さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

チュウサギも間もなく旅立ち?

2019年10月21日 | 野鳥
ラグビー日本、残念!! 
でも、よく頑張ってくれました。また、次のワールドカップに向けて・・・・お疲れさまでした。

今回も在庫から・・・10月の沼は、チュウサギの群れでいっぱいです。みんなで集まって旅立ちの相談でもしてるのでしょうか??
今回は少しチュウサギを含めたシラサギのことを調べてみました。


チュウサギ(中鷺)
日本では夏に本州や九州に飛来する夏鳥で、九州南部や南西諸島では越冬することもあります。
よく茂った雑木林などに集団で繁殖し、コサギ、ゴイサギなどとともに、サギ山と呼ばれる混合コロニーをつくることでも有名です。
一部の地域では、糞、餌や雛の腐臭や鳴き声が、公害になってるようですね。
足は全体が黒く、眼先は黄色、くちばしは繁殖羽では黒色、非繁殖期は黄色で先端が褐色です。
ダイサギに似てますが、体長が小さいこと、嘴が短いこと、眼下に入る口角の切れ込みが眼の真下で止まるところで区別できます。
(口角が、明らかに眼よりも後方まで伸びていればダイサギ)
また、ダイサギは日本には冬鳥として渡来しますので、季節的にも異なるので見分けは付きやすいですね。
では、夏に見かける口角が眼よりも後方にいるまで伸びてるサギは??
ダイサギの仲間のチュウダイサギ(中大鷺)です。なんだかややこしい話です。
ダイサギよりも体が小さくて、日本では春から夏に繁殖し、南国の一部で越冬しますから、チュウサギとダブりますね。
でも、口角の位置はダイサギと同じなので、区別はできそうです。

そんなチュウサギも間もなく、南に向かって旅立ちます。1/100前後のSSで撮ってみましたが、ゆったり飛ぶのであまり躍動感は出なかったですね。



ちなみに、「シラサギ」と称される白い鷺、日本人とはかかわりの深い鳥で、昔から俳句などによく詠まれていますよ。
また、シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」と呼ばれてる姫路城が有名ですね。
「シラサギ」とは、全身が白色のダイサギ・チュウサギ・コサギ、およびカラシラサギを指し、冬羽のアマサギやクロサギの白色型も入れられることがあります。
珍しいカラシラサギやクロサギを除いた大・中・小のシラサギを季節ごとに区分してみると・・・・
コサギ:日本では留鳥扱いで、1年中見れます。(北海道など北国では夏鳥)
チュウサギ・チュウダイサギ・アマサギ:日本では夏鳥です。
ダイサギ:日本では冬鳥です。
大きさで比較すると、大:ダイサギとチュウダイサギ、中:チュウサギ・(アマサギ?)、小:コサギ
分類上は、ダイサギとチュウダイサギはアオサギ属でチュウサギとコサギはコサギ属、アマサギはアマサギ属になります。


チュウサギやコサギの群れ中で、セイタカシギが2羽いました。



次の写真はコサギの飛ぶ姿。コサギはこの沼の1年を通じての住人です。


西日を浴びたアオサギも綺麗です。 この日、アオアシシギも7羽に増えてました。


さて、問題は次の写真の子です。左にいるのはコガモですが、他のカモたちに比べて体が大きく、嘴も黒色で頬が少し白い?脚も太くてがっしりしてます。
この時期のカモたちはエクリプスも多く、いろいろ調べてみたものの、判断できずにいます。教えていただけるとありがたいのですが・・・・


この沼には、すでにコガモやヒドリガモは到着してるのですが、果たしてこの子は???

*シラサギのことをいろいろ調べてみたのですが、新しい発見もありました。
短時間で調べたので、間違ってるところがありましたら指摘してくださいね。



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