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大和懐石料理を楽しむ

2019年05月01日 | +奈良

2日目は東大寺の近くの日本旅館、和鹿彩(わかさ) 別邸さんでお世話になりました。まだできて新しい、町家の雰囲気を生かしたこじんまりとしたお宿ですが、細やかな、それでいて出過ぎないおもてなしが心地よかったです。

いたるところに鹿をモチーフにした装飾品や小物があるのが楽しい。宿泊したのが3月だったので、お部屋に鹿のお雛様が飾ってありました。女性には浴衣が10種類以上用意されていて、選ぶのもわくわくしました。

夕食は、奈良の食材を生かした大和懐石料理で、この日は弥生のお献立でした。お料理を記録しておきます。

八寸です。鰻八幡巻き・桜花長芋・飯蛸旨煮・三食玉子・大羽鰯味噌煮

 

奈良の名産あれこれです。蘇(古代チーズ)は奈良時代の人々が食べていたという乳製品。鯖の柿の葉寿司。柚子に干柿を巻いた柚子柿。

お料理といっしょに、奈良の ”白滴” (はくてき) という純米吟醸酒をいただきました。酔いが回って顔が赤くならないうちに? お宿の方が、奈良のアイドル ”せんとくん”と”しかまろくん”のぬいぐるみといっしょに写真を撮ってくださいました。

手前の椀は、桜鯛潮仕立て。奥はお造りの盛り合わせです。

蒸して火が通ったあとですが... 和牛と大和ポークのせいろ蒸しです。

お食事の途中で、マジックの方が席に見えて、目の前でカードマジックを見せてくださいました。好きなカードを選んでカードの束にもどし、どのカードか当てるというもので、ひとりずつ選ばせてくれたのですが、3回ともタネと仕掛けがまるで違ってどれもまったくわからず、狐につままれました。あっという間の鮮やかな手さばきと話術にお手上げでした。

伊勢海老と若筍 木の芽田楽焼きです。この辺りから、おなかがいっぱいで苦しくなってきました...。

油目の生雲丹包み天ぷら。桜鯛の松前しゃぶしゃぶ。焼きたばらがにとあん肝巻き寿司。ふかひれ羽二重蒸し。

奈良のお米を使った筍釜飯に香のもの。

デザートは、羊羹とメロン、いちご。おいしいお料理、楽しい趣向もあって、いい気分でお部屋にもどりました。

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朝ごはんもおいしかったです。白いごはんもありましたが、私は奈良の名物、大和茶粥(左手前)をいただきました。

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