもうひとりの祖母(私の実家の母)に晴れ着姿を見せて、お昼前に西宮の我が家へ。私といっしょに昼ご飯を食べてから、今度は中学生の頃の友達といっしょに甲子園球場へ。ちなみに西宮市の成人式の会場は、毎年、甲子園球場です。そして、晴れ着から普段着に着替えるために帰宅したあと、今日は友達といっしょに遊んでいるようで…。もうすぐ夜11時ですけど、まだ戻ってきません。まあ、夜遅くまで友達と遊べるくらいに、娘も成長した次第です。

ということで、ひとまず「晴れ着での後ろ姿」だけですが、2枚、画像をアップしておきます。

 


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雪の降った日の大学にて

2025-01-12 08:30:00 | 学問

先に今日(1月11日)の「西宮神社の十日えびす」のことを書きましたが、今度は昨日(1月10日)のことを書きます。まあ、予約投稿をしているので、このブログ記事がでるのは1月12日(日)になりますが。

さて、1月10日(金)は寒波襲来。うちの大学にも雪が降りました。京都市内でも北の端、鞍馬に近いうちの大学には、毎年2~3度くらい、この時期になると雪が降ります。たいがいは「ちらつく」か「うっすら積もる」程度なんですが、たまに「雪だるまができるほどの積雪」ということがあります。ちょうど1月10日も、この「雪だるまができるほどの積雪」の日でした。

まあ、そんなわけで…。学生たちは朝、大学に到着したら、授業の合間に雪だるまづくり。おまけに友達どうしで雪をぶつけ合って、「雪合戦」を楽しんでおりました。なかには雪合戦で靴や靴下がびしょびしょになって、私の研究室にあるファンヒーターの前でじっとして乾かそうとする学生もいました。そんな1月10日(金)の大学の様子を何枚か、画像で紹介します。

それから、この学生たちの話にひっかけて、このところ大学教員のはしくれとして思うことも、以下のとおり書いておきます。まあ、この雪合戦の画像ででてくる教職組の学生(そのなかでも、今年の4年生教職組のこと)を念頭に置いて書くのですが。

学生たちがお互いに、自分のダメなところや失敗したこと等々を、安心して仲間や教員を前にしてさらけ出せる。また、多少はお互いに文句言ったり言われたりしながらも、それでもなんとかつきあっていける。そういう関係のあるところで、はじめて「教える・学ぶ」の関係が成立するのかもしれない。そんなことを、このところの教職組(学年を問わず)の学生たちとのつきあいのなかで日々、実感しています。それと趣味やバイトも含めて「授業以外の学生の生活が見えること」も大事やな~って思いますね。私、授業内容を毎回、学生たちの誰かのその部分につなげながら話をしてますので。

この学生を相手に日々、大学教員として思うこと。これを今後、このブログで学生たちの様子も交えながら、定期的に発信していけたらなって思いました。

ひとまず今回の予約投稿、ここで終わります。


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西宮神社の十日えびすにお参りに行きました。

2025-01-11 21:28:15 | 日記

気づけば今日は1月11日(土)。1月9日~11日の3日間は、地元の西宮神社の十日えびすのお祭りです。ということで、3日目になりましたが、商売繁盛の神様・西宮神社にお参りに行って「福笹」をもらってきました。そのあとは、屋台でほたてバター焼き、じゃがバター、肉巻きおにぎりを食べて帰ってきました。今日の画像は、十日えびすの様子と福笹、食べたものです。

毎年、自分の気持ちのなかでは、「娘の誕生日のクリスマスイブからこの十日えびすが終わるまで」が「年末年始の休みの期間」です。ということで、私の年末年始の休みは、これでおわりですね。もう気持ちを切り替えて、仕事しなくちゃ…です。


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今年は本や論文を読む・書く時間を増やしたい

2025-01-05 11:39:18 | 学問

気づけば1月5日(日)。2025年に入ってもう5日もたってしまいました。月日がたつのは早いものです。

私は火曜日~金曜日が授業日なので、今日・あすと、まだ年末年始の休みが残っていますが、でも、仕事再開の日が近づいています。

そして、まだ11月・12月放送分のプリキュアを動画配信で見ることができていません。来月から放送開始のプリキュア新シリーズの告知は、今日から始まったようですが…。まあ、ぼちぼち、2日に1話くらいのペースで古いものから順番に動画で見ていこうと思います。

さて、今日は「今年の目標」というか、「チャレンジしたいこと」について書いておきます。

といっても、特に変わったことではないのですが…。

この2025年のうちに取り組みたいことは、端的に言えば「本や論文を読む・書く時間を増やしたい」ということですね。

去年(2024年)は、特に11月頃から年末まで、大きく本を読むペースが落ちました。以前なら1か月に10~15冊くらい読めていたんですけど、まったく読めない状態でした。そのかわりよく見ていたのが、YouTube動画やSNSですね。この時期は、11月の兵庫県知事選挙をめぐるさまざまな混乱のなかで、動画やSNSで配信される情報を追いかけることばかりをしていたような気がします。「それじゃいかんな~」というところです。

他方で、我が家に届く学会誌や教育雑誌も「積読」状態になる一方で、あまりていねいにこのところ、終えていません。こちらも「このままじゃいかんな~」というところですね。最近の研究動向などが終えていないということですから。

そして、今は遅れている雑誌原稿1本と、今年3月末締切の共著本の原稿を抱えています。また、教職課程運営のことを考えると、自分の担当科目に関する活字業績を常につくっておかないといけません。やはり「本や論文を読み、自分の考えたことを書く」という作業を、この2025年も次々にやっておかないといけない。そんな状況です。ちなみに、今年はもうすでに学会での研究報告を3つ、抱えています。大学の外での活動ばかりにエネルギーを割くことができず、今年は学会関連の仕事もやらないといけない流れです。

ということで、今年はあらためて教育学研究者・大学教員としての自分に立ち返って、もう一度自分をつくりなおすべく…。「本や論文を読む・書く時間を増やす」ということに取り組もうと思っています。

ちなみに、この「本や論文を読む・書く時間を増やす」ということにこだわって、今年はこんなことをやってみようと思います。具体的な方法は別途、考えることにしますが。

〇いままでの「本の紹介」に加えて、このブログで「最近届いた学会誌・教育雑誌の紹介」記事を書く。

〇YouTube動画でいま、教員採用試験対策ズーム講座を本学の教職課程の学生向けに行っていますが、そのページの内容を充実させる。たとえばここで教職課程の学生向けに本の紹介をするとか、教職に就く学生との対談動画をアップするとか。

〇去年からはじめた「おとなのための社会科教室」を、今年もできるだけ開催する。その準備のために、地理・歴史・公民の3分野にかかわる本を読む。

〇ここ最近、顔出しできていなかった学会や研究会に、なるべく都合をつけて顔を出す。

ということで、あらためまして、本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 


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年末年始にまとめてみたプリキュアの話(1) 10月27日放送分

2025-01-03 22:42:32 | プリキュア話

この年末年始の休みになって、やっと動画配信でプリキュアを見ることができました。10月27日の放送分から見ることができなかったので、順番にブログに書いていきます。

この10月27日放送分は、時期的に「ハロウィン」の話。プリキュアたちも仮装して登場します。と同時に、今回、こむぎ(キュアワンダフル)がオオカミの仮装をしたことが、絶滅したオオカミから生まれた敵のボス・ガオウとのつながりを生み出します。そしてガオウがなにを目指しているのかも、そのつながりから明らかになります。いよいよシリーズ終盤に向けて、今年の物語の謎解きがはじまった感じです。

この日の冒頭では、ハロウィンの日にいろは(キュアフレンディ)の家=動物病院で、こむぎ・いろはとさとるくんが、ペットといっしょに訪れた子どもにお菓子を配る場面からはじまります。いろはとさとるくんはウサギ、こむぎはオオカミの仮装です。他方、ゆき(キュアニャミー)とまゆ(キュアリリアン)は、まゆの家=コスメショップで、ハロウィンのメイクをお客さんにすすめています。ちなみに、こむぎはオオカミになりたくてこの仮装にしたのだとか。

そんなこむぎ・いろは・さとるのところに、ゆきとまゆがやってきます。おそろいのウサギの仮装を見て、「いっしょに写真を撮れば?」とすすめるまゆ。そこへサルワタリ・カニエ・クマダの3人の同級生が現れて、その名前のとおりの仮装を見せたりもします。執事のメエメエはヒツジなのですが、「仮装がすごい」とカニエやクマダに驚かれます。そこへおばさま3人組が仮装であらわれて、みんなで写真を撮ろうと誘います。そんなアニマルタウンの人々を見て、ニコは「みんなニコニコ」と喜びます。そのとき、ユニコーンでもあるニコの角が光ります。ニコの角=ダイヤモンドは、人々のニコニコした顔からパワーをもらって光るようです。

さて、森の奥の神社では、人々の声を聴いてガオウが起き上がります。ガオウは街中に現れるのですが、ハロウィンで仮装している人と思われて、誰も怪しみません。そんなガオウを見かけたこむぎは、後を追いかけます。オオカミの仮装をしたこむぎは「おそろいだね」と、ガオウに声をかけ、遠吠えをしてみせます。「遠吠えって、友達への呼びかけだよね」とガオウに話しかけるこむぎ。「オオカミのなかまは、もういない」といってどこかに立ち去ろうとするガオウを、こむぎは後を追います。ただ疲れてしまって、こむぎは犬の姿に戻ります。そんなこむぎを川辺に連れていき、水を飲ませるガオウ。こむぎはガオウの肩に小鳥たちがとまっている姿を見て、ガオウが動物に好かれる点がいろはに似ていると。そしてガオウにこむぎは「いろはと話したくて、鏡石に願って話せるようになった」と伝えます。

一方、こむぎがいなくなったことに気付いたプリキュアたちは、手分けして探し始めます。そして川のそばでガオウといっしょに、犬の姿のこむぎがいることに、いろはとさとるくんが気付きます。そのときガオウはこむぎに「なぜ人間にすりよる? 人間を信じてはならぬ」と伝えます。ガオウの存在に気付いたいろはとさとるくんは、「ニコガーデンを襲ったオオカミ」「あのオオカミがガオウ」と声を発します。「お前たちがプリキュアか、じゃま者ども!」というガオウは、プリキュアたちの変身用のパクトを黒く染めて、変身できなくさせます。

そこへ、ニコが現れます。なぜか人の姿をしたニコは「このアニマルタウンの人々は、動物を大切にする人々」だと告げます。「やはり来たか、ダイヤモンドユニコーン」とニコに話かけるガオウ。そんなガオウは「いずれ人間は裏切る。これ以上話すことはない」「仲間の無念をはらす。人間どもに報いを与えるために、ニコダイヤのかけらを手にしたとき、それを怒りで染めた」と伝えます。その黒い怒りがこむぎを包み込み、こむぎがガオガオーンにされてしまいます。「ほえろ、牙をむけ!」と、ガオガオーンになって黒くなったこむぎに、ガオウはさらに語りかけます。

そんなとき、いろはがガオガオーンになったこむぎを抱きしめて、語りかけます。ガオガオーンのなかで、犬のこむぎが、なにかの呼びかけに反応しようとしています。いろはの言葉や記憶と、犬のこむぎがうまく反応できれば、こむぎは元の姿にもどれるのですが。それをじゃましようとするガオウの動きを、人間の姿になったニコが防ぎます。「我が力をはねのけるとは…」というガオウは、ニコの防御の前に力を落とします。ニコも自分のもっていたニコニコパワーを全部、使い果たします。そのとき、プリキュアたちのパクトが元の姿に戻ります。こむぎもオオカミの遠吠えを聴いたように感じますが…。実はそれは、いろはの呼びかけ。そのいろはの呼びかけを聴いて、犬のこむぎが反応。もとの姿にこむぎは戻ります。

「後は頼む」といってガオウが手下のトラメにプリキュア退治を任せたところで、もとの姿にもどったこむぎとほかのプリキュアは変身。トラメのあやつるコウモリのガオガオーンと対決します。人の目には見えない暗闇で、超音波を出しながら動くコウモリのガオガオーンですが、もともとが犬のキュアワンダフル、ネコのキュアニャミーには通用しません。キュアワンダフルが誘導して、キュアフレンディと共同でバリアをはって動きをとめ、キュアリリアンのつくったネットにガオガオーンをおびきよせてつかまえます。そこで少し元気をとりもどしたニコが「人間を信じる。プリキュアとともにガオウを止める」といって、ニコの力でプリキュアたちをダイヤモンドリボンスタイルにします。そして「エターナルキズナシャワー」を出して、プリキュアたちがガオガオーンからコウモリを助け出します。そのコウモリをさらにニコの手のひらで浄化、もとどおりにします。

ラストの場面では「仲間の無念のために、罪のない生き物を苦しめることは許せない」というニコに対して、「時が満ちたら、世界は終わる」といって立ち去るガオウ。そんなガオウを、犬の姿のこむぎがじっと見つめている…と、夜空が広がる。そんな感じでおわりました。

どうやら今回では、もともとガオウがオオカミの仲間、さらに人間に滅ぼされた動物たちを思うやさしい気持ちの持ち主であることが示されたようですね。でも、だからこそ、人間を憎む気持ちもつよい。一方で、そんなガオウの動きを止めようと、人間たちのやさしい気持ちを結集して、ニコは立ち向かおうとしているようです。そして、もともとが犬で、人間と仲良くくらしてきたこむぎ=キュアワンダフルは、ガオウのほんとうの姿を知りつつ、どうやってガオウを止めたらいいのかを考える…というスジになるのでしょうか。ただそのヒントは、今回のいろはの行動にあるのかもしれませんね。ちなみに次の回(11月10日放送分)は、予告編を見る限りでは、人間のいろはが犬に、同じく人間のまゆがネコになるという物語のようでした。

ということで、まずは1本目。10月27日放送分のプリキュアの話、おわります。

 

 


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2025年の元旦を迎えました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025-01-01 23:47:05 | 雑感

2025年の元旦を迎えました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ひとまず、初もうでに行った大阪天満宮の画像と、我が家での正月料理の画像をアップしておきます。

大阪天満宮にはこのところ、元旦の日の出の頃に行くようにしています。この時間帯に行けば空いていて、並ばずにお参りできます。

それと今年の正月料理ですが、下準備だけは義母が行って、お雑煮は妻が、あとの料理は娘がつくりました。私は買い物を京都でしてきただけですねえ…。

なお、今年の抱負とかやりたいことなどは、もうちょっと落ち着いてから書くことにします。まだ原稿執筆など「去年」を引きずっていることが多々ありますので。


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