世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

オウム問題・防犯・災害対策特別委員会

2007年02月19日 | 議員活動
(写真: イチゴの季節。ウチの会派の控室の非常用食料品?も“イチゴシリーズ”が並んでいます

今日は「オウム問題・防犯・災害対策特別委員会」に出席。以下の報告がありました。

(1)オウム真理教(現アーレフ)問題対策について
(2)世田谷区震災復興マニュアルの改訂(案)について
(3)世田谷区刑法犯認知件数等について
(4)安全安心まちづくりカレッジ(地域防犯リーダーの養成)について
(5)防犯設備(防犯カメラ等)の整備に対する補助事業の状況について
(6)その他

この委員会では、委員の要望により(3)の刑法犯認知件数が報告されるようになりました。その結果、地域(何町の何丁目)ごとに、犯罪の種類ごとの発生件数がわかるようになり、対策をとる目安となっています。

世田谷区では、熊本区長になってから“安全安心の街”施策に重点がおかれ、24時間パトロールなどの取り組みが開始されていますが、その結果、平成17年に比べると、平成18年は、「強盗」マイナス39%、「侵入窃盗」マイナス25,2%、「ひったくり」マイナス20,8%、「車上ねらい」マイナス41,9%、となっています。

対前年比の減少率では、23区の中で世田谷区が第1位でした。着実に、成果が現れているものと思います。

また、(5)の防犯カメラ補助事業の状況報告のところでは、防犯カメラのあり方について、各委員から様々意見が出されました。

現在、成城警察署が防犯カメラを推奨していますが、その他にも、東京都の補助事業としての防犯カメラ設置の取り組みがあります。これは、個人が対象ではなく、町会や商店街等の団体を対象として、都と区と設置者がそれぞれ費用の3分の1を負担して、防犯カメラを設置するというものです。

これらの事業は、警察署や区がそれぞれ把握していますが、個人宅でどのくらい設置しているかは全くつかめていない状況とのことです。

ウチのマンションでも最近になって防犯カメラを設置しましたが、いつでも誰でも見られる、ということのないように詳細な厳しいルールを作っています。

防犯には役立つかもしれませんが、気がついたらあちこち監視カメラだらけ、そして、いつ誰が覗いているかもわからない、というような社会になっていたら・・・と思うと、ぞっとしますが・・・。皆さんはどう思いますか。

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