さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ニワゼキショウいろいろ

2020年06月10日 | 
ここ数日、猛暑日続きで、うだるような暑さ!! とても写真どころではありませんね。
さて、今回は先日の見沼公園の続きで、ニワゼキショウのお話です。

見沼自然公園の駐車場が暫く閉鎖されていたためか、あちこちに咲くニワゼキショウが人に踏まれずすくすくと伸びてます。
毎年このニワゼキショウを撮ってるのに、全て一括りにして「ニワゼキショウ」としてきましたが、このニワゼキショウにも何種類かあるようですね。
そんなわけで、いろいろ調べてみました。
面白い発見は花弁の形が微妙に幅が違います。そして、花弁が6枚のように見えますが、実は幅の狭い3枚が花弁で、幅が広い3枚は萼(ガク)なんだとか???
「えっ!」って感じですよね。写真をよく見ると、確かに幅の広さが違いますね。
花弁と萼の区別がつかないので花被片と呼ぶこともあるとか・・・・・こうなってくるとちんぷんかんぷん!!
(花被って花弁と萼の総称??) 書いてる本人が何だか訳が分からなくなってきました。(笑)


それではニワゼキショウとオオニワゼキショウの違いは?? 写真を比較しながら見てくださいね。(名前は不安なので特定してません)
「ニワゼキショウ」は、花弁と萼が、それぞれ一枚ずつが元のほうで離れています。
一方、「オオニワゼキショウ」の花弁と萼は、離れてなくて、元のほうで重なっています。
一見したところ、花被が平らに開ききっていないように見えます。オオニワゼキショウの特徴だそうです。
それにしても、オオニワゼキショウの方が「オオ」とつくのにニワゼキショウの花より小さいとは・・・・

 

次の左の写真の中の花弁が細くて、先が尖った白い花は????? 「セッカニワゼキショウ??」「シラユキニワゼキショウ」??
セッカニワゼキショウの特徴は、花被片は先が細く尖り、真ん中に一本筋が入り、背丈はニワゼキショウよりも低く、花も小ぶりだそうです。
果たしてどうでしょうか???

 

次の写真は、オオニワゼキショウの特徴がよく出てるように思うのですが・・・・・・?


もう一つ、「ニワゼキショウ」と「オオニワゼキショウ」の見分ける方法として・・・・横から見て・・・・・
「ニワゼキショウ」は、花弁と子房の境目にくびれがなく、寸胴ですが、「オオニワゼキショウ」は、くびれてるそうです。
下の写真は、撮った写真の中から横から見た写真を選び出したもので、どちらかを特定するものではありませんが、この部分の違いで判別できるそうです。

 

上に書いた「ニワゼキショウ」「オオニワゼキショウ」「セッカニワゼキショウ」のほかに、「シラユキニワゼキショウ」というものもあるそうです。
そのほかに、キバナニワゼキショウ・ルリニワゼキショウ・ヒトフサニワゼキショウ・セッカニワゼキショウ・アズキニワゼキショウ・・・・etc.
今回の写真は、素人判断では難しそうなので、特に名前を特定しませんでした。 今回は?????だらけです。
今度ニワゼキショウを撮るときには、このあたりのポイントを意識しながら撮ってみたいと思います。

*花の各部の名称については、にわか仕込みで間違ってるかもしれません。その時はご指摘ください。






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