さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

アマサギ(猩猩鷺・飴鷺)

2016年05月21日 | 野鳥
5月2日、連休の最中、久しぶりにA田圃を散策してみました。

あちこちで、あの騒々しいオオヨシキリの鳴き声が聞こえ、辺りはもう初夏の雰囲気です。

田圃では、もう田植えが始まっていて、サギ達も集まっています。

そんなサギの中に1羽だけ、アマサギが混じってます。



アマサギの横にいるのはダイサギ、嘴の根元が少し婚姻色の青色が見えます。



飛ぶような仕草を見せたので、慌ててシャッターを切ったのですが・・・・・



水の溜まった溝を渡っただけでした。



少し近づくために反対側へポイントを移します。

後にいるのはダイサギとチュウサギ。



アマサギ(猩猩鷺・飴鷺)

以前にも何度か取り上げてますが、改めて・・・・

日本では夏鳥として、本州・四国・九州に飛来しますが、近年は北海道でもまれにみられるようです。

これも、温暖化の影響でしょうか。

独特の橙色(飴色)が特徴ですが、秋に旅立つ頃には、この橙色の羽は消えていき、ただの白いサギに・・・・・

漢字名の「猩猩鷺」は、夏羽の橙色(飴色)から、酒を好む想像上の動物「猩猩」を連想して、付けられたそうです。

以前、「亜麻色の髪の少女」という歌が流行った頃には、「亜麻鷺」という漢字も使われたことがあるようですが、誤りだそうです。

アマサギと云う名のアマは、夏羽の色を飴色と表現したものです。

英名では「Cattle Egret」、Cattleは牛、Egretはシラサギのこと。

牛や水牛が歩く後から飛び出してくる昆虫などを食べる為、牛に連れ添って歩くことからこの牛鷺と云う英名が付けられたそうです。

時には、牛の背中に乗って、寄生虫なども食べるようですから、牛にとってはありがたい存在なのかも・・・・(「野鳥の名前」より)







ちょっと分かり難いですが、小さな獲物を捕まえたようです。



時々、こうして背伸びをしながら、遠くを見ています。 別に警戒してる風でもないのですが・・・・



このように、今回は、1羽だけがダイサギやチュウサギの中に混じっていましたが、このまま仲間が増えるといいのですが・・・・

この後、アマサギが飛び立つシーンを撮りたくて、暫し待機していたのですが・・・・・突然50メートルほど先の上空に・・・・

この続きはお楽しみ!!

実は今回、新しいレンズ(シグマ150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary)で撮ってみました。

この日は2回目の試写で、少し前に載せたコムクドリが初めての試写でした。

このレンズのレポートは改めて載せますね。


*明日から、新潟長野方面へ、友人と気ままな遠征に出ますので、暫くコメントのお返しができないかも知れません。


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