@映画から見える世の中の動き 「American Chaos 2018」 米国の大統領選挙への期待
これは大統領選挙「共和党トランプvs民主党クリントン」の選挙戦を捉えた映画。 米国国民の望む大統領とは。
多くの期待を背負った今回の⼤統領選挙、現実を捉えるべく特に地⽅の国⺠にインタビューしたドキュメンタリー映画。 歴代⼤統領の功績から⼈々は今の正論的政治に疲れ(⾔葉の巧さ、⾔葉だけのまやかし)、退屈になっており、多くの国民が変化を期待した。「American first. Make America Great Again」のスローガン は正に1950年代からのアメリカンドリームの再興を期待してる⼈が多い事だった。 「今までの保守的政治・政策について即座に⽌める事だ」の一言は大きな波紋として結果を出した。
「これからの大統領にはどちらが良いのか、クリントンの今までと同じ政治か、挑戦的なトランプか、当然トランプだ」、「⼤統領に様々な政治及び軍隊の経験が必要なのか、我々の期待は従来通りの政界保護的政策のままのクリントンか、 無いものを新たに作り昔よりより豊かさを期待できるトランプかだ」。
都会より⽥舎の状況は最悪となりつつ、そこに希望はあるのか、クリントンよりトランプ を選ぶ理由はここにある。多くの国民は、錆びれた⽥舎、昔栄えた⼯業都市と産業の再興を期待、仕事と⽣活の豊かさを求めている。トランプのビジネス・マインドは、正に誰もが成功できる⽅法を享受でき、シェアし、その復活を期待できると思っているからだ。 それに比べ「クリントンは⾦と権⼒の維持しか考えていない、それはアメリカが良くなるとは思えない」。 保守的な政治家、それに絡み付く政界関係者等はもう信頼できなくなっており、 ⺠主党から共和党、 「デモクラシー」への疑問が地⽅の声から一気に大きな波となり盛り上がった。 結果、トランプの優勢、勝利へと繋がった。米国国民の期待は、行動力のある政治家であり、従来とは違った見方から切り開くであろう政治家を選んだことに繋がっている。 日本の政治はどうだろうか。特に地方の期待・復興は今後形・結果となって出てくるだろうか。 言葉の巧みさばかりではなく「政治家の行動力」に期待するばかりだ。