今日は、午前中に市立荘内看護専門学校入学式。
新入生たちは、10日ほど前まで高校生であったとは思われないような、引き締まった表情で式に臨んでいました。
学校長である松原荘内病院院長は、いつもながら、専門家としての深さとともに、医療に働く仲間としての連帯感の感じられる、暖かい挨拶を述べられていました。
医療の職場というのは、医師を頂点にしたヒエラルキーが未だに強力な職場ですあり、そのことが様々な問題に関わっています。
従って、医師を始めとしたリーダーが「気さくである」ということは、大変大事なことだと思います。
院長が実際に職場でどれほど民主的に振る舞っているのか十分承知している訳では有りませんが、看護学校で見る「気さくさ」は好ましく感じます。
ところで、富塚市長が来賓挨拶の中で、県外からの入学者への呼びかけにかこつけて、「鶴岡は、昔から命を大切にしてきた町ですから、今も慶応大学の研究所が先端生命科学を研究しています」とか言っていました。
市民の間で疑問の声が広がっているバイオ研究への投資について、こんなところでまでしゃあしゃあと正当化してみせるとは、「形振り構わぬ」というか、「恥も外聞も無い」という感じがしました。
参加していた父母の方々でも、事情をご存じの方は、違和感をお持ちになったであろうと思いました。
コマッタモンダ。