さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

自然界の厳しさ(カマキリの捕食シーン)

2019年09月02日 | 昆虫
平地でも、そろそろ渡りの移動中の夏鳥が見られる季節になりました。
公園では、ムシクイの仲間などが姿を見せ始めてるようですが、のんびりソング君、まだ見に行けてません。
うかうかしてると、すぐの抜けてしまうのに・・・・動きが鈍い自分にハッパをかけてるのですが・・・

ブログネタも切れて、今回は今まで載せるのを控えていた「ミンミンゼミの悲劇」です。
*動画も載せてますが、少々残酷なシーンかもしれません。
気になる方はスルーしてくださいね。


8月24日、自宅近くの樹で、セミのただならぬ鳴き声が聞こえるので樹の中を探してみると・・・
ミンミンゼミがカマキリに捕まっています。
ミンミンゼミは、時折、逃れようと激しく羽ばたきますが、カマキリの鎌ががっちり食い込んでるようです。



角度を変えて撮って見ました。



ミンミンゼミの鳴き声は、夏の盛りから晩夏にかけての風物詩。
暑苦しい鳴き声ですが、夏には欠かせないミンミンゼミ。
一方、カマキリの食性は肉食性。
普段、自身より小さい昆虫や小動物を捕食してるところはよく目にしますが、こんなに大きなミンミンゼミも捕食するんですね。
ミンミンゼミにとっては、まさかの出来事だったかもしれませんが、これも自然の営みの一つです。

動画は、ミラーレス望遠の手持ち撮影なので、揺れて見難いですが、興味のある方だけ見てくださいね。

この後、ミンミンゼミが逃げ切れたかどうかまでは確認してませんが、難しいかもしれませんね。
こんなカマキリも、仲間同士でも体の小さい雄が体の大きい雌に共食いされてしまったり、交尾の際も共食いが行われる厳しい世界に生きてます。





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