横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

十五夜

2017-10-05 | 日常茶話
4日の晩はお月見しましたか?



横浜は雲がありましたが、顔を出してくれました。

十五夜のお月見はよく知られていますが、江戸時代はもう一つ、11月の十三夜のお月見とセットで考えられていたそうです。
片方だけのお月見を、片月見と言って縁起が悪い、両日のお月見をして満願というわけ。

発祥は諸説ありますが、花街吉原説が有力。
花魁が馴染みのお客さんに通ってもらうための方便だったそうでありんすよ。

「ねえねえ、また一緒にお月様見たいな♪ハート♪」て感じのメールならぬ手紙をもらい、
「満月は両方セットで見た方がご利益があるらしいからな」みたいな言い訳を自分にしつつ
いそいそとお馴染みの彼女の元へ‥

それがいつしか市井に広まり、両方を楽しむことが「『粋』じゃねえか」とトレンドに。

11月の十三夜は今年、11月の1日です。
江戸の風流にあやかって、
晴れたら夜空を見上げて見てもいいかもね。





横浜生まれの

2017-10-04 | 横浜ラブ
崎陽軒横浜本店

あらためて見ると船の舳先にもみえます。

この建物は平成生まれ。

以前こんな感じでした。
このビルが竣工する一年前(1954年)にシウマイ弁当が誕生しました。

Q:え?じゃあ、崎陽軒て何屋さん??
A:お弁当屋さんです。

明治41(1908) 年、初代の横浜駅(現桜木町駅)構内での駅弁販売から始まりました。
のちに崎陽軒の代名詞となったシウマイの販売は昭和16(1941)年から。

やっぱり美味しい赤いパッケージ