シリーズ第6作となる、トム・クルーズ主演のスパイアクション映画。ヘンリー・カヴィル、前作に続いてレベッカ・ファーガソンが共演しています。
ミッション:インポッシブル フォールアウト (Mission: Impossible - Fallout)
盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハント(トム・クルーズ)のチームは、目前にして何者かに襲われ、プルトニウムを奪われてしまいます。事件の黒幕とみられるジョン・ラークという人物を追うべく、イーサンたちはCIAから派遣された工作員ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)と行動をともにすることになりますが...。
おなじみのトムのシリーズ。今回はどんなアクションでわくわくさせてくれるんだろう~♪と楽しみに見に行ってきました。今回、前作のローグ・ネイションと同じ監督さんで、前作に続いてレベッカ・ファガーソンが出ていることもあって、微妙に前作がからんでいますが、すっかり忘れていても大丈夫でした。^^
序盤はこの人誰?だったり、名前が頭の中でこんがらがったりしましたが、パリのバイクチェイスの頃にはすっかりエンジンが温まり、あとは次から次へと繰り広げられるノンストップアクションに、ひたすら翻弄されつつ、快い興奮を味わいました。
ストーリーはあるような、ないようなではあるのですが、動と静のバランスが絶妙で飽きさせない。動はもちろん、トムのアクションで、飛行機からのダイヴ&パーティ会場にランディング、パリの街をバイクで大疾走&逆走、ビルからビルへと跳び移り、極めつけはヘリコプターバトルと崖っぷちの死闘。
これらをほとんどスタントなしにこなすトムには、称賛以外にありません。しかも年齢を感じさせず、無理している感がまったくないところがすごい。二枚目のヘンリー・カヴィルが、むさくるしいあごひげで、あえてオーラを消しているように感じましたが、トムはやっぱりスーパースターだな~と再認識しました。
そして静のパートといえば、トムを取巻く3人の美女たち、チーム・イーサンの絆、そしてベンジー(サイモン・ペッグ)の大わらわ。敵を欺くためにチーム・イーサンがひと芝居を打つ場面は痛快でした。セットされたプルトニウムの回線を断つ一連の場面は、崖っぷちバトルとの相乗効果で、早く~早く~とやきもきしました。
崖のエッジの起爆装置は、思い出しても心臓がばくばくします。映画ではパキスタンの山岳地帯という設定でしたが、ロケ地はノルウェーのフィヨルドにある Preikestolen という観光地なのですね。ヘリコプターバトルはニュージーランドのクイーンズタウンで撮影しているそうです。
The dramatic locations used in Mission Impossible: Fallout (travel.nine.com.au)