10月14日の東京新聞夕刊に学校給食の“牛乳”の問題が載っていました。
ちょうど、今議会の代表質問で、ウチの会派(質問者は私)としては、「日本の食文化を学び、健康な子どもを育成する」視点から、学校給食の改革を提案したところで(具体的には、完全米飯給食にせよ、という主張です)、その中には、「和食でも何でも牛乳が出ている問題」について触れたところでした。
カルシウムといえば牛乳、そのワンパターンの発想から、和食でも牛乳が出されていることのおかしさ(これ、日本の食文化の破壊ですよね)に、教育委員会は気づかないのか?と。
すでに、全国では、給食時の牛乳を廃止している学校もあり、休み時間など他で出している学校もあります。(この記事でも紹介されています)
さて、「和食に合わない」「脂質が肥満のもと」「アレルゲンになる」などの不要論が出ている“牛乳”。実際、給食を完全米飯(和食)にしている福島県喜多方市立熱塩小学校では、牛乳は放課後に飲むことにして、給食時に味噌汁を出したら、子どもたちから「おいしい」という声が増え、残飯も減ったそうです。
食育が叫ばれている今、まずは学校給食から改善していく(和食にする)べきでしょう。
それは、日本文化を学ぶいい機会でもあります。
今の子どもたちは、食に関してはまるで無国籍のようで、日本人としてのアイデンティティーはどこにあるのだろうか?と危惧される状況にある、と感じるのは私だけでは決してないと思います。
以下、代表質問からの抜粋です。
日本人のアイデンティティーを育てる、と言った時に、国家国旗の徹底にこだわるのもひとつの方法かもしれません。しかし、それに抵抗を感じる日本人が少なからずいる、という現状もありますし、そのような観念的な強制だけで、日本人としての実感は育成できるのだろうか?と疑問に思います。日本の世界に誇れる食文化を体にしみつかせること、そこから、日本人としての自覚や誇り、郷土を大切にする心が自然と生まれてくるものと考えます。
この50年、ご飯を食べなくなった日本人、生活習慣病は増え、食料自給率は減りました。このままでいいのでしょうか?逆に世界では日本食の素晴らしさが見直されているというのに・・・
世界で評価されている和食は、噛む力をつけることでもすぐれています。だから、健康な体をつくることができるのです。
これほどすぐれている日本食の文化を正しく継承するためにも、「どんな料理にでも牛乳」、は早急に改善すべき、だと思います。
ちょうど、今議会の代表質問で、ウチの会派(質問者は私)としては、「日本の食文化を学び、健康な子どもを育成する」視点から、学校給食の改革を提案したところで(具体的には、完全米飯給食にせよ、という主張です)、その中には、「和食でも何でも牛乳が出ている問題」について触れたところでした。
カルシウムといえば牛乳、そのワンパターンの発想から、和食でも牛乳が出されていることのおかしさ(これ、日本の食文化の破壊ですよね)に、教育委員会は気づかないのか?と。
すでに、全国では、給食時の牛乳を廃止している学校もあり、休み時間など他で出している学校もあります。(この記事でも紹介されています)
さて、「和食に合わない」「脂質が肥満のもと」「アレルゲンになる」などの不要論が出ている“牛乳”。実際、給食を完全米飯(和食)にしている福島県喜多方市立熱塩小学校では、牛乳は放課後に飲むことにして、給食時に味噌汁を出したら、子どもたちから「おいしい」という声が増え、残飯も減ったそうです。
食育が叫ばれている今、まずは学校給食から改善していく(和食にする)べきでしょう。
それは、日本文化を学ぶいい機会でもあります。
今の子どもたちは、食に関してはまるで無国籍のようで、日本人としてのアイデンティティーはどこにあるのだろうか?と危惧される状況にある、と感じるのは私だけでは決してないと思います。
以下、代表質問からの抜粋です。
日本人のアイデンティティーを育てる、と言った時に、国家国旗の徹底にこだわるのもひとつの方法かもしれません。しかし、それに抵抗を感じる日本人が少なからずいる、という現状もありますし、そのような観念的な強制だけで、日本人としての実感は育成できるのだろうか?と疑問に思います。日本の世界に誇れる食文化を体にしみつかせること、そこから、日本人としての自覚や誇り、郷土を大切にする心が自然と生まれてくるものと考えます。
この50年、ご飯を食べなくなった日本人、生活習慣病は増え、食料自給率は減りました。このままでいいのでしょうか?逆に世界では日本食の素晴らしさが見直されているというのに・・・
世界で評価されている和食は、噛む力をつけることでもすぐれています。だから、健康な体をつくることができるのです。
これほどすぐれている日本食の文化を正しく継承するためにも、「どんな料理にでも牛乳」、は早急に改善すべき、だと思います。