世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

レッツチャレンジ!企業も女性も

2007年02月15日 | 男女共同参画
1月18日にこのブログでもお知らせしたイベント「レッツチャレンジ!企業も女性も」に行きました。

まず、株式会社カミテ社長の上手康弘氏による基調講演「やさしく強い企業をめざして~仕事と育児の両立がしやすい職場づくり~」。

NHKの番組でも紹介されていますし、“2001年ファミリーフレンドリー企業厚生労働大臣努力賞”を受賞されていることでも有名な、あの“カミテ”さんです。

事業所内に託児所をつくり、「妊婦特別有給休暇」や「配偶者特別有給制度」などを導入し、育児と仕事の両立支援を積極的に行なっている会社です。

「1から育てた従業員に育児や介護で退社されるのは会社の損失」「従業員の能力を十分に発揮できるようにすることは会社の責務」をモットーに、ファミリーフレンドリー施策を展開してきたそうです。

育児支援をしようとするとコストがかかる。そのデメリットを超えるメリットがなければ、特に中小企業ではなかなか両立支援はできないのではないか、と思いますが、カミテでは、「数値では表せないけれど、必ず会社にとってメリットがある、と信じるしかないですね」と仰っていましたが、でも、実際に、“不良流出率”(不良品の出る確率というのでしょうか)が、以前は1000個に1個だったものが、現在では100万個に3個ぐらいまでに減っている、ということでした。

「“男女共同参画”というより、“社会での思いやり”で行動している」という言葉がとてもいいな、と思いました。そうなんですよね、“男女共同参画社会”って、つまりは、“思いやりのある社会”ということだから。

基調講演の後は、上手社長+福田積子氏(住友スリーエム株式会社人事オペレーション部マネージャー)+高橋春美氏(マザーズハローワーク東京室長)によるパネルディスカッション(コーディネーター:昭和女子大学人間社会学部教授)「レッツチャレンジ!企業も女性も」でした。

マザーズハローワークによる就労相談も同時開催の、充実した催しだったと思います。

誰もが自分らしい生き方や働き方を実現できる社会となるよう、そして、男女が共に子育てに関われる社会となるように、これからも男女共同参画社会の実現に向けて、取り組んでいきたいと思います。

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『田中優子レポートNO.8』

2007年02月15日 | 議員活動
レポートNO.8をアップしました
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