田島ヶ原には、サクラソウ以外にもいろんな花が咲いてます。
ノウルシ・スミレ・ツボスミレ・ヒキノカサ・カントウタンポポ・シロバナタンポポ・・・・・・・など
咲いてる花をいくつか紹介すると・・・・・
まずは、大群生のノウルシ(野漆)です。
ノウルシは、この辺り一帯に自生していて、勢力範囲も拡大してるようです。
別に、綺麗な花をつけるわけでもないのですが、日本固有種なんです。
和名の由来は、茎葉に傷をつけるとウルシ(漆)に似た白乳液が出ることからきていますが、この白乳液には有毒なユーフォルビンが含まれ、かぶれ、皮膚炎、嘔吐、下痢などを引き起こす有毒植物です。
ここでは、大きな勢力を保ってるノウルシですが、最近では、湿原や河川敷の減少などに伴い、存続基盤が脆弱な種となっています。
県版レッドデータブックでも、東日本の都道県を始めとして、26の都道府県で準絶滅危惧種以上に指定しているそうですから、意外ですね。
彩りが無いので、サクラソウをバックに撮ってみました。
ヒキノカサ(蛙の傘)
カエルが傘をさすかどうか分かりませんが、花を蛙の傘に見立てて名付けられました。
キンポウゲの仲間は見分けがつきにくいですが、花弁の表面はロウを塗ったようにツヤツヤしています。
この花も絶滅危惧種に指定されています。
ツボスミレ(坪菫)
「坪」とは庭の事で、庭に生えるスミレという意味だそうです。
1センチほどのあまり目立たない小さな花ですが、スミレの仲間です。
日本国内では個体数でタチツボスミレに次いで多いとも言われています。
傍らの芝生近くには、真っ赤なボケ(木瓜)の花が綺麗でした。
柵には、お菊さんが・・・・・・
ジャコウアゲハの蛹ですね。近くに食草のウマノスズクサでも生えてるんでしょうか。
この蛹の横から見た姿を、各地に残る怪談《皿屋敷》に出てくるお菊さんに例えて、お菊虫とも呼ばれていますが、こんな逸話もあります。
(ウィキペディアより)
寛政7年(1795年)、播磨国・姫路城下に後ろ手に縛られた女性のような姿をした虫の蛹が大発生し、城下の人々は「昔、姫路城で殺されたお菊の幽霊が、虫の姿を借りてこの世に帰ってきているのだ」と噂したという。
このことに因み、兵庫県姫路市ではジャコウアゲハを市の蝶に指定している。
戦前まではお菊虫を姫路城の天守やお菊神社でも売っていたといい、志賀直哉の長編小説『暗夜行路』では、主人公がお菊虫を買う描写がある
余談になりますが、私が高校生の頃、このジャコウアゲハの幼虫を部屋の中で育てていたことがあり、逃げ出した幼虫が、部屋の壁のあちこちで蛹になってたことを思い出してしまいました。
この蛹も、しばらくすると、綺麗なジャコウアゲハが誕生することでしょう。
*????レンズの面白写真の紹介記事は、引き延ばしてる訳ではないのですが、いろいろ検証中なので、次回載せますね。
ノウルシ・スミレ・ツボスミレ・ヒキノカサ・カントウタンポポ・シロバナタンポポ・・・・・・・など
咲いてる花をいくつか紹介すると・・・・・
まずは、大群生のノウルシ(野漆)です。
ノウルシは、この辺り一帯に自生していて、勢力範囲も拡大してるようです。
別に、綺麗な花をつけるわけでもないのですが、日本固有種なんです。
和名の由来は、茎葉に傷をつけるとウルシ(漆)に似た白乳液が出ることからきていますが、この白乳液には有毒なユーフォルビンが含まれ、かぶれ、皮膚炎、嘔吐、下痢などを引き起こす有毒植物です。
ここでは、大きな勢力を保ってるノウルシですが、最近では、湿原や河川敷の減少などに伴い、存続基盤が脆弱な種となっています。
県版レッドデータブックでも、東日本の都道県を始めとして、26の都道府県で準絶滅危惧種以上に指定しているそうですから、意外ですね。
彩りが無いので、サクラソウをバックに撮ってみました。
ヒキノカサ(蛙の傘)
カエルが傘をさすかどうか分かりませんが、花を蛙の傘に見立てて名付けられました。
キンポウゲの仲間は見分けがつきにくいですが、花弁の表面はロウを塗ったようにツヤツヤしています。
この花も絶滅危惧種に指定されています。
ツボスミレ(坪菫)
「坪」とは庭の事で、庭に生えるスミレという意味だそうです。
1センチほどのあまり目立たない小さな花ですが、スミレの仲間です。
日本国内では個体数でタチツボスミレに次いで多いとも言われています。
傍らの芝生近くには、真っ赤なボケ(木瓜)の花が綺麗でした。
柵には、お菊さんが・・・・・・
ジャコウアゲハの蛹ですね。近くに食草のウマノスズクサでも生えてるんでしょうか。
この蛹の横から見た姿を、各地に残る怪談《皿屋敷》に出てくるお菊さんに例えて、お菊虫とも呼ばれていますが、こんな逸話もあります。
(ウィキペディアより)
寛政7年(1795年)、播磨国・姫路城下に後ろ手に縛られた女性のような姿をした虫の蛹が大発生し、城下の人々は「昔、姫路城で殺されたお菊の幽霊が、虫の姿を借りてこの世に帰ってきているのだ」と噂したという。
このことに因み、兵庫県姫路市ではジャコウアゲハを市の蝶に指定している。
戦前まではお菊虫を姫路城の天守やお菊神社でも売っていたといい、志賀直哉の長編小説『暗夜行路』では、主人公がお菊虫を買う描写がある
余談になりますが、私が高校生の頃、このジャコウアゲハの幼虫を部屋の中で育てていたことがあり、逃げ出した幼虫が、部屋の壁のあちこちで蛹になってたことを思い出してしまいました。
この蛹も、しばらくすると、綺麗なジャコウアゲハが誕生することでしょう。
*????レンズの面白写真の紹介記事は、引き延ばしてる訳ではないのですが、いろいろ検証中なので、次回載せますね。