8日(水)9日(木)第55回国民健康保険東北大会参加のため青森市に行きました。
国保東北大会に参加するのはこれで3回目ですが、前回、前々回と同様の感想を持ちました。(07年10月25日ブログ)
大会には、来賓として津島雄次衆議院議員も参加していて、「国会議員を代表して」挨拶を述べていました。
その中で氏は、「長寿医療制度は、確かに国民に理解されていると言うにはほど遠い」と言いながら、「制度を元に戻したりしたら大変なことになる。7割の人が保険料が元に戻ってしまう。皆さんは理解されていると思うが」などと言っていました。
この方が津島氏。困った人だ。
後期高齢者医療制度に移行したことによって、一定の人が(「7割」だという根拠は厚労省も示していない)保険料が軽減されましたが、それは国民の怒りに押されて「経過措置としての保険料軽減」をとっているからです。
経過措置期間中にことであり、その後は年々上がっていくことは厚労省も認めています。
制度を元に戻したとしても、軽減分をそのまま支出すればいいだけのことです。
来賓には高橋ちづ子衆議院議員(の代理)も出席しているのに、こんな勝手な見解を「国会議員代表」が述べるとはおかしな話しです。
そもそも、このような国会議員一人だけを「代表」として扱う、主催者の発想が問題です。
国保大会は今日一日で終わりましたが、日帰りする距離ではないので今日は青森市内に宿泊します。