この日は以前から気になっていた柿の木坂のフレンチレストラン、LE MOMENT(ルモマン) さんにランチにうかがいました。都立大学駅から歩いて5分、パーシモンホールの前にあるこじんまりとしたレストランです。
シェフは数々の一流レストランを経て、4年前にお店をオープンされましたが、1年も経たないうちに星を獲得された実力派。GWでおそらく材料の仕入れが難しい中、急に思い立って連絡したのにもかかわらず、快く対応していただいて、恐縮しつつも感動しました。
まずは、ロゼのスパークリングワインと、赤ワインで乾杯。アミューズは、そら豆のムースです。上に枝豆と、透明なトマトのジュレ、ピンクペッパーがのっています。ひんやりとして初夏にぴったりの一品でした。
パンかと思ったら、こちらはもうひとつのアミューズでした。グジェールといって、グリュイエールチーズを使った甘くないシューです。あとでググったところ、ブルゴーニュ地方でアペタイザーとして食されるお料理のようです。素朴な風合いがありました。
前菜は、サーモンのテリーヌ。緑色のブロッコリーのソースと、黄色の卵黄とサフランのソースの2種類が添えられています。完熟トマトはフルーツのような甘みがありました。
バターと小麦の香り高い、自家製パン。私は使いませんでしたが、好みでオリーブ油をディップしてあっさりといただきます。
静岡産新たまねぎのポタージュ。泡々のカプチーノ仕立てになっていました。新たまねぎの甘さがほっとする優しいお味。スプーンレストを兼ねたお皿のくぼみがユニークです。
メインのお料理は3種類から選びますが、今回は2人とも仔鴨のローストをいただきました。仔鴨は火が通っているのにレア感のある柔らかさで、クセがなくおいしかったです。スパイス(コリアンダー?)をまぶしてローストされていて、ほどよいアクセントを添えていました。
ソースは、にんじん、りんご、はちみつの3種類。右上と左下のグリーンの下に隠れているのはポレンタというコーンミールのお料理ですが、表面を焼き上げていて適度な食感が楽しめました。
デザートは2種類から選べて、こちらはショコラショーです。名前を聞いた時は、てっきりホットチョコレートだと思ってあまり気持ちが動かなかったのですが、フォンダンショコラの上にコーヒーアイス、キャラメルソース、チョコレートのパリパリが乗った芸術的な一品でした。
私はメロンのパフェをいただきました。角切りメロンにアイスクリーム、メロンのソルベ、パリパリと、メロンのジューシーで濃厚なおいしさが堪能できる、季節を先取りしたひと品でした。
最後の飲み物は4種類ありましたが、私はめずらしい屋久島のべにふうき茶というお茶にしてみました。紅茶ともほうじ茶ともまた違うふくよかな味わいのお茶でした。小菓子はアーモンドチュイール。ほのかにオレンジピールとスパイスのお味がしました。
こちらはカウンター風のお席ですが、私たちはテーブル席に着きました。席に面した大きな窓はマジックガラスになっているようで、外からはすりガラスで見えませんが、中からはパーシモンホール前の美しい広場が借景のように見渡せ、四季の移ろいを窓越しに楽しむことができそうです。