さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

羽毛ケイトウのカラフル絨毯(武蔵丘陵森林公園)

2018年09月24日 | 
国営武蔵丘陵森林公園の「羽毛ケイトウ(羽毛鶏頭)」が見頃だというので見に行ってみました。
久しぶりに、時々青空が顔を見せてくれた9月18日。
沈丁花の香りが漂う道を進むと、林の中はツクツクボウシの鳴き声が降り注いできます。
林の中を吹き抜けるそよ風が気持ちいいです。秋ですねぇ~!!
運動広場の花畑では、「羽毛ケイトウ」が広場一面に絨毯のように広がってます。
この広場では、ここ数年コキアが植えられていて、真っ赤な絨毯が楽しめたのですが、今年は趣向を変え、羽毛ケイトウのカラフルな絨毯です。



3色の羽毛ケイトウが交互に咲いていて、まるで、お伽の世界に入り込んだような気分です。


ケイトウも、昔は庭先でも見れたのですが、最近は流行らないのか、見る機会が少ない花の一つになりました。
ケイトウと云えば、鶏のトサカのような花だとばかり思っていたのですが、花の形が違います。
夏から秋にかけ、赤・桃色・黄色などの花が咲きますが、花の形がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることからこの名がついたとか。
そこで、羽毛ケイトウのことを少し調べてみました。

そもそもケイトウは、昔から親しまれてきた花で、日本には奈良時代に中国を経由して渡来したそうです。
種類も多く、今では60種類ほどあるそうですが、花の形によって羽毛ケイトウ、久留米ケイトウ、トサカケイトウなどの系統に分けられてます。
羽毛ケイトウは、ふさふさした円錐形の柔らかな花穂が特徴。羽毛の長いものから短いものまであるそうです。





花には、いろんな昆虫が集まって、秋の花を楽しんでいます。 上手い具合にベニシジミも・・・・・


反対側から撮った花の絨毯ですが、逆光なので、少し印象が違うかな??


羽毛ケイトウ畑の横では、綺麗な彼岸花も咲いていました。
次回は彼岸花も載せますね。
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