さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

キジ密度が高い(?)畑

2016年05月14日 | 野鳥
連休前の4月25日、久しぶりにM公園周辺を散策してみました。

手持ちのミラーレス望遠だけの気楽なウォッチング。

公園内は、一部工事中のためか、毎年賑わうヒタキポイントは鳥撮りさんたちの姿も見えず。

聞こえるのは、シジュウカラの鳴き声だけです。

公園の南側にある畑周辺で、キジの鳴き声が聞こえてきます。

そのまま、公園を抜けて、南側の畑周辺を散策してみると・・・・・・

畑の畔に早速1羽のキジの雄。



すぐ近くでは、農作業をしてる人が居ますが、あまり気にしてない様子です。



今度は、さらに南の方で、別のキジの鳴き声がするため、川沿いに歩いて、そちらの方に移動します。

川沿いには、まだ菜の花がいっぱいでした。

菜の花の中に、1輪のヤグルマギクが咲いていて奇麗でした。





キジの鳴き声を頼りに探してると・・・・・・・

さらに1羽の雄がいます。先ほどの個体から、それほど離れて居ません。



母衣打ちでもしてくれないかと、暫く待機しますが、一向にその気配はありません。

すると、道を隔てた反対側からも、さらにもう1羽のキジの鳴き声がします。

苗木と苗木の間に、その声の主がいましたよ。(この周辺の畑は、植木用の苗木を育てています)

しかも、よく見ると、今度は雌も一緒です。

キジの雌は、複数のオスのなわばりを次々に廻り、雄はそれらのメスに対してディスプレイを行い、雌は気に入った雄と交尾すると云われてます。

果たして、このカップルは・・・・・??????



見やすい位置に移動してみると・・・・さすがに雌は草薮の中に入ってしましましたが、雄の方は、のんびり餌を探しながら地面を突っついてます。



母衣打ちを見る為、ここでも、暫し待機!

暫くすると・・・・突然大きな声で鳴いたかと思うと、小さな母衣打ち??

もう少し大きなアクションが欲しかった~!!





折角なので、雄の奇麗な羽を見て下さい。(トリミングしてみました)



さて、今回の表題の通り、この短時間で見たキジの雄は3羽(プラス雌が1羽)。 みんな同じように見えますけど・・・・!

この雄の3羽がいた畑の広さは、320メートル×170メートルの範囲なんです。(グーグル・マップで計測)

キジの平均的な縄張りの範囲は定かではないですが、この近辺のキジ密度は高い方だと思います。

(余談)

実は、3羽目のキジを見つけた後、もう1羽の雄にも遭遇してるんです。

ただ、この時の雄は道を横切って、すぐに草むらに飛び込んだのですが、2番目の個体と同じかもしれないのでカウントしていません。

もし、別個体だとすると、この範囲に4羽いたことになります。




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