横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ晴れ時々ランニング、更新随時

お菓子のホームラン王

2022-01-11 | 今日はこれをいただきます

今日のタイトルを見てはた!と懐かしんだあなたは昭和の高度成長期世代に違いない。

妹Rから『懐かしいものいただいたよ』と御福わけしてもらったのは

東京自由が丘亀屋万年堂のナボナ

巨人軍の王選手…と言ったところで歳はバレ、なんてね。

当時今のお大谷翔平さんや羽生結弦くん並みに人気があったのが巨人の王、長島ってくらいだから

両巨頭のうちの一人が東京都はいえ、郊外の一菓子店のCMに出るというだけでも話題沸騰。

その商品は洋風どら焼き。本格的なスポンジ生地におしゃれなチーズクリームを挟んだ画期的な一品でした。

今でこそお菓子にチーズを使うのは当たり前ですが、当時チーズが苦手な人も多く、

さらにチーズはれっきとした食事のアイテムであってお菓子に使うなど日本国中ほとんどの人が想像だにしていなかった頃。

チーズクリームと言っても今時のクリームチーズとは違い、上質のふんわりしたバタークリームにプロセスチーズがつぶつぶ食感を残して絶妙に混ぜ込んであるものでした。

食感や好みによる好き嫌いはあったでしょうが

このつぶつぶ感とフワッとしたスポンジどら焼き?のコンビネーションは給食でチーズを食べ慣れた小学生たちの舌を確かに直撃。

さらに普及し始めたテレビCMをいち早く取り入れて

王選手(現王貞治東京2020オリンピック野球日本代表特別顧問)に「お菓子のホームラン王」と言わしめた戦略は見事に当たり❣️

元々地元自由が丘近辺でちょっとおしゃれな手みやげという評判の口コミの輪を一気に全国区へと導いたのでした。

そのCMがこれだ!

当時は確か、チーズクリームとママレード?の二種類。

今ではショコラオレンジ、パイナップルクリーム、ご当地シリーズのあんバター、薩摩芋バターなどヴァリエーション豊富に。

聞けば色々大変な時期もあったそうでそれを乗り越えたのさすが老舗亀屋万年堂の底力かと。

社名を背負う商品が世代を超えて愛されていくのはステキ。

やっぱりナボナはお菓子ホームラン王だね!

いただきます❣️