さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

花筏(ハナイカダ)の花

2022年05月11日 | 

4月23日、K自然観察公園で花筏の花が咲いてると聞いたので、早速、行ってみました。

今まで、花筏の実は見たことがあるものの、花はまだ見たことがなく、興味津々。園内の「カワセミの池」周辺を探してみます。

幸い、名札が立てられていたのですぐに分かりましたが、薄暗い林沿いの道端で、よほど注意深く探さないと見つからない場所に咲いてました。

実に面白い!!葉っぱの真ん中に花が・・・雌雄別株で、葉の表面に淡緑色の花をつけ、雄花は数個ずつ、雌花はふつう1個つくが、2〜3個つくことも。

「筏に人が乗った姿」に見立てて、「花筏(ハナイカダ)」と付けられたそうですが、日本的な響きを持った名前ですね。

「嫁ぎ先でつらい思いをした嫁が、人知れず流した涙が葉に落ちたように見える」ことから、別名「嫁の涙(ヨメノナミダ)」とも呼ばれてます。

地方によっては、ママッコ、ヨメナノキ、ツキデノキ、ママコナ、ママコノキなどとも呼ばれるとか!

 

季節柄、まさかやぶ蚊がいるとは思わなかったのですが、撮ってる間中、やぶ蚊がまとわりついてます。

雄花でしょうか、5つ(?)の花が咲いてるのも!

花筏を撮った後、園内でこんな花も見つけました。オオアマナ(大甘菜)でしょうか??

こちらはバラ科の花だと思うのですが、写真でググってみると・・・・ロサアルウェンシス??  間違ってたらご指摘くださいね。

reihanaさんとポージィさんに教えていただきました。この花はカジイチゴだそうです。有難うございました。

園内のあちこちでは、ウグイスの綺麗な鳴き声が響き渡っています。花筏を見た後は園内散策でした。

ムシクイの仲間たちも入ってるようなのですが、この日は確認できませんでした。

そして、菜の花畑では・・・・・続く!(ツマキチョウとの出会いです。)

 

 

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いつまで居るの?

2022年05月09日 | 野鳥

4月22日、そろそろツツドリかコムクドリがやってくる頃だろうと、S公園に出かけてみます。

サクラソウは周りの雑草の陰に隠れて、まだ少し咲いてますが、バーダーさん達はA公園の方に居て、公園は閑散としてます。

散歩の人もいない公園も久しぶりです。日差しが射しこむ林はどこか深山風? 響き渡るのはシジュウカラの鳴き声だけ!

そんな林の中に残っていたのはツグミです。たまにはタンポポとツグミでも・・・・それにしてもいつまで居るのか?ツグミたち。

こしてみると、ツグミもなかなか洒落者。

冬鳥の中ではいつも最後まで残ってます。

タンポポの綿毛が海原のように広がってます。

荒川にそそぐ鴨川には2基の水門があります。こちらは「さくらそう水門」です。横に見える鉄橋はJR武蔵野線です。

この水門は、鴨川の水を荒川本川に合流させる役割のほか、洪水時には水門を閉じて囲繞堤の役割も果たします。

また、この「さくらそう水門」と「昭和水門」を操作することにより、特別天然記念物であるサクラソウ自生地の冠水頻度を変化させない役割も果たしています。

そして、こちらは昭和61年度から工事に着手し平成2年度に完成した昭和水門。 鴨川の排水と洪水時に荒川からの逆流を防止する役目を担ってます。

静かな静かなサクラソウ公園散歩でしたが、この日の帰り際に、偶然に駐車場横で、今季初のツマキチョウに会えたんです。

・・・・・・・・続く!

 

*今回はコメント欄を閉じてます。

 

 

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日本三鳴鳥の一つコマドリ(駒鳥)も!

2022年05月07日 | 野鳥

4月13日、A田圃でノビタキでも探そうとのんびり歩いてると、すれ違った鳥撮りさんから「コマドリがはいったらしいですよ!」と教えて頂く。

早速現場に到着すると、10数人の鳥撮りさんがいて、近くの茂みからはコマドリ(駒鳥)の綺麗な囀りが聞こえます。

残念ながらはっきり見えるポイントは1ヵ所。 暫し待機するもあっという間に人は増え、後ろには人だかり!!携帯の連絡網、恐るべし!

さすがにこの密の中では我慢ができず写真は断念してその場を退散!! コマドリを遠くから見て、軽やかな声を聴けただけでも大満足?

その後、公園も大フィーバーが続いて、他県からもたくさんのバーダーさんたちが・・・・・

そして4月21日、キビタキでも探そうかと公園に出かけてみると・・・・・なんと駐車場は相変わらず満車! コマドリがまだ居る?

少し離れた駐車場に車を止め、のんびり散策。 園内は鳥撮りさん達で賑わって、キビタキやツツドリも出てるようですが確認できず。

コマドリポイントでは、13日にいた場所から少し離れた所に、新たな個体が入ったようで、さすがに日が経つだけに人もまばら。

13日のポイントに比べて背景が悪く、絵的には良くないのですが、贅沢は言えませんね。 暗くてSSが上がらず、手持ちでは少々厳しい1チャンスでした。

 

背景を敢えてぼかしてます。

時々茂みに中から聞こえる歌声のような囀りは、さすが、ウグイスやオオルリと共に日本を代表する日本三鳴鳥の一つといわれるだけのことはあります。

この鳴き声「ヒンカラカラカラカラ・・・」が、馬のいななきに似ているところからコマドリ(駒鳥)の名がついたと云われてますが、確かに納得!!

日本では夏鳥としてやってくるコマドリですが、この公園に立ち寄ってくれたのは久しぶりです。

私が鳥撮りを始めてからこの公園で出会ったのは、今回の2羽を含めて4羽目? 今頃はどこかの山地の森林で子育てをしてるころでしょう!!

 

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花の丘公園のネモフィラ(瑠璃唐草)

2022年05月05日 | 

いよいよコロナ禍のGWも終盤、各地でいろんなイベントも復活して日常生活が戻ってきたような気配ですが、まだまだ心配!!

暦を少し戻して、今回も花写真です。

4月20日、前日の雨が止んだので、昨年に続いて「花の丘公園」のネモフィラ(瑠璃唐草)を見に行ってみました。

ちょうど「武蔵丘陵森林公園」のネモフィラも満開で見頃だったのですが、今年もズボラして近場で・・・・

笑顔がいっぱい?

白花のネモフィラもたくさん咲いてます。

花の色が瑠璃色で、葉っぱが唐草模様に見えることから、「瑠璃唐草」とも呼ばれてますが、白花の場合は「白唐草」??(笑)

淡いブルーと白いネモフィラ

 

こんな色のネモフィラ(?)も!

あいにくの曇天でしたが、空に向かって一斉に背伸びをしてるようです。

「武蔵丘陵森林公園」や「国営ひたち海浜公園」のネモフィラとは比べ物になりませんが、こじんまり密集して咲くネモフィラも愛嬌満点。

原産地が北アメリカのネモフィラも、いまや日本の春には欠かせない花になってきたようです。

 

 

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コアジサシ(小鯵刺)、今季初認!

2022年05月03日 | 見学

暫く、花写真が続いていたので、久しぶりに鳥ウォッチングです。

4月27日、I沼の様子を見に行ってみると・・・・コアジサシ(小鯵刺)が4羽来てました。今季、初認です。

杭の上に2羽と、近くの看板の上に1羽、そして、かなり遠くの看板の上にも1羽。合計4羽が到着したようです。

そして、2日後の29日には9羽のコアジサシを確認。いよいよコアジサシのシーズンが始まったようです。

今にも雨が降りそうな曇天の飛翔! これからこんなシーンが沼のあちこちで見られます。求愛給仕行動もそろそろか?

チュウサギも・・・・傍らではカイツブリが歓迎のデモンストレーション??

婚姻色がはっきり出て、飾り羽が風に揺られて綺麗!!

葦の茂みではオオヨシキリの賑やかな声が聞こえ・・・・まだヨシゴイの姿は確認できませんが、蓮の花が咲きだすころには、さらに賑やかになってきそうです。

 

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