さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

参道に営巣したツミ(雀鷹・雀鷂)

2016年08月16日 | 野鳥
お盆休みも一段落したようですね。

今からちょうど1週間前、孫姫たちを連れて、巾着田まで川遊びに行ったのは良かったのですが、中腰の体勢で遊ばせてるうちに持病の腰痛が・・・・
当日は痛みも軽くて翌日も普段通り、出かけたりしていたのですが、2日後の木曜日には、痛くて座ることが苦痛な状態にまで悪化。
PCの前でも長く座ってることが出来ず、コメントのお返しや皆さんへの訪問が遅れてしまいました。申し訳ありません!!
幸い、1週間経って、どうにか椅子に座ることが出来るまで回復してきました。

ブログの更新も滞ってしまい、在庫も溜まってきたので、ボチボチ更新しながら、皆さんのところにもお邪魔しますね。



再開初めは、タカの仲間ツミからです。

ツミは民家近くの公園などの樹に営巣することも多く、理由ははっきりしませんが、オナガが営巣する近くによく巣を造ることでもよく知られてますね。
MFでも、毎年どこかでツミの営巣する姿がいろんな方のブログにも載りますが、今年は面白い所に営巣したようです。

hirorinさんに教えてもらったのは、神社の参道。(hirorinさん、有難う!!)

私が確認した7月初めころは、まだ巣には雛がいるようで、雌が何度か巣に餌を運んでいました。
それにしても、賑やかな人通りの多い所に営巣したものです。


以前から、この周辺でツミの姿が何度か確認されていたので、営巣しても不思議ではないのですが・・・・・

他のタカなどと同じように、雌が巣の周りを警戒しています。 雄は主に狩りをして餌を運んでくるのですが、周辺に雄の姿は見えません。


ツミ(雀鷹・雀鷂)
ツミはハイタカやオオタカと同じタカの仲間ですが、この3種の中では、最も小さなタカです。
雄より雌の方が体が大きく、虹彩や羽色も異なります。
(少し前に載せたチョウゲンボウも小さな猛禽類ですが、チョウゲンボウはハヤブサの仲間です。)

日本では、夏鳥又は留鳥として、本州以北で繁殖します。
チョウゲンボウなどと同じように、民家近くなどでも営巣することが多いですが、ツミは樹上に巣を造ります。

漢字では、「雀鷹・雀鷂」と書きますが、「鷂」はハイタカのこと。
「和名抄」に、雀鷂とは「須須美多加、あるいは、豆美。よく雀を捕えて、ひっさげている鷹」とあります。
須須美は「すずび、すずみ、すずめ」と読み、「め」は、鳥を表す接尾語だそうです。
豆美の「豆」は「小さい」と云う意味で、美(び)は、すぐ上の後の特徴や状態を明示する接尾語だそうです。
標準和名のツミは、この「豆美」によるそうです。(「野鳥の名前」より)


雌は枝を少しずつ移動しながら、天敵が巣に近づかないよう見張っていますが、時にはこんなくつろいだポーズ(?)も見せてくれます。



天使のポーズ


顔をカキ!カキ!


こちらの事が気になるのか、首を傾げて見つめます。


上空を飛ぶカラスが気になるようで、何度もこうして見上げて様子を伺ってるようです。


失礼!! こんなお尻も見せてくれました。白いフサフサした羽毛が綺麗です。



突然大きな声で鳴いたと思うと・・・・・近くに来たカラスを追い払いに、スクランブル発進します。
その先を追ってみると、こんなところにいました。 カラスを追いかけながら、民家の傍の樹に・・・・・



その後、もうすぐ雛の巣立ちが見れるかもと・・・・・・・・1週間ほど経って再び様子を見に行くと、ツミの姿は見えませんでした。
雛が巣立ったのか、巣を放棄したのは分かりませんが・・・・・・・
無事、雛が巣立ってくれてるといいのですね・・・・・

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20 コメント

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こんばんは (ホロホロ)
2016-08-16 21:17:47
腰痛、大変でしたね。軽減して、良かったですね。
中腰の姿勢は腰に良くないようですね。

ツミの雛たち、どうしたのでしょうね。
無事に巣立ってどこかへ移動したのなら、良いのですが・・・

私も今年は二箇所のツミの子育てが見られて、楽しい思いをさせてもらいました。
7月の二十日過ぎに幼鳥はどこかへ移動しました。
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こんばんは (みい)
2016-08-16 21:36:27
こんばんは

 腰痛辛いですね。
まだ無理をしないでくださいね!

ツミ、見たことないかもです。
いろんなポーズ、かわいいですね^^。
白いふさふさのお尻もかわいい。
雛どうしたんでしょう?
無事巣立ってくれていると信じます。
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ツミ (花菜)
2016-08-17 05:38:57
おはようございます

腰痛は本当に辛いですよね。
早い回復良かったです。
これからも気を付けて下さいね。

ツミはまだ見た事ない鳥ですが、小型の猛禽類
可愛い仕草がなんともね~
鷹とは思えないです~(*^_^*)
いい場面を撮られましたね。
雛を置いて巣を放棄するのでしょうか?
心配です。(^^ゞ
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おはようございます (ロメオ)
2016-08-17 06:39:20
腰痛は辛いですよね。
私もストレッチや腰ベルトをこまめにして予防に努める日々です。

ツミは関東に多い猛禽類なのでしょうか?
関西のほうでは営巣などの話題があまり聞こえてきません。
それにしても、顔をカキカキやかわいいお尻、ウチの文鳥と同じだと笑顔になりました。
猛禽類も小鳥も、しぐさは同じなんですね(^^)
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こんにちは (kogamo)
2016-08-17 09:55:34
腰痛、大変でしたね。
少し回復されたようで良かったです。お気をつけてくださいね。
ツミは、身近で見ることがない猛禽なのでとても興味深く見せていただきました。
和名の雀鷂も勉強になりました。意味があって面白いですね。
天使のポーズやカキカキ…いろいろ楽しいパフォーマンスも見せてくれたようで、楽しまれて良かったですね。
お腹の縞模様やふさふさした羽毛がきれいですね。(^^♪
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Unknown (ひこ)
2016-08-17 13:51:28
こんにちは。
台風一過で猛暑日でアツイ暑いです。。

腰痛の具合は少し良くなられた事ですが無理しないで下さいネ

小さな猛禽、ツミはとても可愛いしぐさを見せてくれますよね!
住宅街の公園に営巣してくれて私も良く撮りに行っています。
必ずと言ってよいくらい傍にオナガもいるので両方撮れるので一石二鳥です。
雌がヒナを守って雄は狩りをしてよく空中で雌に餌を渡すと聞いています。
夫婦連携でヒナを育てているのですね・・・
でもヒナがいないってどうしたのでしょうか?
巣立っていると良いのですが・・・


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Unknown (ちどり)
2016-08-17 16:56:24
腰痛お気を付けて動いて下さいね。鳥見たさに無理なさいませんように。

カキカキポーズが可愛いですね。見たことのない顔です。思わず笑ってしまいますね。
無事巣立っているといいですが・・・。
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Unknown (noharatugumi)
2016-08-17 17:25:02
腰痛、ご無理をなさらないようにして下さい。
ツミ、かなり前に職場の高木で一回だけ繁殖したことがありました。
意外と身近なところで繁殖するタカですね。
ツミの仕草がなんとも可愛いです。
無事に巣立っていてくれればです。
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こんばんは (ソングバード)
2016-08-17 20:41:04
>ホロホロさん
有難うございます。
写真を撮るときなども中腰になることが多いですが、さすがに孫姫を抱きながらの中腰はきつかったです。(笑)

ツミの雛たちはどうしたのか?
ふつう、雛が巣立ってからでもしばらくは周辺で姿を見れるはずなのですが…・もしかしたら、カラスなどに襲われたのかもしれません。
詳細は不明ですが、無事雛が巣だったことを祈るばかりです。


>みいさん
有難うございます。
やっと活動開始です。

四国ではツミの姿見ることができないかもしれませんね。
小さなハトより少し大きいくらいのタカですが、雌でも精悍な顔してるでしょう。
雛たちも無事巣立ってくれてるといいのですが・・・・


>花菜さん
有難うございます。
持病の腰痛で、慣れっこになってるのですが、さすがに痛さだけは慣れることができませんね。
ツミは関西では少ないかも知れませんが、小さなタカの仲間なんですよ。
雌は、巣を見守りながら外敵が近づかないよう警戒してるのですが、時々、こんなのんびりした姿も見せてくれます。
雛がいるときに巣を放棄することは考えられないですが、カラスなどに襲われた可能性はあるかもしれませんね。
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こんばんは (ソングバード)
2016-08-17 20:56:11
>ロメオさん
腰痛の痛さは経験したものでないと分からないですね。
持病なので半ば諦めてるのですが・・・・・

ツミは関西では少ないかも知れませんね。
特に営巣するのは関東地方以北が多いのかもしれません。
皆さんは獲物を持ってきたときや飛び立つ姿を撮ろうと待機してるのですが、私は、そんな合間の仕草のほうが面白いので、飽きずに撮って楽しんでます。


>kogamoさん
有難うございます。
腰痛の痛みだけは、我慢できませんね。
いろいろストレッチなども試してるのですが、持病なので半ば、諦めてます。

北陸でも、あまり見かけない鳥なんですね。
幸い、こちらでは、毎年どこかで営巣中のツミを見ることができます。
鳥の名前も、いろいろ語源があって面白いですよ。
ツミも昔から親しまれてきた鳥のようです。


>ひこさん
有難うございdます。
ところで、台風の雨は大丈夫でしたか。

雄が雌に餌を渡すシーンはまだ見たことがないですが、よくあるそうですよ。
この日も、雌が飛び立って、すぐに餌を運んできましたから、すぐ近くで雄から渡されたようです。
ここは残念ながら巣の中を見ることができず、雛の姿は確認できませんでした。
でも、餌を運んでいたところを見ると雛はいたはずなんです。
もしかすると、カラスにでも・・・・???
来年も来てくれるといいのですが。
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