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ベールをかぶった清水寺

2018年06月14日 | +京都

修学院離宮のあとは、夫の希望で清水寺に行くことに。叡山、京阪を乗り継いで清水五条駅から歩きました。清水寺は私は2年前に紅葉を見に訪れたばかりでしたが、夫は修学旅行以来かもしれないとのこと。私も前回久しぶりに訪れて周辺の変化に驚いたので、きっと見たらびっくりするだろうな~と嬉々として向かいました。

前回と同じく五条坂、茶わん坂を上って行きました。朱色の仁王門、西門を経て奥に進むと...なんと本堂が茶色のシートで覆われていました。2017年2月より檜皮屋根の葺替え工事中ということです。少々残念ですが、本堂の中には入れるし、今しか見れない姿かも...とポジティブに受け止めました。

本堂から下を見下ろすと、音羽の瀧が見えます。清水寺の開創の起源で、寺名の由来となっています。屋根から落ちてくる清めの水を柄杓ですくって祈願するというおもしろさもあり、いつも人が並んでいる人気のスポットです。

本堂を抜けてぐるりと巡り、奥の院の前からパチリ。本堂がシートですっぽりとおおわれていますが、茶色なのでまわりの風景になじんでそれほど違和感がありません。こういうところに観光地京都の配慮を感じます。それにしても青葉がものすごい勢いで茂っていて、樹々の生命力に圧倒されました。

さらに遊歩道を進んで子安堂の前からパチリ。ここからの眺めはやはり絵になりますね。京都に来たという実感がすると夫も大満足でした。

清水寺を出たあとは、清水坂~産寧坂~二寧坂~ねねの道~八坂神社~祇園とお決まりのコースを歩きます。定番ですが趣のある街並みに京都らしさが感じられ、お土産屋さんをのぞきながらの楽しい散策となりました。

平日の夕方だったからか、それとも清水寺が工事中だからか、心なしか人も少なめでゆったり散策できました。

昨年オープンした、スターバックス京都二寧坂ヤサカ茶屋店(プレスリリース)。築100年以上の伝統的な日本家屋をそのまま生かした店舗です。先の都合もあって入らなかったのですが、趣があってすてきでした。

そして八坂神社。祇園は相変わらずの大賑わいで、人波をかき分けながら歩きました。

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