関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

三中入学式

2010年04月09日 | 子育て・教育
 8日(木)午後、午前中の一小入学式に続き第三中学校入学式に出席しました。
 今年は、一小卒業式に続き「保護者兼来賓」ということで、申し訳なく思いながらもお務めですので来賓席に座らせて頂きました。

 新1年生は242名で8クラス、体育館の後ろには同じ位の人数でギョっとするほどデカイ上級生、そのまた後ろと二階ギャラリーにはそれ以上の保護者、教職員で60名近く、来賓が20名余りと、会場には900名にも及ぶ人が詰めかけています。
 大規模校の一小、二小から来た子でも、これは相当のプレッシャーだろうと思います。

 式は、力強いブラバンの演奏(これもすばらしいものです)での入場から始まり、20分もかかろうかという名前の呼び上げ、校長式辞、来賓挨拶(PTA会長)、上級生歓迎の言葉、歓迎の合唱、新入生誓いの言葉と進みました。

 
 古酒屋に飾ってあったひな人形。こちらは150年以上昔のものとか。

 式辞では校長が、水の入った筒に紙でフタをしてひっくり返す実験をして見せました
(写真撮り余した!)。
 「色んな角度からの見方ができる、自分で考えることができる人間に」(文言は正確で無いかも知れませんが、私はそう受け止めました)というメッセージは、とても強い印象を与えました。
 厳粛な式の場で道具を出して、理科の先生も助手に呼んでの「パフォーマンス」は、なかなか勇気がいることだろうと思いましたが、式の硬い雰囲気がこの時はフワッと柔らかい、生き生きとしたものになりました。
 校長はこれまでもこういう「パフォーマンス」を見せていますが、「受けを狙った派手な振る舞い」ということではなく、自らの考えをよりよく伝えるための努力として、私は好感を持って受け止めました。

 鶴岡では、目立つ振る舞いを疎んじる風土があると言われますが、あるとすればそれは人間の成長にとって好ましいものとは言えません。
 自分が何を為すべきかしっかり考えることのできる人間に、困難があろうともその考えを主張し実行できる人間に成長していく、その入り口に立つことができれば中学生活はOKだナと改めて思いました。
 

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