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奈良町「ゆき亭」さんのオムライス

2019年05月03日 | +奈良

さて、お昼は息子がどうしても連れて行きたいという希望で、奈良町にある洋食とオムライスのお店「ゆき亭」さんを訪れました。

手描きのイラストがかわいい看板です。いわゆる行列のできる人気店で、私たちが訪れた時にはすでに10組以上の列ができていました。ふだんはカレーやステーキといった洋食メニューがありますが、この日は特に混んでいたので、ランチはオムライスのみ、ということでした。

ふだんはめったに行列に並ばない私と夫ですが、たまにはこうして若い人たちに交じって並ぶのも楽しいものです。この日は結構寒かったのですが、温かいコートを着ていて正解でした。私たちの後ろに3組ほど並んだところで、お店の人がやってきて、この日はここで終了ということでした。ぎりぎりセーフで入れてよかったです。

ソースはデミグラスとケチャップがありましたが、私たちは3人ともデミグラスにしました。運ばれてきたオムライスは、ケチャップ味のチキンライスの上に、ぎりぎり形を保っているといった感じの、ふわふわオムレツがのっています。しみひとつ、しわひとつない美しいフォルムにほれぼれしました。

横に一本、そ~っとナイフを入れて開くと、とろとろの卵の海が広がります。ミディアムレアのオムレツと、チキンライスとデミグラスソースが絡み合い、とろけるようなおいしさでした。息子はナイフを入れてから、半分は開いて、もう半分はそのままで食べていましたが、その方が2種類の食感が楽しめるかもしれませんね。大満足のお味でした。

外に出ると、先ほどの賑わいが嘘のような静けさでした。緑のひさしがあって、どことなくロッジ風の外観がすてきです。よく見ると、コンクリートの上に行列用の矢印が書かれています。

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この後、近鉄奈良駅近くでおみやげを買って、最後にどこかでお茶をすることにしました。大混雑の東向商店街の途中、2階に上る穴場的喫茶店?を見つけて入ってみました。

どことなくヨーロピアンテイストで、家庭的な雰囲気もあるティーサロンです。お母さんが趣味で始めたお店?といった感じで、シュガーアートの大作がいくつか飾ってありましたが、あとから、ふだんはシュガーアート教室、週末はティーサロンとしてオープンしていると知り、なるほどと納得しました。

私はチャイをいただきましたが、スパイスの複雑な味わいでほっとするおいしさでした。

京都・奈良旅行記はこれでおしまいです。最後までおつきあいくださり、ありがとうございました。

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