横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

出会いの鎌倉3服目・カフェ

2019-06-30 | 旅行、おでかけ
出会いの最後は小さなカフェ
 
珈琲の看板が見えなければ気がつかなかったかもしれません。
美術館までの残りの時間はここで使うことになりました。
扉を開けるとテーブル席と、窓から庭を眺めることのできるカウンター席のある気持ちよい空間。
 


庭は紫陽花とノウゼンカズラが満開。
窓越しに見るそれは、額にかかった絵画のようでもあり、
ファインダー越しに眺めているようでもありました。
 梁にかけられたリースは、開店時から毎年のクリスマスのものだそうです。

「あら、紙だわ」
と、運ばれてきたアイスコーヒーを前にしたNさん。
ほら、と見せてくれたのはストロー。
よく使われているプラスティック製ではありません。
突然目の前に花が咲いたかと思いました。私のコーヒーが置かれたからです。
 
「きれいなカップ!」
「わあ素敵」
ソーサーの裏にある銘はSHELLY
えーとこれは、クリスティのミスマープルがお気に入りだと言っていた食器だっけ…
と頭の記憶がグルグル。
持ち手はぽってりとして厚いのですが本体はヒダになっているとところが薄く
花びらのように見えるのです。
付いているスプーンもアンティーク
 
庭を眺めながらたわいもないおしゃべりが弾みました。
 
時間があればいつまでもいられそう。
 
楽しい時間をご一緒できたNさんほんとうにありがとうございました。
 
 
 
後から知ったのですが、このcafeは写真家の十文字美信氏のギャラリーに併設されたcafeでした。


出会いの鎌倉2服目・鶴岡八幡宮

2019-06-29 | 旅行、おでかけ

鶴岡八幡宮のイチョウが強風で倒れたのが2010年のことでした。
直後から復旧活動が始まり、残った幹の部分は切断して移植、
元の場所には先の銀杏の幹から伸びたヒコバエ(孫生え)を植樹。
双方ともにすくすくと育っています。(手前が幹。後ろに若木)
 
先の美術館で出会った女性Nさんがこの銀杏を見に行くというので、
ご一緒させてもらいました。
Nさんは、沢木耕太郎さんのコラムに書かれた大銀杏と鏑木清方記念美術館の話を読んで感じるところがあったそうです。そんな時に美術館でかの出来事に遭遇。
学芸員さんの解説までの時間をご一緒することになりました。

鶴岡八幡宮へ向かいます。
 
鶴岡八幡宮は横浜の小学生なら、必ず一度は遠足か校外学習で訪れます。
若宮王路をまっすぐ正面に見えるお馴染みの大鳥居をぐり、横にお太鼓橋を見ながら進むと本殿への階段が。階段の途中にそびえていたのが大銀杏(おおいちょう)、別名:隠れ銀杏(ぎんなん)。
源実朝暗殺の刺客・公暁一行がここで待ち伏せをした、と伝わっています。
伝説の真偽のほどはともかく、長く八幡宮のシンボルであり、昭和39年には神奈川県の天然記念物に指定されており、鎌倉市民だけでなく、八幡宮にお参りする人たちにとても親しまれていました。その大木が強風で倒壊したというニュースにがっかりした人は少なくなかったと思います。

八幡宮の奉納絵馬も銀杏の葉。

そして8年目。
移植されたヒコバエ(左奥)が立派な若木に。(手前の切り株が元の大銀杏の幹の残り)

そしてもっと驚いたのはこちら、

倒壊した幹は3つに切断し、その一つが元の場所の少し下に移植されました。、
それががこちら。
見事にたくさんの若芽を茂らせていました。

強いなあ!!なんだかこちらも元気になります。


続く。



出会いの鎌倉1服目・鏑木清方記念美術館

2019-06-28 | 旅行、おでかけ

鏑木清方と江戸の粋〜三遊亭圓朝との関わり


友人から、こんなんありますぜ、と情報が!!
落語に江戸に美人画
三拍子揃って、なんと魅力的な!
絶対に行こう!と心に決めて、日曜日。

お久しぶりね、鎌倉駅。観光客でごった返す小町通りをひたすら直進。

ひょいと左に入った先にある静かな佇まいが目的地。鏑木清方記念美術館です。

時刻は12時お昼時。
入り口にの張り紙には、学芸員により作品解説が13時30分からとなっています。
ホームページには解説があるのは第2・4土曜日。が、今日は日曜日。
今日は特設なのかな?でもまだ一時間半あるなー、先にご飯でも食べようか、

と逡巡していたら…

「あなたもどうぞ!」といきなり声がかかりました。

へ?

見知らぬ男性が手を差し出していました。

「たくさん持っているので、どうぞ」

??

そして渡されたのは、

ご招待券!!!!!

ええええええええええ〜??!!!

私の前に入館しようとしていた女性がこちらを振り返って、
「私も今、ここでいただいちゃって…」

「今日は学芸員の解説があるから、お時間あるなら聞かれた方がいいですよ。」
「お近くなら、スタンプカードを作ると6回で7回目の入館が無料になります。」

あまりの急展開にお礼を言うのが精一杯でした。

あらためて感謝。ありがとうございます!!!

男性が去った後、残された私たち。
これも何かのご縁だから、と時間までしばしご一緒することになりました。
その話は、また後日。


さて、解説に間に合わせて戻った私たちは、
学芸員の方から清方の生い立ちや経歴を伺った後、
展示室で今回のテーマに準じて一つ一つ解説をしていただきました。

展示作品の一つに、三遊亭圓朝師の肖像画があります。
これは晩年に、師との思い出を元にイメージをスケッチ。弟子にポーズをとらせ秀作を重ねた後に書き上げたのだそうです。師は背が高く猫背です。手が大きくてがっちり。
高座でもこんな姿勢で、真景累ヶ淵とか、牡丹灯籠とか演じていたのかと想像すると、
先だって鬼籍に入られた桂歌丸師の累ヶ淵と重なってリアル妄想。
圓朝師はまた、鏑木清方を日本画家としてその背中を押してくれた人物。
自らの取材旅行にも青年清方を伴って出かけています。
その時の清方のスケッチも一部展示。
当人は人に見せるというよりも自分の覚書として残したというのですが、
細密で繊細な筆使いにうっとりします。


当時の日本画家がそうであったように、清方もまた小説の挿絵など多く手掛けたので、
圓朝もののそれがあるかと期待したのですが、残念ながら展示にはありませんでした。
代わりに当時の江戸の下町の風景や、庶民の生活などを思い出とともに描いた連作が。どれも当時の空気感や人の声が聞こえてきて今にも動き出しそうです。
それらがリアルタイムではなく、晩年、当時の思い出を元に書き上げたというのですから、さらに驚きでした。
解説を聞きながら、江戸の風情を残す明治の下町を小旅行。

お気に入りを絵葉書で


あ、妖(あやかし)!!?
続く!

高野山へ行ってきた!4

2018-12-02 | 旅行、おでかけ
高野山に行ってきた!1はこちら
高野山に行ったきた!2はこちら
高野山に行ってきた!3はこちら

お楽しみのご飯の写真。
お夕飯:



菊のなます。

唐揚げのお野菜です。


胡麻豆腐。大好き!

胡麻豆腐はほとんどの宿坊ではオリジナルの手作りです。
お家ごとにカレーの味が違うように、それぞれに特徴があるそうです。
福智院さんの胡麻豆腐はとーってもクリーミィ。

上げ膳据え膳なのが何より嬉しいです。


実は二泊したので二日目の晩ごはんがこちら



赤みは、お肉mではなく寒天



握り寿司に乗っているのも鮑、ではなく椎茸です。
当然ですがお肉お魚は一切使っていません。
デザート付です。


一緒に行った娘は本格的な精進料理初体験だったそうで(あれそうだったっけ??)、お粥みたいなものが出てくるんじゃないかと心配だったようです。
鍋もついて三の膳まであるフルコースにびっくりして、味にも大満足だったもよう、
思わぬところで食育、でした。

朝ごはん

朝の豆乳鍋。最高。

二日目はこんな感じ

オレンジジュースというのが今風。

高野山は密教色の強い真言宗のお山です。
密教はインドやネパール発祥の宗教で、食もスパイスをよく使います。
高野山もその例にもれず、精進料理といっても意外にもスパイス使いが巧み。カレーなども食卓に上るそうです。
___
余談ですが、
お土産に買った高野山カレー
とっても香りが良くてピリッと美味しかったです。

袋のイラストがいいでしょ!!


高野山に行ってきた!1はこちら
高野山に行ったきた!2はこちら
高野山に行ってきた!3はこちら

高野山へ行ってきた!3

2018-11-25 | 旅行、おでかけ
高野山に行ってきた!1はこちら
高野山に行ったきた!2はこちら

高野山では宿坊に泊まりました。

福智院は数ある高野山の宿坊の中で、唯一温泉があるのだそうです。それが、
今回の宿泊地に選んだ理由の一つでした。



宿坊とは宗徒がお寺にお参りをして修行をするために宿泊する場所です。
ホテルや旅館とは違います。
食事もお寺の僧侶と同じものをいただき、朝晩にはお勤めを果たさなくてはなりません。が、

時代とともにその形はは少しづつ変化しています。

この日、雨がひどくなってきたせいもあり、「早めのチェックインを」と考えて向かおうと考えたのは
みな同じ。宿坊のフロントは、ちょっとしたラッシュ状態になっていました。
ところがその顔ぶれをよく見ると、
そのほとんどが海外からのツアー客とバックパッカー。
参考文献;【高野山のまちづくり②】外国人観光客であふれる高野山。今、密教の聖地で何が起きているのか

そもそも、現在高野山で目立つのは、海外からの旅行者。と聞いてはいましたが、これほどどは思いませんでした。
比較するのも変ですが、人口密度からいったら横浜よりもずっと多いかもしれません。

あとで知りましたが、福智院も比較的早くからそういった海外からの旅行者にも対応してきた宿坊の一つ。
英語が通じ、Wi-fiフリー
公開されているお部屋には見事な襖絵や調度が設えられています。










その脇にいかにも海外の観光客向け?のコレクションの展示があったり…他にも甲冑やら、装飾品やら…はご愛嬌です。


しかし何より目を引くのは見事なお庭。
前庭






中庭




奥庭


お風呂は普通の大風呂(温泉)と炭酸泉の二つ。もちろん男女に分かれています。

温泉もよかったのですが、個人的には炭酸泉がお気に入り。
ぬるめのお湯で、入ると全身が細かい泡に包まれます。
これがなんとも気持ちがよくて楽しかったです。

他人の前で裸になってお風呂を使う習慣に抵抗がある観光客(特に女性)もいるようで、
早速浴衣に着替えて
鼻歌交じりにお風呂から出てくる海外の方は圧倒的に男性。
ですが、ぬるめで、ジャグジーのような炭酸泉には女性もちらほら。
もしかしたらこの炭酸泉はそういった事情も加味して設置したのかもしれないと浅知恵。
それでも、脱衣場を除いて人がいると帰ってしまう女性観光客もいました。
一口にグローバルだ、インバウンド歓迎だといっても実情ケースバイケースの試行錯誤の最中かな?
と想わぬところで考えてしまいました。

頭も使ったし、お腹もすいてきました。
お楽しみのお食事は次回!

高野山に行ってきた!1はこちら
高野山に行ってきた!2はこちら





高野山へ行ってきた!2

2018-11-12 | 旅行、おでかけ
高野山に行ってきた!1はこちら

高野山は…雨だった

まだお昼を回ったばかりなのですがこの暗さ。

横浜からJR、大阪メトロ、そして南海電鉄と乗り継いで4時間。
さらに高野山に向かう頃には、再び雨が降り出しました。



南海鉄道の通常軌道はここまで、この極楽橋駅からはケーブルに乗り換えます。

雨足はどんどん早くなってきました。


高野山は宗教都市として世界遺産に登録されています。
日本よりも海外、特にドイツを中心にヨーロッパ各国に人気があり、
この雨の中見かけるバックパッカーのほとんどはヨーロッパの人たち。

高野山駅(ケーブル)からさらにバスで山を下って、ようやく市街へ。
チェックインまでまだ少しあるため、ランチを探してテクテク。

しかしなんとも言えない可愛らしい街です。
私たちの世代にはとても懐かしい昭和の街並みが街道沿ってに続いています。

唯一昭和ではないと感じたのは、道の舗装率。
これが半端ない。舗装率、半端ないって!!

高野山に行ってきた!1はこちら

高野山に行ってきた!1

2018-11-11 | 旅行、おでかけ


高野山に行ってきました。

京の比叡山とともに日本の仏教の双璧をなす宗教都市。開祖は空海聖人。近年は世界中に知られ、世界遺産にも登録されました。

思えば祖父母に始まって、母も、妹も口々に良いところだと眼を細めるのです。

法事でお世話になった檀家寺の若住職も

「何もないところですが、一度おいでください。本当に良いところです。」とおっしゃいます。

というわけで、すごく楽しみに計画して2泊3日の珍道中です。

新幹線で新大阪。そこから地下鉄御堂筋線に乗り換えてなんばまで。なんばから南海電鉄高野線で橋本経由極楽橋
そこからケーブルで高野山。片道約5時間!!
久しぶりの大旅行です。

萩子は空海くんちでお留守番。

『え〜〜っ!?聞いてないです』





続く!












東京駅

2017-09-29 | 旅行、おでかけ
東京駅丸の内側の今。
一部まだ工事中(広場などの周辺環境)ですが、全容が明らかになってきました。












お雇い外国人が設計することが多かった当時、
日本人の辰野金吾が手がけたオールジャパンの結晶のひとつは
2世紀近い時間を経ても圧倒的な存在感です。

振り返って…

我が横浜駅ですが、
日本のサグラダファミリア化している横浜駅の明日はどっちかなあ。。。

北海道でっかいどう(その7)霧の阿寒湖、釧路湿原と鶴の恩返し

2017-09-09 | 旅行、おでかけ
北海道でっかいどう(その6)晴れた摩周湖、タンチョウとエゾシカの森
北海道でっかいどう北海道でっかいどう(その5)知床旅情ケイマフリ、ケイフマリではありません。
北海道でっかいどう(その4)北の漁港ウトロ
北海道でっかいどう(その3)オシンコシンでイオンシャワー
北海道でっかいどう(その2)近くて遠い、オホーツクの海
北海道でっかいどう(その1)網走番外地
北海道でっかいどう(前書き)
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最終日の釧路湿原に向かうため、阿寒で一泊しました。

ホテルのすぐ前が阿寒湖。

朝の阿寒湖は霧にけぶっていました。



阿寒湖の三匹


湖畔には猫の住処があるようでこの三匹は常連さんみたいです。


いよいよ釧路湿原へ

釧路湿原は日本最大の湿原です。
世界遺産に指定されており、自然保護のため遊歩道のある区域以外、勝手に中に入ることはできません。
展望台から眺めるだけです。



かつて釧路湿原はタンチョウヅル繁殖地でした。
その後タンチョウが国の天然記念物に指定され、繁殖地域を拡大。
昭和33(1958)年タンチョウに限らずに希少鳥獣生息地として国指定の鳥獣保護区へ。
昭和55(1980)年ラムサール条約登録。昭和62(1987)年国立公園に指定されました。

展望台のある場所は国土地理院の三角点が!


かつての観光開発なら、そこに道路を通し、売店やホテルを立て商売することを優先したでしょう。
釧路湿原もまた一つ間違えればそうなってもおかしくはなかったのです。
しかし、時代がそれにNOということを許しました。
その結果、南北36㎞東西25㎞の湿原がそっくり手つかずのまま保全されることになりました。
余談ですが、平和でよかった、と思うのはこういう瞬間です。

現在はタンチョウの数は増え、逆に制限しなければならないシーンも増えたため、以前のように人工の餌やりはやめているとのこと。
そのせいで、昔ほどタンチョウを見ることはなくなったようですが、
釧路市のシンボルは、現在もタンチョウツルです。

お買い物をしたショッピングセンターのスタンプカードも


空港もツルがお出迎え


釧路湿原で食べたアイスクリームもタンチョウバージョンでした


今も国道沿いの森や湿原には野生のツルがやってきます。

生態系を崩さず、お互いに干渉し合わない距離で過ごせたら良いと心から思います。
ツルの恩返しでも約束を破ったのは人間の方でしたからね。

夏の北海道旅行はこれでおしまいです。
また行きたいな。
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北海道でっかいどう(その6)晴れた摩周湖、タンチョウとエゾシカの森
北海道でっかいどう北海道でっかいどう(その5)知床旅情ケイマフリ、ケイフマリではありません。
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北海道でっかいどう(前書き)

北海道でっかいどう(その6)晴れた摩周湖、タンチョウとエゾシカの森

2017-09-05 | 旅行、おでかけ
北海道でっかいどう北海道でっかいどう(その5)知床旅情ケイマフリ、ケイフマリではありません。
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北海道でっかいどう(その2)近くて遠い、オホーツクの海
北海道でっかいどう(その1)網走番外地
北海道でっかいどう(前書き)
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北海道旅行2日目、

知床遊覧から、霧の摩周湖へ向かいます。

今回の旅行で心配だったのはお天気でした。
旅行前の予報では雨か曇り...

ところがここまでなんと雨はやり過ごして、時には暑いくらいの晴れっぷり❣️
途中の硫黄山、アトサヌプリではもうカンカン照り


上からも下からもあっちっち


と、ここまで書けばおわかりですね。
そうなんです。

摩周湖はピーカンでした。


世界有数の透明度を誇ります。
しかし一年のうち100〜150日は霧が発生していて、
かの昭和天皇陛下も来訪のたびに霧が湖を覆い、生涯摩周湖の全景をご覧になれなかったそうです。

というわけで
昭和天皇陛下もご覧になれなかった晴れの摩周湖。(観光客のガヤはご愛嬌です)



摩周湖の透明度は、この湖の立地が大きく関係しています。
他の湖と違い、接する河川が全くありません。このため生物の生息に必要な有機物質がほとんど流入せず、
通年の水温も低いために、微生物は繁殖しにくいのです。
観光地として有名ですが、本来は孤高の湖なんですね。
初めてこの湖を訪れた人は、そこに美しい近づきがたい人の姿を見たに違いないと感じました。

北海道の夏は短いのです。
その短い夏の間に花は咲き、動物たちが子育てをします。
密度の濃い命の時間が、観光地として整備されている道路や施設のすぐ隣で流れています。

移動のバスの中から見たのは
エゾシカの親子とタンチョウのご夫婦。







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北海道でっかいどう北海道でっかいどう(その5)知床旅情ケイマフリ、ケイフマリではありません。
北海道でっかいどう(その4)北の漁港ウトロ
北海道でっかいどう(その3)オシンコシンでイオンシャワー
北海道でっかいどう(その2)近くて遠い、オホーツクの海
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