見たかったのは14年の歳月をかけて修復された五百羅漢図。
全部で50幅
(うち最後の1幅は長年行方不明でした。ところが、
去年エルミタージュ美術館に保存されていることが明らかに。)
教科書でしか見たことのなかった絵が実際に拝見できるなんて!
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時は、
鎌倉後期から室町時代。
東福寺には当時の最先端技術や工法、製品、食品が大集合。
お坊さんはバイリンガル。
今のお寺のイメージで考えたら想像できない国際大学または
海外情勢から最新の工芸、書物を備えた総合研究所みたいなところでした。
(政治が結びつきたがるわけよねー。)
絵の技法も書も然り。
現代にも通じる構図や表記もまたこの時に宗から伝わったのだそうです。
(もうどんだけ〜!!)
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ともあれ国宝のオンパレード。
最近、こういう展示も色々と工夫されていて音声案内を借りられたり、
表記の方法も分かりやすくなっているだけでなく
写真撮影ができるエリアもあるのよ!!
例えばこれは東福寺の有名な通天橋を再現したエリア
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実物大の仏像の手
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最近の展覧会は、資料の文言を紋切り口調で並べただけ、
こういう展示を見るんだったら少しは学習してこいや!
って感じの一方通行のレイアウトが少なくなってます。
実際にとってもわかりやすく共感しやすく、
気がつけば2時間弱!!たっぷり楽しむことができました。
東京展は明日5月7日までだけど、
京都で2023年10月7日から12月3日まで巡回展。京都国立博物館にて。
音声案内は借りた方がよりわかりやすいです。
展覧会公式サイト https:// tofukuji2023.jp
当日チケットの柄は何種類かあるみたい。
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