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伊右衛門サロンと、イノダコーヒ本店・旧館

2018年06月20日 | +京都

京都旅行記の続きです。烏丸御池は落ち着いた雰囲気のビジネス街。2日目と3日目の朝は、この界隈で朝食をいただきました。

2日目は夫と三条通にある伊右衛門サロンに行きました。ここはサントリーが手掛けている日本茶のカフェで、朝~夕食、アルコールまで提供するオールデイダイニングとなっています。朝食は混んでいると聞いていましたが、平日の朝だったからか、すんなりと入れました。出勤前に和やかに朝食を楽しむ会社員たちのグループも見かけました。

朝食は和定食やトーストプレートなどが用意されています。私たちは季節の朝ごはん、この日は”春の朝ごはん”をいただきました。焼き筍と鶏の塩麹焼き、「祇園なかき」のおぼろ豆腐抹茶みそ、さわらの西京焼き、蕗のそぼろ煮、出し巻き玉子、大釜炊きのご飯にお味噌汁です。

こういう細い筍は関東ではめずらしい気がします。竹ごと焼いてあって、メロンのように中の部分だけをいただきます。出し巻き玉子は京都ならではの、ふんわり柔らかいお味でした。冷茶はスタッフがピッチャーを持って店内を回っていて、減るとすぐに継ぎ足してくれます。

店内は和風というより、照明を落とした北欧風のインテリアでした。窓から見える緑も美しく、心地よい空間でした。

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3日目は息子と、彼の希望でイノダコーヒ本店を訪れました。前回のレポートはコチラ。前回は時間の都合もあって、すぐに入れる新館で食事をしましたが、今回は遅めに出かけたのがよかったのか、待つことなく旧館に入れました。

ダイニングルームはお庭に面して半円形にのびていて、窓から入る朝日が気持ちいい。

新館と旧館は石畳の廊下でつながっています。こちらから見て左が新館、右が今回入った旧館です。鳥かごや古いコーヒーの器械があって小さいけれどほっとするスペースです。

ハムトースト。かちっとした作りがさすがプロです。

前回いただいたフレンチトーストがあまりにユニークだったので、息子にも是非食べて欲しくてオーダーしましたが、私が何度も”きっとびっくりするよ”と言ったので、かえってびっくりしなかったと言われました。失敗、失敗。^^;

奥に見えるのは、昔懐かしいウインナーコーヒー。私は”コロンビアのエメラルド”というコーヒーをいただきました。

キャビネットの上にはブラウン管のテレビ。房のついた赤いベルベットは昔のピアノの椅子を思い出します。昭和にもどったような懐かしくほっとする空間でした。

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